お知らせ

2012年4月21日

赤裸々

 「グーグルアース」は、地球のあらゆる場所を3Dで見ることのできるソフトとして、熱狂的に迎えられた。やがて、その後続として「グーグルマース」、「グーグルスペース」「グーグルサブマリン」「グーグルアンダーグラウンド」が発売されたのは周知の事実である。
 その独走に対抗すべく登場したのが『閻魔アース』だ。なんと地球に住む全ての人の心を覗くことができるという。
 個人情報保護を声高に叫んでも、監視カメラや対テロ盗聴、ネット検閲などで個人の情報は合法的には特定権力に流れて行く。そういう不公平の是正を謳った『閻魔アース』は、合法非合法に得られる全ての情報をもとに、最新の人工知能を駆使して心理・思想を算出したのだ。
 この手の検索機能が選挙や結婚、就職で有用な事は明らかだが、その有用性故に反発も多かった。特に、発表直後は、自分の心を覗かれる不安にかられる者が続出し、政府・議会関係者による反発まで加わって、一時は『閻魔アース』が禁止されるかも知れない事態となった。それは「グーグルアース」の人工衛星版がたどった道と同じだ。
 だが、時を措かずして流れが変わった。どんな人間にも――そう、与党議員だけでなく野党議員にも――陰の部分があるからだ。全員のイメージが落ちるという事は、誰か特定の人間だけが不利にはならないという事だ。秘せば花なり、秘せずば花なかりけり、と云うではないか。スキャンダルという言葉は死語と化し、その分、人々は己の陰の部分を恐れる必要がなくなったのだ。相手の腹の内を果てしなく探るという不毛な精神活動から解放されてかえって、うつ病が30%減ったという。
 一方で『閻魔アース』は世界に無秩序の嵐を呼んだ。例えば世界的に信望のある民主主義運動の指導者がファッショ思想の持ち主と知れ、或いは数十億の信者を持つ宗教の長が無神論者、ノーベル賞科学者の成果が捏造であると分かったりした事だ。それらは或る程度予想された事とはいえ、それを疑っている段階と現実に見せられるのとでは話が違う。あらゆる人道・宗教・学術の権威が次々と崩壊した。
 もちろん、この手の混乱も半年も経たないうちに、当たり前の事として受け入れられるようになった。こうして全ての混乱が終息してしまうと、人類社会はかつて無い平和な時代を迎えた。というのも、イラクやベトナムのような強引な戦争を起こす口実が存在しなくなってしまったからだ。

 『閻魔アース』の開発をそそのかしたメフィストは、すっかり落ち込んでしまった。
 だが捨てる神あれば助ける神あり。思わぬところから『閻魔アース』が新たな不安の火種となった。というのも、『閻魔アース』ソフトにビールスが侵入して、人間だけでなく、ヒトらしき動物――たとえばチンパンジーやペンギン――を、ヒトを間違えて表示するようになったからだ。野生のペンギンは猜疑心を全く持たない事で知られる。おそらく地上で最も純粋無垢な知的生命と云えよう。そういうペンギンが何十万人も「人」として登録されてしまったのだ。当然ながら、彼らは『閻魔アース』の『純粋者』リスト上位を独占した。人々は己の汚れに自己嫌悪に陥るようになった。

 意外な幸運に息を吹き返したメフィストは、動物路線を拡大すべく、『閻魔アース』の後続『閻魔ペット』の開発に取り組んだ。動物たちの心を覗く事が出来れば、その純粋無垢さに比較して人間が鬱になるだろうと考えたのだ。
 新しい検索システム『閻魔ペット』は発表直後からブームになった。古くから人間の友である犬や猫、鼠や鳥は何を考えているのだろうか? 動物たちの心を覗く事は確かに好奇心をそそるものだった。
 ところが、彼らの内心は純粋無垢とはほど遠いものだった。人間を『アホ』『召使い』呼ばわりしているのならはまだしも、隣人友人家族のスキャンダルをそのまま罵っているのだから溜まらない。結局、『閻魔アース』の初期と同様の混乱が世界を襲った。そして、それは、最終的には『慣れる』というところで収束する。事の意外な展開にメフィストが喜んだのも束の間、結果的に『閻魔ペット』は人間をより強い動物にするという効果をもたらしただけだった。

