メイキング・オブ・フラッシュノベル(1)
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さいしょに |
やあ。草薙じゃ。 今はふわふわの尻尾で婦女子のアイドルとなっておるが、平安の世には「稀代の陰陽師」ともてはやされ、その美貌で姫君たちをメロメロにさせておったのじゃぞ。それでいろいろとトラブルも……。げふんげふん、口がすべってしもうた。 さて今回は、「一を聞いて十を知る男」のわたしが、フラッシュノベル「桜舞ふ頃」の舞台裏を教えてしんぜよう。要するに、「メイキング・オブ・フラッシュノベル」というわけじゃな。 |
まずフラッシュノベルを作るために用意するものは、おおまかに4つじゃ。 1. ノベル作成ソフト 毎回使わせていただいている小説サポートシステム「ShaFla ver.1.08」は簡単で、初心者にはお奨めのソフトじゃぞ。ここでダウンロードできる。→ ハイカラロジック ← 閉鎖してしまわれた。残念なことじゃ。 これは分岐のないタイプじゃ。分岐のあるノベルゲームを作りたい方は、いろいろなフリーソフトの中から気に入ったものを選んだらよい。 2. レタッチソフト 写真を加工したり、イラストに色づけしたりするためのソフトじゃ。このサイトオーナーは、「Paint Shop Pro 9.0」を使ったが、デジカメやスキャナーなどの周辺機器におまけで付属している場合もあるので、性急に買わなくてもよいかもしれんぞ。 3. フラッシュ作成ソフト フラッシュアニメーションや、透過性の立ち絵を作るときに画像を変換するために必要なものじゃが、立ち絵程度ならフリーソフトで十分じゃ。ここのサイトオーナーは、市販の「Flash Maker2」というソフトを使用しておる。 4. 作ることを楽しむ気持ち こればっかりは作ってみないとわからんが、大ハマリするくらい楽しいのじゃ。特に、画像、効果音、BGMがテキストとぴたりと合ったときの快感はなんとも言えぬ。ひとりでも多くの人が、作る側の楽しさを知ってほしいと思う。 後述するように、絵の苦手な人には、フリーで立ち絵や背景CGを配布してくれるサイトがたくさんあるし、さまざまな効果音やプロ並みのBGMをフリーで配布してくれるサイトもある。 そういうサイトを巡って、あれこれと構想を練るときが一番楽しいかもしれんのう。 それでは、次のページから、さっそく本題に入ろうぞ。 せっかくの機会なので、本編「夜叉往来」のメイキング裏話も、おりおりに混ぜて話すとしよう。 次のメニュー 2. 背景作成 3. キャラCG作成 4. 効果音・BGM 5. テキストのフラッシュノベル化 | |
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