|
「……陛下の御意、承りました」 「ア……アッシュ」 「アッシュ!」 後ろに控えていた魔導士たちが叫んだ。 「待てよ。勇者の称号を奪われて、俺たち魔王軍と戦えるのか? もう一度話し合った方が……」 「いいんだ!」 アシュレイは一歩進み出て、腰に帯びていた剣を鞘ごと引き抜くと、オルデュースに差し出した。 「残念だ。アシュレイ。同期の誇りだったおぬしがこのような形で……」 「いつかきっと、わかってもらえる日がくるよ。オルデュース」 (Chapter5 より) このイラストを描きながら思ったのは……このあと、「勇者の剣」って一体どこへ行っちゃったんだろう?(汗) |
|||