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BUTAPENN 2007年11月12日(月)09時46分 編集・削除

(コメント欄がなかったので、作者の許可を得て新設しました)

最初に作品を拝読したときには、メールでこう感想を述べました。
「まず冒頭で、目を見張るような色彩風景を鮮やかに切り取って、読者の目に焼き付ける描写力がすばらしかったです。
そのあとの展開も、風景の移り変わりと主人公の心の動きが上手にからみあって、テンポよく進んでいき、結末も、とても読後感がよかったです。
特に翔太と結衣の会話から、ほのぼのと小気味良いリズムを感じました。「なまら」というのは、どちらの方言なのでしょうか。すごくステキです」

そのあとのお返事で北海道の方言だということを教えていただきました。やはり五ヶ月経った今でも、作品全体からにじみでる鮮やかな色彩は心の中に残っています。

巻末につけてくださった「赤麦を守る会」の説明を呼んで、単なる資料というよりも、小説という架空の世界から現実の世界へ案内していただいた心地でした。
「ペンギンフェスタ」はたぶん、そういう空想と現実の境界の上に両足を乗せていたイベントだったんだなと今になって再確認しています。