2012年9月 6日

CLOSE TO YOU第4章あとがき

「夏休み企画」と題しておきながら、すっかり9月にずれこんでしまいましたが(あ、でも、大学生はまだ休みだよね)、やっとどうにか「CLOSE TO YOU」の第4章が完結しました。
まず、すばらしいお題を提供してくださった、ひょーたんさんにお礼を申し上げます。
数年前に、このお題を三里さんのブログで最初に見たとき、都市に関するお題がいくつかあったので、ちょうど考えていた彩音のニューヨーク滞在編に使いたいなと思っていたのですが、なかなか果たせずにいました。

「彩音がニューヨークで新作の絵に熱中するあまり、琴音さんのことを忘れてしまう」という大筋は、そのときから決まっていたのですが、そのドキドキ感を表わすようなお題もあって、それをどうストーリーにはめこむか。ジグゾーパズルのような楽しさがありました。

版画に関しては、西宮にある版画家・笹倉鉄平の美術館に二度ほど通いました。A.P.や、P.Pの意味についても館員の方に親切に教えていただきました。
すっかりシルクスクリーンものを透明な美しさに惚れ込んでしまい、一枚買いたいなと思っているところです。私にとってはかなり高い買い物になるので、二年計画くらいでがんばります。

アンジーとのキスシーンの回では、彩音に轟々たる非難をいただきました(笑)。
みなさん、やはり浮気がお嫌いなのだなと思いました。もちろん私もですが。
実は、わがサイトの小説には、ヒーローがヒロイン以外の女性に言い寄られる場面が、とても多いのです。一作品に一回は出てくるのではないでしょうか。
でも、言い寄られて多少は心が揺れるものの、きっぱりと拒否する。時には相手への気遣いも忘れない。これが私的には、萌えポイントなのですね。

恋をしても結婚しても、異性との接触はあります。まったく誘惑がないというのは現実的なことではありません。魅力的な男女である限り、誘惑、互いへの疑惑や嫉妬とは、決して無縁ではいられないでしょう。
そういう葛藤にどう対処するかに、人間の本性が試されるのだと思います。

彩音も、まだ二十歳になったばかり。今回の過ちは赦していただいて、これからに期待してくださいますように。いつか、また第五章でお会いできればうれしいです。

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