2周年記念企画の「セフィロトの樹の下で」ゲーム小説です。
本編第一部のあらすじをなぞりながら、ときどき分岐点が出てきます。 胡桃の選択しだいでは、セフィは本編とはまったく違ったロボットに成長します。 12の異なるエンディングをきわめてください。 ゲーム編 第1章 「微笑む機械」 冬の青空にむかって伸びている巨大なノズルの先が、もわりと透明な湯気を吐き出している。 私は、首の筋が悲鳴を上げるのも忘れて、いつまでもいつまでも見上げていた。 22世紀。亡くなった人の体は、3000度の超高温で分子レベルまで分解されて、大気に溶け込んでいく。私に残されたのは、遺体処理場の職員がさっき渡してくれたニ枚のメダルだけ。 「胡桃」 背後から、私を呼ぶ声が聞こえる。 胡桃はここで…… ふりかえる ふりかえらない TOP | HOME Copyright (c) 2003-2004 BUTAPENN. |