2014年12月 3日

OPP2始動

本当にごぶさたしております。
思い出したように作品の更新があるだけで、なんの音沙汰もなかったサイトですが、ようやく動きがありました。

12月1日から来年2月末まで、Other's Plot Plan 2(略称OPP2) が開催されます。
opp2-banner.jpg ←会場へはこちらから

「誰かのプロットを自分が書いたらどうなるのか」「自分のプロットを誰かが書いたらどうなるのか」

そういう興味から始められたこの企画は、今年で第二回目になります。管理人は、恵陽さんから綿子さんに交代しましたが、今年もとても楽しく、プロットの勉強をさせていただきました。
BUTAPENNは、今年も懲りずにプロット部門に参加させていただき、自プロットと、いただいたプロットの二作品で参加しています。
例年どおり体調を崩す夏を経て、秋から冬にかけてのオフの多忙、家族の介護と、綱渡りのような毎日の中で、なんとかギリギリに書きあげました。

どちらも約30枚ちょっとの短いものです。
自プロット作「「川、滔々と流れ」は、ローマ帝国が舞台です。前々から腹案はあったのですが、「月の戦士」の資料本を読んでいたときに設定が固まりました。
いただきプロットのほうは、「羊飼いの見た夢」というタイトルです。恵陽さんからいただいたプロットは学園もののはずなのに、いつのまにか、あらら…というお話です(笑)。

「川、滔々と流れ」はこちら

「羊飼いの見た夢」はこちら

よろしかったら、お読みくださって、感想などをお寄せください。
あとがきめいたものは、また機会を改めて、このブログに書きたいと思っています。

自プロットの参加作品四作をざっと読んだかぎりでは、「同じプロットなのに、よくぞこれだけ…」とうなるほど、コミカルありシリアスあり、悲恋ありハッピーエンドあり…と、さまざまなお話に仕上がっていて、とにかくすごいのひとことです。

会期は三か月あるので、どうぞ、ごゆっくり楽しんでください。

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2014年1月 3日

オンライン文化祭2013が終わりました

新年あけましておめでとうございます。

年末は、もういろいろなことに力尽きてしまって、何も告知のないまま、本サイト、携帯サイトともにお休みに入ってしまいました。

「オンライン文化祭2013 ―帰―」の感想ツイートだけは、かろうじて間に合いましたが、いただいたメールへの返信はできずに、会期が終了してしまいました。

このブログの末尾に感想への返信を載せていますので、メールで感想をくださった皆様はご覧くださいますように。

このお祭りに、BUTAPENNは、小説部門に「ただいま!」、メディアミックス部門に「たねや植えけん」で参加しました。
もし、まだお読みでないかたは、どうぞ。併せて、会場や感想まとめページにもお越しください。

「ただいま!」
「たねや植えけん」(サウンドノベル・音声が出ます)
「オンライン文化祭2013 ―帰―」
オンライン文化祭2013―帰―感想まとめ togetter
「ただいま!」は、文化祭のテーマが「帰」だったことで、どうしても帰れない話をいろいろ考えて、最終的にこれになりました。前年の参加作品が非常に重い話だったので、今年は反対方向のコミカルにしようと決めていました。楠沢さんが「守備範囲が広い」とおっしゃってくださり、恐縮です。
招夏さんの「魔王ゼファーの息子じゃないよなー」は、まさに当たりで、雪羽の設定では書けない「父子バトル」の未来を書きたくなってしまったのです。
また、koharuさんの「この帰宅バトルって、将来的に魔王を継ぐことになるかもしれない息子のレベルアップを願ったご両親の計略だった……なんてことはないですよね。」と、かなり核心にせまる鋭い指摘をしてくださいました。この父ちゃん母ちゃんはただものではありませんからね。

吉田ケイさんの「続編へ続きそうな感じ」は、まったくその通りで、実は続編を意識しています。
森戸玲さんの、「リョウの学校生活を読んでみたい」とのリクも、ありがたく頂戴しました。
山仙さんに見抜かれてしまったのですが、「小説家になろう」っぽい話を目指してもいました。いずれ構想が膨らんだら、長編化して連載したいと考えています。今はこれ以上連載を抱える気力があるか、疑問なのですが…。
いずれにせよ、猫さんが感想に書いてくださった、
「「人間である部分と魔族である部分が共存している。」のならば、そのままに――(中略)――「平和な時代」を導いて貰いたい」
を大切な中心テーマとして、書いていきたいと思っています。

