お知らせ

2012年3月21日

結婚おめでとう!

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先の日曜は、私の行っている教会で結婚式がありました。

普通、教会では日曜は礼拝があるため、結婚式はしないのですが、新郎が教会の主事ということもあって、たくさんの方が負担なく参列できるように、日曜の午後という時間になりました。

参列者は百五十人くらいで、金はあまりない(笑)というか、かけない。
ウェディングドレスはネットでオーダーし、食事は手作りのちらし寿司、ウェディングケーキも、ティーパーティのクッキーも、有志の手作りです。
私もクッキー二百個は焼いたかな。そのうち一割は、味見と称して自分のおなかに納まりましたが(笑)。

おごそかな誓約の式のあとは祝辞とお祝いの出し物の時間。
子どもたちは歌をプレゼントし、中高生たちは「カナの結婚式」の寸劇を。友人代表もそれぞれ、ギターやウクレレの演奏で祝いました。
で、笑った笑った。横隔膜がけいれんを起こす寸前、結婚式はこれほど笑うものかというくらい笑いました。

決して彼らのたどってきた人生の道のりは、平坦なものではありませんでした。その苦しみを知っているからこそ、笑えることが何よりも尊い。
結婚はハッピーエンドではありません。これからの人生にも谷底のときは来るでしょう。
けれど、新郎新婦の信じている神が二人三脚で歩んで下さるかぎり、いさかいも試練も、すべては人生の祝福になることでしょう。

私は奏楽担当でした。
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(Sちゃん、フェイスブックの写真、無断でお借りしました)


で、山仙さんからクッキーの写真をブログにアップしてとリクがあったので、探したのですが、いいのが見つかりません。
しかたなく、一番簡単なのを焼いて、また写真に撮りました。これはおそらく百%、私のおなかに入ります。
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参考レシピ:
ロイホのチョコバナナクッキー?!
http://cookpad.com/recipe/794988

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2012年3月 5日

セビリアの理髪師

ひゃあ、一月は去る、二月は逃げるとはよく言ったもので、このブログも二月にまったく何も書かないまま、三月になってしまいました。本当は、アルファポリスの恋愛小説大賞も応援したかったのですが、もうしわけないです。

気を取り直して、こちらもちょくちょく更新したいと思います。
久しぶりの記事は、きのう兵庫芸術文化センターで見た「錦織健プロデュース・オペラVol.5 セビリアの理髪師」です。

錦織健プロデュース・オペラは、前回はドニゼッティの「愛の妙薬」を見たのですが、けっこう私は彼のテノールが好きになってしまいました。コミカルな中にも情熱や悲哀を感じさせてくれる演技で、思わず涙ぐんでしまった覚えがあります。
錦織はアルマヴィーヴァ伯爵を演じ、彼の恋するロジーナは森麻季、理髪師兼なんでも屋のフィガロは堀内 康雄、ロジーナの後見人の医者バルトロを志村 文彦、音楽教師ドン・バジリオを池田 直樹という個性豊かな中年おじさま(笑)が脇を固めていました。

あらすじは、ロジーナにひとめぼれしてしまった伯爵が、彼女に求婚しようとやってきたのに、ロジーナの後見人バルトロに、ことごとく邪魔をされる。実はバルトロも彼女に惚れているらしい。伯爵はなんでも屋のフィガロを雇って、あの手この手で彼女の家に忍び込もうとするが、音楽教師ドン・バジリオや軍隊がからんで大騒ぎ。しかも、伯爵が身分を隠して偽名を使っているものだから、話はさらにややこしくなり…というドタバタ喜劇。
ロジーナは、決して待つだけの古風な女ではなく気の強い現代っ子。そのアクの強い役柄は、森麻季にぴったりだと思いました。
オペラ歌曲を習っている旦那さまが一生かかっても歌えるようにならないだろうという、すさまじい早口のイタリア語の歌曲の数々。コミカルな演技とあいまって、三時間近い舞台も飽きさせません。

実は恥をさらすようですが、私は「セビリアの理髪師」を長い間モーツァルトの作品だと思っていました。ロッシーニ作曲とは知りませんでした。
「フィガロの結婚」と同じ登場人物が出てくるのが原因です。実はこの二作は、もともと18世紀後半にカロン・ド・ボーマルシェの書いた「フィガロ三部作」のうちのふたつなのだそうです。
そのうち「フィガロの結婚」をモーツァルトが1786年にオペラ化、「セビリアの理髪師」はロッシーニにより1816年に初演されました。

