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BUTAPENNも答えてみました。 1. あなたのサイト名の由来は? エッセイにも書いたとおり、2001年のクリスマスに牧師からもらった聖書のことばです。 「罪の増し加わるところには、恵みも満ちあふれました。(ローマ5:20)」の「満ちあふれる恵み」という意味です。 自作小説が、自分のおかした罪に苦しみながら、周囲の人の暖かい愛によって前に進んでいくという話が多いので、「過ちを犯しても、同じだけ神の恵みはそそがれる。決してあきらめてはいけない」という意味をこめてつけました。 2. あなたがサイトを開設するきっかけとなったのは、どんなことですか。 同じ教会に通っているとくとくさんのHPをステキだなと思ったこと。nyansukeさんやほかの人のメルマガを通して、ネット小説の世界にはまったこと。自分もちょうどそのとき、十数年ぶりかに小説を書き上げたところだったこと。ちょうど、xiaoさんの「はじめてのホームページ」というHP作成支援メルマガに出会ったこと。すべてがひとつの方向に向かっていました。 3. サイトを開設して、なにか得るものがありましたか? 自分の書いた小説を見知らぬ人が読んでくれたという喜び。年齢も出身も違うたくさんの人と共感しあえたこと。自分がクリスチャンとして体験したことを書くことで、人を少しでも励ますことができたということ。 4. 反対に失ったものは? テレビゲームをする時間。夫との会話(笑)。 5. あなたが小説を書き始めたのはいつ? 中学2年生のときです。 6. 処女作はどんなストーリーでしたか? カリフォルニアに住んでいた日米混血の少年が、日本の中学に転校してきた。しかし、国民性の違いから先生や友だちと心を通じ合えないジレンマに悩み始める。そんなとき、学校の放火犯を目撃してしまうが、その犯人は部活の同輩だった…という学園モノです。 7. 自分が一番満足のいく作品をあえてひとつ挙げるなら? 最新作がいつも、一番満足のいく作品(わ、キザ! 言ってみただけですよ)。 満足かどうかはわかりませんが、一番好きな作品は「EWEN」です。 8. 自分の小説の登場人物の中で、いちばん現実の自分に近いと思うのは誰? またこんな人になりたいという憧れの人は誰? 「かれ我を殺すとも」の主人公が、そのまま私。素直になれないでネチネチしてるところ。 憧れのキャラは、男性主人公キャラ全部(笑)。男に生まれたかったぜ。 9. 自分の小説を、恋人や身近な友人や家族に見せたことはありますか? 中学のときは友だちに見せてました。このサイトのことは何人かは知っていますが、ぜっっったい家族には見せません! 10.自分の書いたものを、まったく知らない人に批評されることに抵抗はありますか? プロの世界と違って、アマチュアのネット小説の世界では、批評はあくまでその書いた本人に向かって、作品の向上を願う人がすべきだと思います。本人の知らないところで批評をするサイトがあるそうですが、それは反対です。 11.自分の得意な(書いていて楽しい)小説のジャンルは何だと思いますか? 自分の書いたものを振り返って、「狂気の世界」を描くことが多いなと思います。ぞわぞわっと背筋にのぼってくる恐怖や戦慄が好き。恋愛ものでは、自分の気持ちに嘘をつかない男女の姿を描くのが好きです。 12.反対に、苦手ジャンルは? ハッピーエンド至上主義なので、悲劇的な結末の小説は苦手です。「因果応報」はむずかしかったですね。 13.プロの作家の文体を意識することはありますか? あるとしたら、それは誰? 他の方の文体に非常に影響を受けやすいタイプです。EWENを書いていたときは、佐藤賢一の「カルチェ・ラタン」の文体に影響されました。だれかの真似になってしまいそうで、他の小説を読むのがこわいと思うこともあります。 14.女性の一人称と男性の一人称では、どちらが書きやすい? 書きやすいのは女性の一人称ですが、書いてて楽しいのは男性の一人称です。 15.陽気で2枚目半の男性と、冷たい美形の男性。どちらのキャラを応援しますか? これはもう絶対後者(笑)。