「たねや植えけん」は、巻末資料にも記したとおり、読売新聞日曜版の「名言巡礼」という、宇喜多秀家に関する記事を見て、「これだ」とインスピレーションを受けて書き始めました。
サウンドノベル制作に関しては、資料集め → 八丈島の風景写真さがし → BGMさがしという順番で行い、ビデオ制作ソフト「AVS4YOU Video Editor」を使って作業しました。
作業の手順は、BGMの長さに合わせて、写真と文章をあてはめていくもので、音楽と場面転換をぴったり合わせるのに、一番神経を使いました。

複数の方に指摘いただいたのですが、文章のスクロールの速さが違い、場面によっては速すぎて読みにくい部分があったそうです。これは、限られた音楽の中に長い文章を無理に押し込んだためで、もっと文章を削るべきでした。これからの反省にしたいと思います。

梅(b^▽^)bさんと、招夏さんの感想にあったとおり、NHKの「歴史秘話ヒストリア」や、大河ドラマのエンディングの「〇〇紀行」のようなイメージでノリノリで(笑)作っていました。作りながら自分で泣いてしまうこともしばしばでした。音楽と映像の相乗効果は、つくづく偉大だと思いました。

実は、この話は、ひとつだけウソをついている部分があります。
このストーリーの流れでは、
「漂流した漁師から、岡山城主の名を聞き、「運のよいやつめ」とやっかみを見せる」、そのあとで「「徳川家の禄を食む気持ちはない」と、いさぎよく徳川の恩赦を蹴る」エピソードに続きますが、実際の歴史からいえば、後者のほうが若いときの話であり、前者のほうが老齢になってからのエピソードです。
時系列順に話を並べると、「達観したつもりでも、年老いてもなお忸怩たる思いがあったのか」という寂しい結論になってしまうようで、あえて順番を逆にしました。
でも、実際そうだったのだと思います。いさぎよく運命を受け入れて静かに過ごしつつも、故郷の城を元の家臣が治めていると知れば、心穏やかではいられない。その気持ちの揺れが波のように寄せては引いていく、それが、人間の心のありかたであるのでしょう。

豪姫の前田家が、明治になるまで援助を送り続けていたことや、八丈島に、ふたりの像が並べられていること。知らなかった歴史を、今回たくさん知ることができました。
今年の大河ドラマ「軍師官兵衛」にも、宇喜多秀家が登場するかなと楽しみにしています。

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2013年9月22日

「Antivirus Professional」の削除方法

「Antivirus Professional」など、さまざまな名を持つ偽セキュリティ対策ソフトが猛威をふるっているようです。
yahooやGoogleなどで検索して、たまたまクリックしたサイトが、たまたまこのウィルスに汚染されていたら、それだけで、このソフトが強制ダウンロードされてしまうという、いわゆる「トロイの木馬」系のウィルスです。

感染すると、いきなり英語オンリーの画面が立ち上がり、「このコンピュータは、これこれのウィルスに汚染されています」と脅されて、ウィルスを駆除するために、対策ソフトを買うように強要する。ウィルス駆除ソフトを装った悪辣な仕掛けなのです。

悪質なのは、いくら「閉じる」ボタンを押しても、何度でも現れることです。自分が消されることを防ぐために、あらゆる手段を使ってパソコンの管理ツールも妨害してきます。英語だし、わけがわからなくなり、ウィルスを駆除するためならと、つい買ってしまう人も多いそうです。

夫のパソコンが、このソフトにやられてしまい、ゆうべは夜中の二時までかかって駆除するハメになりました。
ほんとに腹が立つので、みなさまに注意していただくためにも、私のとった対策方法をメモしておくことにします。

参考にしたサイトさまは、こちら→ 「Disk Antivirus Professional」の簡単削除手順

まず、一番オーソドックスな対処方法です。、

1)パソコンをセーフモードにする。
電源をONしたときに、F8ボタンを長押しすれば、セーフモードになります。

2)デスクトップに現れた「Antivirus Pro」のショートカットアイコンを右クリック → プロパティをクリック →
「ファイルの場所を開く」をクリック → ファイルの入っているフォルダごと削除

というものです。

ところが、パソコンをセーフモードにしたとたん、パソコンが自動的にシャットダウンしてしまう!
これぞ、悪質ソフトの仕業。自分を消されないために、最新型には、再起動を妨害する機能が付け加えられたらしいのです。

このやり方では、もはや対処できない。では、次の対処方法です。

参考サイトさまは、こちら → Antivirus Security Proウイルス駆除 セーフモードに入ると再起動の妨害!?