時系列的に見るならば、「セビリアの理髪師」が先で、「フィガロの結婚」が後日談になります。これほど熱烈な恋で結ばれたアルマヴィーヴァ伯爵とロジーナですが、「フィガロの結婚」では、伯爵が起こした小間使いへの浮気心に、妻となったロジーナが悩まされ、バルトロはロジーナを取られた昔の恨みを晴らそうとし、ドン・バジリオは伯爵側についている…なんと、人間の心のうつろいやすいことでしょう。こちらを先に見たほうが、より「フィガロの結婚」を楽しめそうです。いや、幻滅するかも。結婚は決してハッピーエンドではありませぬ。

ちなみに、ボーマルシェの戯曲「フィガロ三部作」の第三作「罪ある母」では、彼らのその後はどうなったかというと、伯爵夫人ロジーナが「フィガロの結婚」で小姓役だったケルビーノと一度きりのあやまちを犯し、その不義の子を伯爵の子として育てているということらしいです。えー、ますます泥沼化の様相…。

錦織健プロデュース・オペラVol.5 「セビリアの理髪師」は、これから西日本、東京など4月初めまで全国で公演されます。
情報サイトはこちら

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2012年1月18日

サイト十周年を迎えました

ABOUNDING GRACEは、1月18日をもってサイト十周年を迎えました。
みなさまの応援のおかげで、ここまで続けることができました。
44歳のときに、一からHTMLを習って、タグ打ちで始めたサイトだったんですね。飽きっぽい私がここまで続けてこれたのも、読者のみなさんのご感想や交流のおかげです。

この十年のあいだに、オンライン小説界もずいぶん変わりました。ケータイ小説が市民権を得ると同時に、サーチエンジンや投稿サイトが次々と生まれることで、昔よりも手軽にオンラインで小説を発表し、また好みの小説にめぐり合うことができる環境に恵まれています。
しかし残念ながら、この十年間に、閉鎖される小説サイトもたくさん見てきました。

これからもオンライン小説がひとつの文化として、ずっと続いていくことを願います。
何十年も経って、ふとネットにつないでみたら、昔読んだ小説にまためぐり会えた。
「ほら、お母さんが若いときに、この小説を読んでたのよ」と子どもといっしょに懐かしむことができる――
サイトを閉鎖した方が、ふたたび小説を書きたいと思える時が来たときに、「また始めるよ」と報告できる場所になる――そういう息の長い小説サイトを運営していきたいと思っています。

もちろん、生身の人間ですから、いつ健康を害するかもわからず、自分や家族の環境が激変してしまうかわかりません。ただ、神が赦したまわば、目標は120歳のサイトオーナーです(笑)。

オンライン創作者たちが励まし合うためにも、十周年企画として、今年ふたたび「ペンギンフェスタ」を主催することにしました。

詳しい趣旨は、こちらからどうぞ。
「ペンギンフェスタ2012」

ぜひ、みなさんの参加と協賛と宣伝をお願いします。

もうひとつの十周年企画は、昨年完結した「インビジブル・ラブ」の後日編です。携帯・PC版同時連載となります。できれば明日、第一話をアップしたいと思っています(携帯では、数話分まとめてアップします)。

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2012年1月10日

イラストと朗読を頂きました

年が明けてから、日にちもわからなくなるし、「500文字の心臓」の〆切も忘れるし、小説は全然書けていないし、正月ボケもここにきわまれりのBUTAPENNです。

実は、オンライン文化祭が閉幕したらすぐに、期間中にいただいたものをサイトに展示させていただこうと思っていたのに、すっかり遅くなってしまいました。しかも、数日前にアップしていたのに、トップに掲示するのさえ忘れていたし。ああ…。

まず、ギャラリーにイラストを二点飾らせていただきました。どちらも、参加作の「惣暗」に招夏さんと唯胡しょうみさんからいただいたものです。
こんな折でもないと、ギャラリーはめったに人が出入りしない魔の空間と化していますので(笑)、私の絵はともかく、みなさまからいただいた美麗絵を、ゆるりとご堪能ください。

→→ ギャラリーはこちら

→→ 招夏さんのイラスト  →→ 唯胡しょうみさんのイラスト

そして、もうひとつ頂きものがあります。
染井六郎さんが「夜の冒険」を朗読してくださいました。染井さんが男だと思っていた方はびっくりすると思いますが(笑)、ステキな女性の声ですよ。子どもや男性など、たくさんの登場人物の声をひとりで使い分けて、感情をこめて朗読しておられます。自分の作品を朗読をしていただいたのは初めてで、しみじみと嬉しい体験でした。