 『閻魔アース』の開発をそそのかしたメフィストは、すっかり落ち込んで、うつ病になってしまった。
 新総裁に就任したアスタロトは、天国と地獄を覗くことのできる『閻魔ヘブン』『閻魔ヘル』で巻き返しを図っている。

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第71回タイトル競作参加作品。
ペンギンフェスタ2007掲載時に改稿しました。提出した作品はこちら(赤裸々20)

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2012年4月20日

捩レ飴細工

炎熱でついに通天閣が飴のように捩れた旧暦七夕の宵、夜空にぽっかりアメの川が現われた。
天の川は見る見るうちに捩れて熱い熱い原始太陽系を作り、
原始太陽系の隕石円盤が捩れて熱い熱い地球を作り、
どろどろの溶岩がアメに冷やされて大陸となり、
じわりマントルに動かされて五つに分かれ、
さらさらと砂糖の如き雪が降り固まり、
熱射病の頭に氷は有り難い。だが、道頓堀をアザラシとペンギンが競泳しているのはなぜだ?
出来た氷河はゆっくり捩れて、
世界中に                            U字谷を残した。
そうだ!男にとって飴よりも鞭よりも嬉しいあの谷間だ。早く顔を埋めさせてくれ!
                                ふと、回りを見ると、
                              男たちが大地に身を投げ、
                          母なる大地も応え捩らせ絡まって、
                    DNAの捩レ飴たちが世界を瞬く間に支配する。
              その二世三世の金太郎飴たちは毎日小細工に明け暮れて、
気がつけばドロドロの脳のように、
世界は捩れて夢の跡。


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第70回タイトル競作参加作品。ペンギンフェスタ2007掲載時に改稿しました。
元の作品は こちら(捩レ飴細工5) 。

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2012年4月19日

「500文字の心臓」作品を再掲します

ブログを分けようが何をしようが、相変わらず更新しないことに変わりはないですな。
というわけで、何かサクサクと更新できるようなネタはないかな。

…と思ったら、ありました。

超短編競作サイト「超短編・500文字の心臓」への参加作品を、こちらに再掲することにします。これは数年前から、山仙さんとふたりで共同執筆しているものです。
今までもページはちゃんと作っていたのですが、かなりデッドスペースになっていたし、こちらのほうが、読者のお目に触れる機会が増えるのではないかと。

加えて、「ペンギンフェスタ2012」の企画のひとつとして使おうということにもなりました。
つまり、

読者のみなさまに、良いと思った作品に人気投票していただき、得票の多いものを、山仙さんおよびBUTAPENNが書き直して短編・中編化して、ペンギンフェスタに参加するというものです。

話が広げやすい作品はもちろん、そうでない一発ネタ的な作品でも、山仙さんがなんとかすると思いますので(おい)、自由に無責任に投票してください。コメントなどもお待ちしております。
さっそく明日から順次掲載します。

さて、肝心のペンフェス2012ですが、5月1日に作品募集のメールフォームを解禁します。
開催は6月1日から、作品募集は閉幕当日の7月16日までという、ゆるーい企画ですので、ぜひ参加・参加表明をお願いいたします。
くわしい要項は、http://butapenn.com/penguinfesta2/ をご覧ください。

また、ペンフェスについての情報をつぶやく専用ツイッターも設けましたので、butapenn2012 をフォローしてください。

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2012年4月 8日

Happy Easter

今年も教会学校主催の早朝野外礼拝に行って来ました。
四月だというのに、朝6時の西宮浜はものすごく寒い。そのかわり快晴で抜けるような青空でした。
桜はまだイマイチです。夙川べりはほぼ満開なのですが、今年は寒さが続いたせいか、日当たりによって満開のところとまだ五分咲きというところがあるようです。
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いつものエッグハントが終わって、教会に帰ってきたら、いつものあたたかい豚汁とおにぎりが待っていてくれました。
いつものことがいつも当たり前のように繰り返される陰には、多くの労力が必要です。子どもはその繰り返しの中で安心して成長できるのだなと思います。

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2012年4月 7日

2010年までの古い記事を分けました

ブログがあまりにも重くなってきたので、2010年までの古い記事と切り離しました。古い記事はhttp://butapenn.com/blog/で読めます。キーワードを検索しても、飛べるようになっています。

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2012年3月21日

結婚おめでとう!

