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「セフィロトの樹の下で2」登場キャラ紹介



AR8型セフィロト  

自律改革型ロボットとして、順調に精神の発育を遂げている。
人工知能の最深層に古洞樹博士の人格プログラムが組み込まれているので、無垢な中にも、深い洞察力を示すことがある。
今は【すずかけの家】補助教師のかたわら、柏所長のもとで特別任務官として極秘調査任務にあたっている。



古洞胡桃(こどう くるみ)  

26歳の女性保育教師。強い責任感と持ち前の明るい性格で、最愛の夫・樹の死後一年を乗り越えてきた。
セフィロトを愛しているが、人間とロボットとの恋愛は成立するかという難題に、まだまだ悩むことの多い日々が続いている。



犬槙魁人(いぬまき かいと)  

古洞樹とともにセフィロトを作った33歳の男性ロボット工学博士。数々の女性遍歴の裏で、一途に胡桃のことを想い続けてきた。
どうも、過去にはひとりの女性を真剣に愛したことがあるようだが……。


ジョアン・ローレル  

ピッツバーグにある大学の主任研究員でロボット工学博士。
ロボットを人間のパートナーにという考え方には大反対で、犬槙博士とは、ことあるごとに対立する。日米合同研究チームに参加するため、シーダとともに来日中。
未婚の母で、息子がひとりいる。


SR12型シーダ  

ローレル博士に作られた、セフィロトと同じ自律改革型ロボット。
だが、セフィロトとは違う原理に基づくプログラムで動いており、人間とは明確な一線を引いて行動する。
白銀のボディと蒼いクリスタルの瞳を持つ女性タイプ。


水木園長  

【すずかけの家】の園長先生。60歳代の男性で、すばらしい人格者。胡桃のよき理解者で、かつての教え子であった樹の姿をセフィロトの中に見出している。


栂野健(つがの たけし)  

教育省から派遣されてきた、【すずかけの家】の副園長。胡桃の父、桐生直人の【ロボット不要論】に心酔しており、ロボットを教育から排除しようと画策している。
胡桃にひとめぼれした模様。


北見さくら、伊吹織江  

【すずかけの家】の女性教師。北見さくらは国語担当。伊吹織江は理科担当。ふたりともセフィロトのファン。


椎名先生、小松先生  

【すずかけの家】の男性教諭。椎名先生は体育担当。小松先生は数学担当。かつてはセフィロトをライバル視していたが、今はいい関係を築いている。


【すずかけの家】の子どもたち  

木暮アラタくんは5歳児ながらIQ200以上の超天才で、口は悪いが、なにかとセフィロトの味方になってくれる。
ユキナちゃんは入園したばかりで、前の養育者を恋しがってなかなか馴染もうとしない。
カナイくんとルカちゃんは6歳児クラス。全員でセフィロトがロボットであるという秘密を守ろうとしている。


柏所長

科学省の元審議官。新しく【国立応用科学研究所】の所長として赴任してきた。
軍と科学省にひそむ軍事クーデタ計画の全容を暴くために力を注いでいる。セフィロトに対する態度は表面的には冷やかだが、実は深い信頼を寄せている。


武藤栄作、木田勇人

30代と20代の科学省官僚コンビ。審議官だった頃の柏の直属の部下だった。今も科学省と柏所長とのパイプ役になって、特別な任務を帯びている。
木田はセフィロトが嫌いで、武藤は中立。


桐生直人・楓

胡桃の両親。ニュージーランドで夫婦で教師をするかたわら、小さな牧場を経営している。
父直人は高名な教育学博士。ロボット政策を取る日本政府を批判して海外移住してしまったが、ようやくロボット嫌いをやめると宣言した。


桑田さんと『キヨ』

古洞家と同じ住居エリアに住む80歳代の男性。妻の死後、介護ロボットCA4型『キヨ』とともに暮らしている。




背景素材: 自然いっぱいの素材集