1)迷惑ソフトの起動画面で「Buy Full Edition」をクリックします。つまり、いったん買うふりをするのです。
2)$79.99などの選択肢が示されますが、それは無視して、画面の左下にある「I already have activation key」をクリック
3) コードを入力するように要求されるので、下記のサイト(英語版)に「copy paste this code」と記されている赤い文字列を入力
http://siri-urz.blogspot.jp/2013/08/antivirus-security-pro.html
4) インストールされ、スキャンが始まりますが、気にせずに、
Windowsのスタートメニュー → [すべてのプログラム] → [Antivirus Security Pro] → [Uninstall Antivirus Security Pro] でアンインストールできます。
もし、デスクトップにアイコンが残っていたら、右クリックで削除します。

これで、うちは削除完了しました。
レジストリキーも削除したほうがよいようですが、うちはしていません。
さっそく、正規のセキュリティソフトを最新版に更新して、チェックスキャンしました。

もともと、今回のトラブルは、あたりまえの対策をとっていれば、防げたものだそうです。私も夫のパソコンにまで気が回らず、忙しさにかまけて、つい不注意になっていました。

あたりまえの対策とは、

・セキュリティソフトをきちんと入れ、いつも最新版に更新しておく。
・WINDOWS UPDATE は定期的に実施
・Java、Adobe Reader、Flash Player などのソフトは、いつも最新状態にしておく。

こういう悪質なソフトにひっかかるのは、時間の無駄、ストレスのもとです。みなさまも、ぜひお気を付けくださいますように。

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2013年7月12日

著作権延長は誰のためか

日本のTPP協定交渉への参加が決定しました。
7月15日から25日までマレーシア・コタキナバルで開かれる拡大会合で、日本はぎりぎりの初出席が予定されています。

TPPに関しては、多くのメリット・デメリットが議論されていますが、離陸してしまった以上、少しでも不備な部分を改善していくために、国民全体が活発に議論に加わる必要があると思います。


さて、TPP参加決定で懸念されているのが、著作権の問題です。
TPP交渉で、日本は著作権保護期間を現行の50年から70年程度に延長するように欧米から求められる懸念があるのです。

米国の著作権延長の圧力
アメリカは、ディズニーアニメなど息の長い映画作品を抱えており、日本にも著作権期間の延長を求めるとみられています。国際収支をみると、日本は著作権収支で年間5000億円の赤字国で、支出先の6割以上が米国です。

米国は、さらに法人著作権を95年に延長する法律を制定済みであり、これは「ミッキーマウス」の著作権切れを防ぐためだと言われていて、「ミッキーマウス保護法」と揶揄されるそうです。
米国はさらに、世界各国にも著作権を延長するよう圧力をかけていて、日本も映画著作物に関しては、著作権期間を70年に延長しました。

著作権期間の「個人の死後または法人の公表後50年」を維持している国は、日本のほかに、カナダ・ニュージーランド・中華民国があり、日本はそれらの国々と連携して、著作権問題にあたることが重要だと考えます。

電子書籍業界への打撃
吉川英治、柳田国男、室生犀星らの作品は、昨年末に著作権保護期間が切れ、今年から自由に使えるようになりました。
こうした著作権切れの古典の名作は、青空文庫などでテキストファイル化され、電子書籍の普及に大きく貢献しています。

しかし、これらの作品も、著作権期間が70年に延長されれば、また数十年先まで読めなくなることは必至で、せっかく軌道に乗ったばかりの電子書籍業界にも打撃を与えそうです。

書籍のデジタル化が遅れる
著作権の延長によって、「著作権の所在が不明な「孤立作品」を人為的に大量発生させただけだ」と言う批判も、米国内で起こっています。

日本の国会図書館では明治期の本の著者のうち70%強が権利者の没年や連絡先が不明といわれていて、期間延長によって、図書館の蔵書デジタル化がさらに遅れることが懸念されているそうです。