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先の日曜は、私の行っている教会で結婚式がありました。

普通、教会では日曜は礼拝があるため、結婚式はしないのですが、新郎が教会の主事ということもあって、たくさんの方が負担なく参列できるように、日曜の午後という時間になりました。

参列者は百五十人くらいで、金はあまりない(笑)というか、かけない。
ウェディングドレスはネットでオーダーし、食事は手作りのちらし寿司、ウェディングケーキも、ティーパーティのクッキーも、有志の手作りです。
私もクッキー二百個は焼いたかな。そのうち一割は、味見と称して自分のおなかに納まりましたが(笑)。

おごそかな誓約の式のあとは祝辞とお祝いの出し物の時間。
子どもたちは歌をプレゼントし、中高生たちは「カナの結婚式」の寸劇を。友人代表もそれぞれ、ギターやウクレレの演奏で祝いました。
で、笑った笑った。横隔膜がけいれんを起こす寸前、結婚式はこれほど笑うものかというくらい笑いました。

決して彼らのたどってきた人生の道のりは、平坦なものではありませんでした。その苦しみを知っているからこそ、笑えることが何よりも尊い。
結婚はハッピーエンドではありません。これからの人生にも谷底のときは来るでしょう。
けれど、新郎新婦の信じている神が二人三脚で歩んで下さるかぎり、いさかいも試練も、すべては人生の祝福になることでしょう。

私は奏楽担当でした。
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(Sちゃん、フェイスブックの写真、無断でお借りしました)


で、山仙さんからクッキーの写真をブログにアップしてとリクがあったので、探したのですが、いいのが見つかりません。
しかたなく、一番簡単なのを焼いて、また写真に撮りました。これはおそらく百%、私のおなかに入ります。
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参考レシピ:
ロイホのチョコバナナクッキー?!
http://cookpad.com/recipe/794988

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2012年3月 5日

セビリアの理髪師

ひゃあ、一月は去る、二月は逃げるとはよく言ったもので、このブログも二月にまったく何も書かないまま、三月になってしまいました。本当は、アルファポリスの恋愛小説大賞も応援したかったのですが、もうしわけないです。

気を取り直して、こちらもちょくちょく更新したいと思います。
久しぶりの記事は、きのう兵庫芸術文化センターで見た「錦織健プロデュース・オペラVol.5 セビリアの理髪師」です。

錦織健プロデュース・オペラは、前回はドニゼッティの「愛の妙薬」を見たのですが、けっこう私は彼のテノールが好きになってしまいました。コミカルな中にも情熱や悲哀を感じさせてくれる演技で、思わず涙ぐんでしまった覚えがあります。
錦織はアルマヴィーヴァ伯爵を演じ、彼の恋するロジーナは森麻季、理髪師兼なんでも屋のフィガロは堀内 康雄、ロジーナの後見人の医者バルトロを志村 文彦、音楽教師ドン・バジリオを池田 直樹という個性豊かな中年おじさま(笑)が脇を固めていました。

あらすじは、ロジーナにひとめぼれしてしまった伯爵が、彼女に求婚しようとやってきたのに、ロジーナの後見人バルトロに、ことごとく邪魔をされる。実はバルトロも彼女に惚れているらしい。伯爵はなんでも屋のフィガロを雇って、あの手この手で彼女の家に忍び込もうとするが、音楽教師ドン・バジリオや軍隊がからんで大騒ぎ。しかも、伯爵が身分を隠して偽名を使っているものだから、話はさらにややこしくなり…というドタバタ喜劇。
ロジーナは、決して待つだけの古風な女ではなく気の強い現代っ子。そのアクの強い役柄は、森麻季にぴったりだと思いました。
オペラ歌曲を習っている旦那さまが一生かかっても歌えるようにならないだろうという、すさまじい早口のイタリア語の歌曲の数々。コミカルな演技とあいまって、三時間近い舞台も飽きさせません。