→→ 如何様屋 おと店舗(外部サイトへリンクしています)

お三方とも、本当にありがとうございました。自分の作品に別の人の手が入ることで、また新しい目で自分の書いたものを見つめることができます。感想をいただくときも、イラストや朗読をいただくときも、作品が自分を離れて他の人の心で息づいていると思う至福の瞬間です。

おおいに元気をいただきました。さあ、私も18日にはサイト十周年なので、そろそろ気合を入れないと。

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2012年1月 5日

2012新年おめでとうございます

大変遅くなりましたが、あらためまして新年のご挨拶を申し上げます。

当サイトは、今日から通常営業に戻ります。
今年最初にリンクページの更新をして、五つのサイトをお迎えしました。

「如何様屋 電脳店舗」 染井六郎さん
「CloudCollector'sVector (2CV)」 suzu3neさん 
「不思議な世界へ扉を開けて」 まあぷるさん
「P Is for Page」 ページのPさん
「モギイの森」 モギイさん

お祭りや競作を通して親しくなったり、ツイッターや感想コメントなどで交流をさせていただき、元気をもらっている管理人さまたちです。末永くよろしくお願いします。


さて、例年と同じく、簡単に去年を振り返っておきたいと思います。半分、自分自身の覚書のためでもあります。

2011年のまとめ

去年は、三月に東日本大震災があり、そのためのチャリティ企画に参加する一方、書くことの無力感にさいなまれたりしました。

その一方で、「伯爵家の秘密」「新ティトス戦記」「インビジブル・ラブ」という、三つの長編を完結しました。十年の節目を前に、当サイトも転換期に来たなという気持ちを強くしています。

そのせいかどうか、八月あたりは心身ともに疲れてしまい、一ヶ月の更新休止をさせていただきました。

気力のない中で、「ゾンビ祭り」と「オンライン文化祭」というふたつのお祭りに出会い、参加することで徐々にやる気を取り戻していきました。

2012年の予定

なかなか次の方向性が見えてこない焦りもありましたが、とりあえず「ご主人さまのお好きなレシピ」の連載を開始しました。
「月の戦士」は、まだもう少し充電と資料集めが必要な気がしています。待ってくださっている方、もう少しご辛抱下さい。
それと平行して、既存の作品の番外編、特に「インビジブル・ラブ」の後日談を連載したいと思っています。

もうひとつ、対外的な企画としては、まだ頭の中の段階ですが、夏あたりに「ペンギンフェスタ2」ができたらよいなと考えています。もう少ししたら、開催するかどうか、きちんと発表したいと思います。
もし開催となれば、従来のテーマ「地球・環境・自然」にプラスして「再生」を掲げるつもりです。

今年は十周年という大きな節目を迎えます。十年間のあいだ、皆さまに愛していただいて続いてきたサイトです。
どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。

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2011年12月30日

「オンライン文化祭」感想ツイートまとめ

二ヶ月間続いた「オンライン文化祭2011 ―夜―」もいよいよ明日の大晦日で閉幕です。

これまで、少しずつツイッターで感想をつぶやいていたのですが、今日で小説部門、メディアミックス部門が終わったので、ブログにまとめておくことにしました。
本当は、それぞれのサイトを訪問して、直接感想をお伝えしようと思っていたのですが、如何せん、取り掛かるのが遅く、時間切れとなってしまいました。
本当に申し訳ありません。
(実はまだ、イラスト部門の感想を書き終えていません。閉幕までには、なんとか追加するつもりです) イラスト部門の感想も追加しました。

「オンライン文化祭」では、たくさんの方から感想をいただきました。ツイッターで140文字感想をくださったり、わざわざ訪問して長文のご感想を残してくださったり。また、イラストや、拙作の朗読を贈ってくださった方もおられました。
これらのいただきものは、閉幕後にギャラリーなどで展示します。
私もお絵描きBBSに何人かの御作に、ドヘタ絵を投下して、とても楽しかったです。途中で五十肩が再燃し、断念せざるをえなくなってしまいましたが。