(以上のソース:日本経済新聞 http://www.nikkei.com/article/DGXDZO54918090R10C13A5TCJ000/、
ウィキペディア「著作権延長法」))

ジェネリック薬も危機
同じ、知的財産の保護に関連して、ジェネリック薬の製造・販売が妨げられる恐れもあります。
このことに対して、「国境なき医師団」は強い懸念を表明しています。途上国でジェネリック薬を利用している数百万人の患者の治療に影響が出る恐れがあるというのです。
(国境なき医師団日本 http://www.msf.or.jp/news/2013/07/6133.php)

TPP交渉参加に関する意見募集
さて、TPP交渉に関連する業界団体への説明会などが活発に行われているようですが、説明会に招待されなかった団体にも、メールで意見を提出する方法があります。

TPP政府対策本部・TPP関連情報
http://www.cas.go.jp/jp/tpp/tppinfo.html

〆切は7月17日(水)までです。
団体名を記入する必要がありますが、TPPに関して意見をおもちの方は、ぜひこの機会を活用なさってください。
【7/13追記】個人でもメールを送れるそうです(青空文庫の掲示板を参照)。


【7/13追記】
いくつか有用な記事をリンクしておきます。

青空文庫 「著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名」 (署名運動自体は終わっています)
山仙さんの、「著作権は誰のため」
朝日新聞デジタル「WEBRONZA」 「著作権保護期間の延長は科学研究を阻害する」

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2013年3月25日

チェルノブイリの翻訳が公表されました

日本学術会議より、「チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の記録」が今朝公表されました。
2011年の原発事故直後に立ち上がった翻訳プロジェクトで、山仙さんも末端で関わっておられたため、当ブログでも翻訳ボランティアの呼びかけを行い、ここからお手伝いに応募してくださった方もおられました。

あれから二年、膨大な翻訳が、とうとう形になったのですね。
森林の放射能汚染や、放射性プルームや、汚染が降雨に左右されることなど、知っていたら有益な情報が、ここにはたくさんありました。
今からでも決して遅くはありませんが、それでも、もし前もってこれが翻訳され、多くの人の目に触れていたら、事故後の対応は少しは変わっていたでしょうか。

ともあれ、たくさんの方々の労苦が実ったことをお祝いしたいと思います。
山仙さんも、どうもお疲れ様でした。

お読みになりたい方は、次の手順で手に入れてください。

日本学術会議のHP
トップニュース
「チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の記録を公表いたしました。(平成25年3月25日) → 本文はこちら」
から入る。

日本学術会議「記録」のページに入り、第三部2013-03-25 「原発事故による環境汚染調査に関する検討小委員会 チェルノブイリ原発事故による環境への影響とその修復:20年の記録」


いずれも、PDF形式です。

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2012年11月30日

サイト年末進行

アルファポリスの「青春小説大賞」が、もうすぐ終わります。
私は「プラットホーム」で参加していました。せっかくだから、景気づけに一話か二話くらい書こうと思っていたのに、全然書けませんでした。
にもかかわらず、投票してくださった方、本当にありがとうございました。

さて、「伯爵家の秘密」の番外編「伯爵夫人の涙」を突発的に集中連載しています。
さすがに、このお話は拍手が多くて、びっくりします。前半はかなり、やきもきする展開でしたが、すぐに、いつもの展開に戻りますので、ご安心ください。

さて、この連載が終わると、いよいよ「月の戦士」の連載を始めたいと思います。
11月末に連載開始と言っていたのに、計画倒れで申し訳ないです。今度こそ、なんとか年内連載だけでも、こぎつけられればよいのですが…。このごろ「有言不実行」ばかりで、自分に自信がないなあ。

12月3日からは、いよいよ「OPP(Other's Plot Plan)」が始まります。
参加者が互いにプロットを交換して、どれだけ違いが出るかを比べるという企画です。しめきりが近づくにつれ、会場掲示板やツイッターが阿鼻叫喚の巷と化しておりましたが、なんとか皆さん脱稿にこぎつけたようです。
12月3日、ぜひ会場にお越しください。BUTAPENNも、人様プロットと自プロットの二作で参加します。
自プロットがどう料理されているか、今からわくわくしております。

