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EWEN

EWENUあとがき


 「EWENU」を最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

 本編よりはるかに長くなってしまったこのシリーズは、エピソードも20を越え、まだまだ続きそうな勢いでしたが、ここでいったん閉じたいと思います。
 閉じる理由はいろいろあるのですが、まず第一は、サイトを開くときに書き溜めていたストックをすべて使い果たしたということ。 それゆえ定期的な更新が次第に滞ってしまったことです。
 ある意味、当初書きたいと思っていたことはすべて書きつくしたと言ってもいいでしょう。
 もうひとつの理由は、小説の中の時間が現実を追い越してしまったこと。
 円香の出産は、2003年8月17日ということになっています。それまでに地球が滅びれば、これはありえない話になってしまうでしょう(笑)。
 NYの同時多発テロ以来、何が起こるかわからないという不確定な時代に私たちはいます。このお話は現実感を持ち続けたいゆえに、実際の世界で起こった出来事とはきちんとリンクさせたいのです。
 最後の理由は、ユーウェンとディーターが人格を一にした以上、もうユーウェンという名前の存在は消滅したことになります。これでは、「EWEN」というタイトルを使えないだろうなと考えてしまったのです。

 それにしてもこの作品は、作者の予想を大きく超えた多くの方に、登場キャラが愛されたことを感じています。
 円香とディーター、そしてユーウェンはさまざまな方にイラストを描いていただき、また短編や詩をいただきました。
 本当に感謝いたします。
 とりわけユーウェンが意外なほど読者の方の支持を得て、それにつられて私の中でもキャラがどんどん育っていくという不思議な体験をしました。
 ヤツは幸せ者だと思います。

 いったんここで筆を置くわけですが、彼らは実は私の家のそばにちゃんと生活してるのです。もちろん実在の人物というわけではなく、私の頭の中の空想ですが。
 なので、これからも彼らのエピソードはどんどん増えていくでしょう。
 聖(ひじり)くんがどんなにかわいく成長するか、ドクトル・フキがどんなにはちゃめちゃな騒ぎを起こすか、また円香が臨床心理士としてどう活動するのか。 はたまたユーウェンの人格を併せ持ったディーターは、いったいどんなキャラになってしまったのか。
 とても書きたくてたまらなくなったら、またEWEN3(このタイトルを使うかどうかは未定ですが)を書くときが来るかもしれません。
 それまで、キリリクや特別企画という形では、ほそぼそと書いていこうかなとも思います。あまり完全に終わってしまうと、いちばん寂しいのはこの私なのです。
 愛読してくださった皆様。どうか、心のほんの片隅にでも、円香やディーターたちのことを覚えていてくだされば幸いです。


 もしよろしければ、読んだご感想をお聞かせください。
       2003.3.12           BUTAPENN

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