実は恥をさらすようですが、私は「セビリアの理髪師」を長い間モーツァルトの作品だと思っていました。ロッシーニ作曲とは知りませんでした。
「フィガロの結婚」と同じ登場人物が出てくるのが原因です。実はこの二作は、もともと18世紀後半にカロン・ド・ボーマルシェの書いた「フィガロ三部作」のうちのふたつなのだそうです。
そのうち「フィガロの結婚」をモーツァルトが1786年にオペラ化、「セビリアの理髪師」はロッシーニにより1816年に初演されました。

時系列的に見るならば、「セビリアの理髪師」が先で、「フィガロの結婚」が後日談になります。これほど熱烈な恋で結ばれたアルマヴィーヴァ伯爵とロジーナですが、「フィガロの結婚」では、伯爵が起こした小間使いへの浮気心に、妻となったロジーナが悩まされ、バルトロはロジーナを取られた昔の恨みを晴らそうとし、ドン・バジリオは伯爵側についている…なんと、人間の心のうつろいやすいことでしょう。こちらを先に見たほうが、より「フィガロの結婚」を楽しめそうです。いや、幻滅するかも。結婚は決してハッピーエンドではありませぬ。

ちなみに、ボーマルシェの戯曲「フィガロ三部作」の第三作「罪ある母」では、彼らのその後はどうなったかというと、伯爵夫人ロジーナが「フィガロの結婚」で小姓役だったケルビーノと一度きりのあやまちを犯し、その不義の子を伯爵の子として育てているということらしいです。えー、ますます泥沼化の様相…。

錦織健プロデュース・オペラVol.5 「セビリアの理髪師」は、これから西日本、東京など4月初めまで全国で公演されます。
情報サイトはこちら

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2012年1月18日

サイト十周年を迎えました

ABOUNDING GRACEは、1月18日をもってサイト十周年を迎えました。
みなさまの応援のおかげで、ここまで続けることができました。
44歳のときに、一からHTMLを習って、タグ打ちで始めたサイトだったんですね。飽きっぽい私がここまで続けてこれたのも、読者のみなさんのご感想や交流のおかげです。

この十年のあいだに、オンライン小説界もずいぶん変わりました。ケータイ小説が市民権を得ると同時に、サーチエンジンや投稿サイトが次々と生まれることで、昔よりも手軽にオンラインで小説を発表し、また好みの小説にめぐり合うことができる環境に恵まれています。
しかし残念ながら、この十年間に、閉鎖される小説サイトもたくさん見てきました。

これからもオンライン小説がひとつの文化として、ずっと続いていくことを願います。
何十年も経って、ふとネットにつないでみたら、昔読んだ小説にまためぐり会えた。
「ほら、お母さんが若いときに、この小説を読んでたのよ」と子どもといっしょに懐かしむことができる――
サイトを閉鎖した方が、ふたたび小説を書きたいと思える時が来たときに、「また始めるよ」と報告できる場所になる――そういう息の長い小説サイトを運営していきたいと思っています。

もちろん、生身の人間ですから、いつ健康を害するかもわからず、自分や家族の環境が激変してしまうかわかりません。ただ、神が赦したまわば、目標は120歳のサイトオーナーです(笑)。

オンライン創作者たちが励まし合うためにも、十周年企画として、今年ふたたび「ペンギンフェスタ」を主催することにしました。

詳しい趣旨は、こちらからどうぞ。
「ペンギンフェスタ2012」

ぜひ、みなさんの参加と協賛と宣伝をお願いします。

もうひとつの十周年企画は、昨年完結した「インビジブル・ラブ」の後日編です。携帯・PC版同時連載となります。できれば明日、第一話をアップしたいと思っています(携帯では、数話分まとめてアップします)。