OPP会場はこちら

「オンライン文化祭2012 ―熱―」も、まだまだ続いています。
「余燼」への感想もたくさんいただきました。
ご感想への返信を書きましたので、どうぞ、「続き」をクリックしてください。

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2012年11月11日

熱がテーマ

11月3日から始まった「オンライン文化祭2012 ―熱―」(吉田和代さん主催)が、盛り上がっています。


BUTAPENNは、小説部門には「余燼」という短編で、メディアミックス部門にはビデオポエム「熱」で参加しています。

 → 「余燼」  
 → 「熱」

「余燼」というのは

(1)火事などのあとに燃え残った火。くすぶり。燃えさし。
(2)事件などが片付いたあとになお残る影響。
三省堂「大辞林 第二版」より

という意味でして、事件が解決したあとに、なお判然としないものが残るというミステリを書いてみたくて挑戦しました。結果はご覧のとおりですが、こういう企画では、挑戦することに意義があるのですよね。

「熱」は、NHKが無料で素材として提供しているビデオライブラリの中からいくつかお借りし、自作の詩と音楽素材を重ねて編集してみました。1分30秒あまりの短いものです。
作っていて、とても楽しかったです。

例年にまして、積極的に感想が飛び交う賑やかなお祭りになっています。ツイッターでは、早くも全評を達成した方もおられます。
→ ツイッターのまとめがあります。togetter 感想まとめ
どうぞ、みなさまも会場をお運びになり、すばらしい小説、イラスト、マンガなどの作品をご堪能ください。

BUTAPENNへ、メールで感想をくださった方々への返信を、載せておきます。
「続きから」をクリックしてください。

最後になりましたが、アルファポリスの「青春小説大賞」への投票してくださった方、ありがとうございました!

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2012年10月29日

読書バトンです

「風花亭」のkoharuさんから、「読書バトン」をいただきました。
本当は、もう9月にいただいていたのですがまったく気づかず、GBさんが「読書バトンリンク集」を作ってくださったというツイートを今日見て、ようやく発見しました。ありがとうございます。

「読書バトンリンク集」はこちら。
koharuさんはじめ、他の方々のバトンもそこから飛べます。

さて、自分の恥ずかしい読書歴をさらす「読書バトン」。偏っているなあ。しみじみと。
子どものころから、日本のお話よりも海外のお話に夢中になるほうでした。日本の小説はあまり読んでいないのですよ。やっとまんべんなく読むようになったのは大学以降です。


1:今読んでいる本は?
三浦しをん「まほろ駅前番外地」
実はこのごろ、ツイッターでつぶやかれている本を図書館で借りることが多いです。自分では絶対にたどりつかない本に出会えるので、とてもありがたいです。これも、そんな中の一冊。「まほろ駅前シリーズ」は、便利屋を営むワケあり男たちのコンビが出会う事件と、町の人たちの交流の様子がほのぼのと描かれていて、なかなかのおすすめです。

2:就学前にハマった本は?
これが難題でして。
自分が読んだ絵本と、子どもたちに読んでやった絵本をごっちゃになって記憶しています。
とりあえず、名作絵本と呼ばれるものは、だいたい読んだはずですが、その中でアンデルセンの「白鳥」は、「イラクサを編んでみたい!」と強烈に思った覚えがあるような。
印象が強かったのは、「ひゃくまいのきもの」。「ギャラクシー・シリーズ」でも登場させました。めでたしめでたしの絵本よりは、こういうほろ苦い終わり方のほうが、よく覚えているのはどうしてでしょう。

3:小学生の時にはまった本、作家は?
「少年少女世界文学全集」が家にあって、ひたすら読みました。あの全集を持っていたという方を、オンライン作家さんの中で見かけるのですが、あれはモノカキ養成装置か何かだったのでしょうか。
たくさんの小説でもとりわけ好きだったのが、フランス編の「十五少年漂流記」、ドイツ編の「ほらふき男爵の冒険」。
全集以外で愛読したのが、リンドグレーンの「やかまし村の子どもたち」と「名探偵カッレくん」シリーズ。しかし、何と言っても、「アルセーヌ・ルパン」は、一番のお気に入りでした。

4:中学生でハマった本、作家は?
ランサムの「ツバメ号とアマゾン号」シリーズ。「トムは真夜中の庭で」。しかし一番強烈だったのは、エラリー・クイーンの「Yの悲劇」をはじめとするドルリー・レーンシリーズ。この後は、一生ミステリしか読まないと思っていました。