主催の吉田和代さん、参加者のみなさん、楽しい二ヶ月間を本当にありがとうございました。

「続きを読む」をクリックしてください。

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2011年11月14日

ゾンビ祭り閉幕・オンライン文化祭たけなわ

13日に、sleepdogさん主催の「ゾンビ祭り」が閉幕しました。
会場はこちら(まだ読めますし、感想も書けます)。
投稿していた「朽ちた冠」をサイトにアップしました。恐れ多くも、小説自由部門で「銀の墓」賞をいただいたものです。

あとがきめいたものになりますが、「朽ちた墓」を書いたのは、ちょうど暑さと更年期障害で肉体的・精神的にまいっていた8月でした。サイトでは一ヶ月のお休みをいただいていたころです。

会場の掲示板にも書いたのですが、「ゾンビ」をテーマに何か書かなければと、うなっていたとき、「エル・シド」の映画を思い出しました。

かなり古い映画ですので、若い方にはなじみがないでしょうが、あの名優チャールトン・ヘストンやソフィア・ローレンが主演した壮大なハリウッド映画です。そのラストシーンは、スペイン救国の英雄たる主人公の死骸が馬に乗せられて戦場をどこまでも駆けていく…というもので、子ども心に、そのシーンの美しさに衝撃を受けた覚えがありました。

登場人物はみな実在の人物ですが、実際に「エル・シド」として名を馳せたのはサンチョ王ではなく、ロドリゴのほうです。
イスラム教徒から「アル・サイード(主人)」と呼ばれたのも、名剣コラーダの持ち主であるのも、バレンシアを平定したのもロドリゴですが、このお話では独自のフィクションを付け加えました。
彼の主サンチョ2世が毒殺後にゾンビとなってよみがえり、死後の名声を従者であるロドリゴが受け継いだことにしたのです。

つまり、このあたりはスペイン史とは全く異なりますので、ぜひお間違えのないようにお願いします。

もうひとつ、この話を書きたいと思ったきっかけは、私が認知症の家族を介護している立場にあることです。

腐敗の恐怖におびえ、昨日できたことが今日できなくなり、持っていた財産も能力も朽ちた冠のように失っていくゾンビ王、そして彼の骨を拾いながら付き従うロドリゴの姿を通して、老いていく人間の哀しみと、それを支える介護者の思いをこめたつもりです。

老いて弱っていく人間の姿は悲惨なのか。そこに尊厳があるのか。
その尊厳を介護者はどう守っていくのか。そんな思いをこめながら、書かせていただきました。そして、この執筆をとおして、スランプを抜け出すことができました。

ゾンビ祭りでは、「超短編部門」もあり、そこに出品した「流転回帰」という超短編が、「金の墓」賞をいただきました。
墓をふたつもいただいて、どちらに入りましょう(笑)。

残念ながら、わがサイトには、超短編置き場がないため、このブログにて、再録したいと思います。


****

流転回帰


「すまん、もう絶対にしない。水に流してくれ」
人生の中で、いったい何度そう叫んだことか。
まさか、こんなところで再会するとは思わなかった。
とろりと黒く光る三途の川の水面。捨てたはずの汚物がぷかぷかと流れてきて、俺の手足にからみつく。

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***


もうひとつ参加中の秋のお祭り、「オンライン文化祭2011 ―夜―」は、12月31日まで会期を延長して、開催中です。

私の参加作は、小説部門では、「惣暗(つつくら)」、メディアミックス部門では、フラッシュノベル「夜の冒険」のふたつです。
ほかにもイラスト部門もありますし、BBSでは、参加者たちのイラスト投稿が盛んに行われています(私もヘタな絵で参戦中です)。どうぞ、会場へお越しください。

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2011年10月31日

ハロウィン小話(6)

なんとか六話まで来たところで、力尽き、寝てしまっていました。
うちのサイトには、どんだけ長編があるんだということを、あらためて思い知りました。
最終回は、絶対にハロウィンが似合わない、あの話です。
作者のお遊びにお付き合いくださって、ありがとうございました。この小話は、短編集として、後日再録する予定です。

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ハロウィン小話(5)

ああっ。もうあと7時間を切りました。ハロウィン早書きタイムレース(違)。
こうなったら、できるだけがんばります。
次は新連載の「ご主人さまのお好きなレシピ」からです。まだ本編では主人公の正体を明かしていないのに、ネタバレになりそうなのですが…。

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ハロウィン小話(4)

いよいよ、ハロウィン当日です。今日中に何話書けますやら。

今日は、本当にお久しぶりのあのお話から。ちょっと長めです。

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