祭りを終えて
土曜日に大切な約束をしていたことを完璧に忘れ、すっぽかそうになりました。ペンギンフェスタ終了と移転の翌日で、少し疲れていたかもしれません。
夫は「いつものこと」と私のソコツぶりには驚かない様子。責任感があるようでない私の性格を結婚以来25年間(最初に会ったときから数えれば38年間)見続けて、的確に把握しているようです。
思えば、私ほど矛盾だらけの性格の人間もありますまい。歯を食いしばってでも、ひとつのことをやり遂げる一方、飽きっぽくてすぐに投げ出す。
ひとりでいるのが好きなくせに、人から誘われないと寂しいし、誘われると喜んで出かける。
押しの強い人間に見える一方で、実はめっぽう人間関係に弱く、相手の懐に飛び込めない。他人の領域にどこまで立ち入ってよいかがわからないのです。迷惑に思われているかもしれないと思うと、最初の声はかけても後はすっと引いてしまうので、ひどく冷たい人間に見えていることでしょう。
こういうタイプは、リーダーに向いていないと思います。下手に何かを始めると、ひとりで背負い込むか、他人の言いなりになるかのどちらか。ああ、もうこれは、PTA会長のときの苦い経験です。
「ペンギンフェスタ」の主催者となって、このもっとも苦手な分野に取り組んだわけですが、正直なところ、どこまで押していくべきか、絶えず大きな迷いがありました。もっとたくさんの人に知ってもらうべきテーマのお祭りだったのに、そこまで行かなかったとしたら、それは私の自信のなさと押しの弱さが原因です。
ところが、今回はいつも助けてくれる人が現われました。常連さまはもちろん、それまで親しいお付き合いではなかった方々が、協賛者を紹介してくださったり、宣伝してくださったり、アイディアをくださったり。さすがにあつかましいよなあ、と思いつつもお願いしたら、こころよく引き受けてくださったりの連続でした。他サイトのお祭りに、ここまで身を粉にして協力してくださることが信じられませんでした。主催者の独り相撲で孤独に陥ったり、拒絶されてイヤな思いをしたことが一度もないのです。
正直なところ、私のへたくそな舵取りに全く左右されない情熱が、この祭り全体を動かしていたような気がするのです。それが何なのかはわかりません。「地球・環境・自然」という今日的なテーマへの関心の高さでしょうか。
参加者・関係者のひとりひとりにお礼を申し上げたい。これほど礼儀正しく、忍耐強く、人間的に成熟した人々を私は知りません。
(親指をぐっと上に突き出して)あんたたち、最高だ!
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