もちろん現実ではなく、小説の世界だけの話ですが。金髪ロン毛なら、なおよし。 16.自分の実体験を部分的にでも、小説に取り入れることはありますか? 私小説ぽいものを、もう3篇書いちゃいました。そのほかも、やはり登場人物は多かれ少なかれ自分の分身だと感じます。 17.小説を書くときに、資料集めや取材をよくする方ですか? 資料集めは、けっこうするほうです。ただ、お金をかけられないので、取材旅行はできません。ネットや本で調べています。 18.推敲にはどれくらいの時間をかけますか? 完成した自分の小説は、何回も推敲します。3〜5回は。それでも、ミスがあるものですよねえ。 19.ボツになった作品はどれくらいありますか? その作品の運命は? 一度書き始めたものは、石にかじりついてでも形にするぞ!という省エネ派(笑)です。ボツ作品はわずかです。それも、なんとか形にしたいと思っています。 20.小説のアイディアがよく出るのは、どんなときですか? 銀行などの待ち時間。電車やバスに乗っているとき。スーパーで買い物してるときがベスト3です。西宮のスーパーでは、ぼんやりした顔で小説のネタを考えながら、空のカートを30分も押しているBUTAPENNに出会えます(笑)。 21.自分の書きたいことにぴったりの言葉がなかなか思い浮かばないとき、どうしますか? しつこくしつこく、考え続けます。広辞苑をめくったり、和英辞典をめくったり。息子に「こんなとき、どう言う?」と聞いたり。 22.登場人物の名前は、どうやってつけていますか? 日本名とファンタジーでは、ぱっと浮かんだ名前を採用することが多いです。こないだ「かおり」という名前のキャラを登場させたのですが、「かおりは顔を上げた」という文を書いたとき、しまった!と思いました(笑)。外国人名は、辞典で調べたものを使います。 23.あなたの小説は、ストーリー重視ですか。キャラクター重視ですか。 私は自分のストーリーを、「キャラクターを描くための手段」だと思っています。キャラに対する思い入れが非常に強いです。なので、本編が終わっても番外編や続編を書くことが多くなる。 24.もしあなたに、十分な筆力と豊富な資料のそろった部屋とたっぷりの時間があったら、どんな小説を書いてみたいですか。 今書きたいのは、「坂本竜馬の周辺を描く幕末もの」と「昭和初期の探偵もの」です。でも、資料集めの段階でザセツしています。 25.あなたが小説を書く動機はなんですか? 現実逃避と現実容認。 空想を形にすることと、現実の自分を見つめなおすことで、空想と現実のギャップを埋める作業。 26.あなたは小説以外にどんな創作をしたことがありますか(イラスト・マンガ・詩・短歌・作詞など)。 中学生のころまで、マンガを書いていました。自分の絵の才能に絶望し(笑)、小説に転向しました。 27.テレビのシナリオライターになってみたいですか? もしなるなら、どんなドラマを作りたいですか。 以前よく、自分ならこんなドラマを書きたいなとストーリーを頭の中で作ることがありました。そのひとつが、「CLOSE TO YOU」です。もしできたら、アメリカのドラマみたいな、しゃれた会話の探偵ものが書いてみたいと思います。でも、本気でシナリオライターになりたいとは思いません。 28.もし、自サイトに今ある以外の新しいコンテンツを作ることになったら、どんな企画を考えますか? 日記かな…。三日でやめそうだけど(笑)。 29.サイト運営のなかで、一番ショックだったことと、一番うれしかったことは? ショックだったことは、特になし。掲示板を置いて以来、一度も中傷誹謗・いやがらせカキコを削除したことがないのは感謝だと思っています(それだけ誰も来てないってことか)。 うれしかったことは、リンクの申し出をしてもらったとき。小説を読んだ感想をいただけたとき。 30.最後に読者さまにひとこと。 みんな、愛してるよーっ。 すいません、軽すぎますね。 みなさま。いつも来てくださってありがとうございます。掲示板にカキコしてくれる常連さんも、こっそり来てくださっている方も、同じように大切な方たちです。これからもよろしく。 |