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2012年1月10日

イラストと朗読を頂きました

年が明けてから、日にちもわからなくなるし、「500文字の心臓」の〆切も忘れるし、小説は全然書けていないし、正月ボケもここにきわまれりのBUTAPENNです。

実は、オンライン文化祭が閉幕したらすぐに、期間中にいただいたものをサイトに展示させていただこうと思っていたのに、すっかり遅くなってしまいました。しかも、数日前にアップしていたのに、トップに掲示するのさえ忘れていたし。ああ…。

まず、ギャラリーにイラストを二点飾らせていただきました。どちらも、参加作の「惣暗」に招夏さんと唯胡しょうみさんからいただいたものです。
こんな折でもないと、ギャラリーはめったに人が出入りしない魔の空間と化していますので(笑)、私の絵はともかく、みなさまからいただいた美麗絵を、ゆるりとご堪能ください。

→→ ギャラリーはこちら

→→ 招夏さんのイラスト  →→ 唯胡しょうみさんのイラスト

そして、もうひとつ頂きものがあります。
染井六郎さんが「夜の冒険」を朗読してくださいました。染井さんが男だと思っていた方はびっくりすると思いますが(笑)、ステキな女性の声ですよ。子どもや男性など、たくさんの登場人物の声をひとりで使い分けて、感情をこめて朗読しておられます。自分の作品を朗読をしていただいたのは初めてで、しみじみと嬉しい体験でした。

→→ 如何様屋 おと店舗(外部サイトへリンクしています)

お三方とも、本当にありがとうございました。自分の作品に別の人の手が入ることで、また新しい目で自分の書いたものを見つめることができます。感想をいただくときも、イラストや朗読をいただくときも、作品が自分を離れて他の人の心で息づいていると思う至福の瞬間です。

おおいに元気をいただきました。さあ、私も18日にはサイト十周年なので、そろそろ気合を入れないと。

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2012年1月 5日

2012新年おめでとうございます

大変遅くなりましたが、あらためまして新年のご挨拶を申し上げます。

当サイトは、今日から通常営業に戻ります。
今年最初にリンクページの更新をして、五つのサイトをお迎えしました。

「如何様屋 電脳店舗」 染井六郎さん
「CloudCollector'sVector (2CV)」 suzu3neさん 
「不思議な世界へ扉を開けて」 まあぷるさん
「P Is for Page」 ページのPさん
「モギイの森」 モギイさん

お祭りや競作を通して親しくなったり、ツイッターや感想コメントなどで交流をさせていただき、元気をもらっている管理人さまたちです。末永くよろしくお願いします。


さて、例年と同じく、簡単に去年を振り返っておきたいと思います。半分、自分自身の覚書のためでもあります。

2011年のまとめ

去年は、三月に東日本大震災があり、そのためのチャリティ企画に参加する一方、書くことの無力感にさいなまれたりしました。

その一方で、「伯爵家の秘密」「新ティトス戦記」「インビジブル・ラブ」という、三つの長編を完結しました。十年の節目を前に、当サイトも転換期に来たなという気持ちを強くしています。

そのせいかどうか、八月あたりは心身ともに疲れてしまい、一ヶ月の更新休止をさせていただきました。

気力のない中で、「ゾンビ祭り」と「オンライン文化祭」というふたつのお祭りに出会い、参加することで徐々にやる気を取り戻していきました。

2012年の予定

なかなか次の方向性が見えてこない焦りもありましたが、とりあえず「ご主人さまのお好きなレシピ」の連載を開始しました。
「月の戦士」は、まだもう少し充電と資料集めが必要な気がしています。待ってくださっている方、もう少しご辛抱下さい。
それと平行して、既存の作品の番外編、特に「インビジブル・ラブ」の後日談を連載したいと思っています。

もうひとつ、対外的な企画としては、まだ頭の中の段階ですが、夏あたりに「ペンギンフェスタ2」ができたらよいなと考えています。もう少ししたら、開催するかどうか、きちんと発表したいと思います。
もし開催となれば、従来のテーマ「地球・環境・自然」にプラスして「再生」を掲げるつもりです。

今年は十周年という大きな節目を迎えます。十年間のあいだ、皆さまに愛していただいて続いてきたサイトです。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

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