5:高校生でハマった本、作家は?
高校の友人が貸してくれた一冊のSFが人生を変えました。はじめは「ふふん、SFなんて」と鼻で笑っていたのに、大ハマリしてしまった、ラインスターの「第五惑星から来た4人」。それから、フレドリック・ブラウン、ハインラインを経て、生涯のモノカキの目標、レイ・ブラッドベリに出会いました。もう、この後は、一生SFしか読まないと思っていました(笑)。

6:大学生以上でハマった本、作家は?
実は大学時代の記憶があまりないのですが、けっこう心理学の本を好んで読んでいた気がします。あとはアメリカ文学専攻だったので、サリンジャーやホーソーンや、マーク・トウェインなど、専攻関係の本ですね。卒論はポーでした。ファンタジーを読むようになったのは、このころでしょうか。とにかく乱読でした。

7:現在オススメの本、作家
ローズマリー・サトクリフに出会ったのは大人になってからですが、ブラッドベリに次いで、モノカキとしての生涯の目標ができました。今一番ハマっている作家は、佐藤亜紀です。「天使」は今年一番の大当たりでした。そのほかのお勧めは、佐藤賢一、西澤保彦、東野圭吾、藤沢周平、光原百合などなど。

8:好きなジャンル3つ
ミステリ、SF、ファンタジーということで。

9:読んでいて大笑いしてしまった本は?
大笑いですか…。さくらももこのエッセイくらいでしょうか。マンガならたくさんあるのですが。

10:読んでいて泣いてしまった本は?
実は、かなり涙腺が頑固です。本を読んでも、じわりと来ることはあっても、泣くまではいかないかな。聖書を読んで泣いたことはあります。

11:読んでいて腹が立った本は?
これは、記憶に新しいのですが、村山由佳の「すべての雲は銀の...」。そのあたりの事情は、短編「舫い舟」のあとがきにも詳しく書いたのですが、兄に恋人を盗られ、傷ついた心を抱えている弟が主人公。罪悪感のあまり体調を崩して入院してしまった元恋人の見舞いに来てくれと頼みに来る兄。この場面は、あまりにも自分勝手で、ものすごく腹が立ちました。
まあ、でもこの怒りが短編一本になったのですから、よかったのかもしれません。

12:読んでいて気持ち悪くなった本は?
スプラッタやグロい本は徹底的に避けているのですが、最近は平谷美樹の「ヴァンパイア―真紅の鏡像」という小説が、「バイオハザード」系で、やや気持ち悪かったです。飽くまで資料本として読んだので、よいのですが。

13:本の中で出てきたもので、コレ食べたい!と思ったものは?
「ちびくろサンボ」のパンケーキとか「ぐりとぐら」のカステラとかはもちろんですが。
私が食べたいと思った第一号は、確か「ソロモンの洞窟」に出てきた(と思う)生肉。ひどく飢えていた主人公たちが、狩りをした獲物を雪の中に埋めて、ちょっと冷やしてからかぶりついた。美味しかっただろうなあ(おい)。

14:本の中でここ行きたい!と思った場所は?
「やかまし村」。「ゲド戦記」の闇の神殿。「ツバメ号とアマゾン号」に出てくる湖水地方。

15:本の中で好きな登場人物
惚れっぽいほうなので、たいていの小説の男主人公には恋ができます。「カッレくん」にも恋していたくらいです。

16:続編を出して欲しい本
佐藤亜紀「天使」「雲雀」に出てくるジェルジュの後日談あるいは番外編が読みたい。西澤保彦の「タック」シリーズのタックとタカチはどうなったか、とか(結局、自分が読んでいないだけかもしれませんが)。なお「まほろ町」はもうすぐ三冊目が出るそうです。

17:内容は別にして、この題名はうまいことつけたなとおもうもの
司馬遼太郎の「竜馬が行く」や「坂の上の雲」の題名はさすがだと思う。
タイトル翻訳の妙というべきものは、オリバー・サックスの「レナードの朝」(原題:Awakening)。
ちょっと変わったところでは、高校の図書館で「殺す側の論理」というタイトルの本を見つけて、かっこいいノワール小説だと思って喜び勇んで借りて、がっかりしたことがありました(笑)。

