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第51代くましろ 2007年08月12日(日)17時49分 編集・削除

ファンタジーというのは、その設定にどれだけ魅力(楽しい意味でも暗い意味でも)があるかと、それが現実の鏡になっているかがキーで、そこのツボをしっかり押さえた作品だったと思います。だから前半は非常に楽しく読めました。ただ、後半になると、設定そのものの謎解きを『仮説』『仮説』という言葉のみで後ろに引っ張って、それがそのまま結論になっているから、尻切れとんぼの感じが残ります。ファンタジーで謎を入れたら、謎解きの後に、それを使った事件とオチが欲しいですね。そういう事件を入れて、謎解きを短く済ませると、最後まで人を引きつける作品になると思いますよ。
いずれにせよ楽しませて頂きました。

2007年08月22日(水)20時53分 編集・削除

返信遅れまして申し訳ありません。そして、貴重なご意見をどうもありがとうございます!
尻切れトンボ……そうなんですよねー、私広げた風呂敷を戻すのが苦手で苦手で……精進せねば。そういう終わらせ方があるのですか。参考にさせていただきます。
やたら長いシロモノを読んでくださってありがとうございました。

BUTAPENN 2007年11月28日(水)22時03分 編集・削除

例によって、お礼メールに書いた感想からです。
『読み応えのある分量で、しかも最後まで一気に読ませる展開でした。
アンケートで明らかになる事実と、それにともなう矛盾に悩む主人公の心情。一人称がパワフルで、ぐいぐい引っ張っていく感じです。
そして、アレクに関しては何をかいわんや。こーゆー男に弱いんですなあ、私は…(笑)』

昔、大学の心理学専攻からアンケートに協力させられましたが、こういう調査で有意差がでるには大変な苦労があるんですね。そのあたりの仮説が証明される過程をワクワクしながら読ませていただきました。

アレクは軍人という立場ですが、もし彼が連続殺人犯などだったら、主人公は彼のことを赦せないと感じるかもしれませんね。
主人公の苦悩は、愛と正義の危ういバランスの上に立つ苦悩であり、「人類が滅びることこそが最高の善」という究極の命題に対する苦悩なのかもしれません。