美しくなって行く弟と、衰えて行く姉。
不思議な双子は、何の業を背負わされているのか?
→ご感想は、会場のコメント欄をご利用ください:主催者より
サイト名: 「窓辺の語り部」
- 作品名
- 宿業の双子 (宮武鳴さん)
- 登録日時
- 2007/06/22(金) 21:32
- 分類
- 短編小説
ペンギンフェスタ2007 テキスト部門 6/1~10/31
美しくなって行く弟と、衰えて行く姉。
不思議な双子は、何の業を背負わされているのか?
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>第51代くましろさん
はじめまして。
そうですね、人間は終息の時間を計りたがらないですよね。
でも、もし地球を捨てられるなら(助かる道があるなら)、時間を知ってどれだけの人が避難出来る時間があるのか、ということを計算するんじゃないかなーと思いまして;
感想ありがとうございました!
鳴さん、作品を寄せてくださってありがとうございます。
確か夏至のキャンドルナイトでワインを飲みながら(笑)、こんなお返事をさしあげたのでした。
「すばらしい作品です。
双子の真相を知って背筋がすっと寒くなり、じわりと心に悲しさがしみてきました。でも、悲しいけれど、読後感は決して悪くない」
酔っ払ってて、下手な感想で申し訳ありませんでした(笑)。でも今でも、読後のズシンとした衝撃を覚えています。
再読してあらためて感じたのは、「赦し」ということでした。姉は弟を赦している。彼が生きて旅立つことを願っている。無償で与えられる究極の愛情の中に、人間は包まれて生きていたのだなあと。
その愛情をなくして、人類はどうやって生き延びるつもりなのでしょうか。地球に対する人類の仕打ちに、慄然とする思いです。
>BUTAPENN様
こちらこそ、参加させていただき&感想ありがとうございました。
あの時酔っ払ってらっしゃったのですか?(笑)でも、十分嬉しい感想でした。
わわ、さすがBUTAPENN様。深いところを読み取っていただき、ありがとうございます。
人間は、地球に甘えすぎてると思うんですよね…。
ではでは、本当にありがとうございました。
遅くなりましたが、主催お疲れ様でした!
第51代くましろ 2007年06月23日(土)22時11分 編集・削除
はじめまして(ですよね)
自然と人間のバランスに付いては色々な切り口があるけど、拝読して、なるほど、時間を計る道具か、と思いました。始めから運命が分かっていて、ただ時間だけの問題って、他にも色々ありますよね。例えば細菌に抗生物質が効かなくなるのとか、国家よりも小さな集団や個人が最終兵器(細菌とか)を持つ事とか。ただ、そのタイミングが分からないから人は安穏と暮らしていけるんで(人間の死もそうか)、人間って、そういう「危機」までの時間を計ろうとは決してせずに、最後まであがく動物だよな、と思いました。