18:近年の出版業界に一言
今年あたりは、いよいよ紙から電子書籍へとシフトする分岐点なのかもしれません。絶版を減らすという点は期待できるのですが、一冊も手に取られることなく埋もれていく本が圧倒的に増える恐れもありそう。双方の利点を生かす戦略を立ててほしい。

19:オススメの書店
ここいらだと、紀伊国屋書店、ジュンク堂あたりでしょうか。

20:あの人は何を読むんだろうという人にバトン
今のところ、リンクを見ると女性ばかりなので、ぜひ男性にバトンを拾ってほしいです。

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2012年9月 5日

第5回ファンタジー大賞ご紹介

夏休み企画があと一回で終わるというときに、ぶったぎって申し訳ないのですが、ここで、9月1日から始まった「アルファポリス第5回ファンタジー大賞」の記事をはさみます。
BUTAPENNは今回参加していないのですが、お知り合いの方がたくさん参加していらっしゃるので、せめて、ここでご紹介することで応援させていただこうと思います。

相互リンクの方はもちろんですが、過去の企画でご一緒しただけ、ツイッターでフォローさせていただいているだけという片思いの方も含みます。もちろんペンフェスに参加してくださった方も、せいいっぱい応援したいと思います。

ページ移動するたびに順位が入れ替わるので、かなり見落としもあるかと思いますが、気が付いたら追加していきます。
なお、ご紹介は、お名前のアイウエオ順です。タイトルからリンクしています。


加上鈴子さん
海女神 ムイ・ヤハィタ」 ファンタジー長編 連載中 
【内容】海(ムイ)には人間を脅かす、化け物が棲んでいる。王子の願いは化け物の殲滅、海の平和である。が。

勇者で候」 ファンタジー長編 完結
【内容】異世界の、しかもマッチョな爺に取りついちゃったデブオタニート珍道中、トホホな完結でございます。おまけ話いっこ追加。


鹿の子さん
ブライド」 ファンタジー短編 連載中 
【内容】天使のティムは、とある事情から悪魔のバートンにお金を借りた。そしてその返済のために、自らも高利貸しを生業とすることに。


GBさん
天穹に詩う」 ファンタジー短編 完結 
【内容】癒やし手見習いの娘が出会ったのは、落ちこぼれの魔術師だった。

夜風は囁く」 ファンタジー短編 完結
【内容】ひょんな事から礼拝堂の屋根に登る羽目になった警備隊員が、そこで見たものは。


小高まあなさん
調律師」 ファンタジー長編 完結 
【内容】人外と人の間を調律する“調律師”沙耶に助けられ、一目惚れした龍一。でも沙耶には龍が憑いていて封じるため記憶が必要となる。

ひとでなしの二人組」 ファンタジー長編 連載中
【内容】神山隆二が拾ったのは、自称記憶喪失の幽霊少女だった。そして、その幽霊には秘密があって。現代オカルトファンタジー。


Julesさん
Paradise FOUND」 ファンタジー長編 連載中 
【内容】王に命を捧げると予言された少女と、冷徹なその王。決して相容れるはずのない二人の不器用な恋の行方。

太陽と月の終わらない恋の歌」 ファンタジー長編 連載中
【内容】夜を駆ける謎の義賊、『黒の怪盗』と、彼に拾われた少女マノンの繰り広げる、年の差プラトニック純愛活劇。


招夏さん
魔緑幻話―Maryoku Genwa―」 SF短編 完結 R15 
【内容】突然勃発した植物の爆発的増殖は、首都圏を中心として同心円状に拡大していった。街を呑みこむ緑の津波。一体何が起こったのか…


スイさん
蒼穹、その果て」 ファンタジー長編 連載中 
【内容】領主一族の少年橘雪瀬は手負いの少女を拾う。無表情・無知・拙い言葉の少女は逃げ出してきた帝の夜伽であった。和風恋愛FT。

ユグドラシル」 ファンタジー長編 連載中
【内容】「あなたは私のものなのよ」名無しの青年と、彼を拾った勝気王女ルノの織り成す西洋主従FT


鈴鹿美雪さん
猫耳巫女はオオカミ男とお受験します」 ファンタジー長編 連載中 
【内容】現代で高校生をやっている猫神社の跡取り、猫又少女の曜子と、絶滅危惧種の人狼こと仁さんのお受験の日々


芹沢優希さん
封印の守護皇家・1 真実は全て闇の中」 ファンタジー長編 完結 R15
【内容】神の血を引くアウストレイラ皇国の新皇帝アレクサーはヴィゼット公国のフィアナ公女に求婚。だがそれは謀反のきっかけになった

封印の守護皇家・2 闇に生きる者たち」 ファンタジー長編 連載中 R15
【内容】帝の命を狙う動きあり──帝を影から守護する御所忍びと、他国の忍びが人知れず戦いを繰り広げる。

失われた記憶」 SF短編 完結
【内容】その少年は空から突然現れ海に落ち記憶を失った。少年に接触する謎の美少女は、驚くべき事実を告げた─。5/12 最終話 更新


茶林小一さん
バブルダイバー」 SF長編 完結 
【内容】ロボット海洋SF冒険譚。海に沈んだ世界。残された者たちは生きるため、着繰身(シェラフ)と呼ばれる潜行艇を身につけ深海へ潜る。


tomoyaさん
二輿物語」 ファンタジー長編 連載中 
【内容】「おまえたちは俺が怖いのか」悪魔と呼ばれる王子と政略結婚することになった世間知らずの姫様。最初は彼を拒絶しましたが……


ぷんにゃごさん
ビースト・ラヴァー 野人の恋人」 SF長編 連載中 R18  
【内容】近未来の異世界。見た目はやや派手だけど真面目な研究者の娘と野人との、異種間の恋と冒険! SF要素は薄いです。


ページのPさん
これが出会いのチャンスですか?」 ファンタジー短編 完結 
【内容】彼氏いない歴=年齢の20代女子。占い師のお告げに従ってみたらとんでもないことに。見料返せ。

護符」 ファンタジー短編 完結 R18
【内容】【R18】女が護符に込めた願いとは。異類婚譚風の薄暗いファンタジーです。原稿用紙19枚で完結。


モギイさん
モギイ童話集」 ファンタジー短編 連載中 
【内容】『童話』と呼べるほど子供向きではありませんが、民話をモチーフにしたお話や、作者が気ままに創作したお話を集めてみました。


由紀さん
月の白さを知りてまどろむ」 ファンタジー長編 連載中 
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吉田和代さん
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ノルグ村の吸血鬼」 ファンタジー長編 連載中 
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咎人は腕を広げ」  ファンタジー長編 完結
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綿子さん
宮廷舞踏会 -芙蓉-」 ファンタジー長編 完結 
【内容】東方王宮総取締役として東方王宮に入宮した芙蓉。逸材と名高い王宮人達に悪戦苦闘しながら、彼女は宮廷で独自の地位を築いていく

MAGNA MATER (マグナ・マター)」 ファンタジー長編 完結
【内容】モンスターが蔓延る〈バイオ〉と、守護者に護られた〈ノウア〉二つの星の狭間で、彼女達の覚悟の真価は問われる




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2011年12月30日

「オンライン文化祭」感想ツイートまとめ

二ヶ月間続いた「オンライン文化祭2011 ―夜―」もいよいよ明日の大晦日で閉幕です。

これまで、少しずつツイッターで感想をつぶやいていたのですが、今日で小説部門、メディアミックス部門が終わったので、ブログにまとめておくことにしました。
本当は、それぞれのサイトを訪問して、直接感想をお伝えしようと思っていたのですが、如何せん、取り掛かるのが遅く、時間切れとなってしまいました。
本当に申し訳ありません。
(実はまだ、イラスト部門の感想を書き終えていません。閉幕までには、なんとか追加するつもりです) イラスト部門の感想も追加しました。

「オンライン文化祭」では、たくさんの方から感想をいただきました。ツイッターで140文字感想をくださったり、わざわざ訪問して長文のご感想を残してくださったり。また、イラストや、拙作の朗読を贈ってくださった方もおられました。
これらのいただきものは、閉幕後にギャラリーなどで展示します。
私もお絵描きBBSに何人かの御作に、ドヘタ絵を投下して、とても楽しかったです。途中で五十肩が再燃し、断念せざるをえなくなってしまいましたが。

主催の吉田和代さん、参加者のみなさん、楽しい二ヶ月間を本当にありがとうございました。

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