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「ティトス戦記」キャラ設定集 〜勇者パーティ編

じぇみさんが「サルデス国再興記」の執筆(2005年12月スタート予定)にあたって、リクエストしてくださいました。
小説スタート直前、つまりリュートがパーティにいた頃の設定です。
注: 一部、本編のネタバレになる部分があります。


アシュレイ
名前 アシュレイ・ド・オーギュスティン
性別
年齢 16歳
肉体的特徴 髪は金褐色。目は深い緑色。「いつも何かに思いを馳せているような厳しい目と眉の表情」(外伝より引用)。後年急激に背が伸びるが、この頃はまだ少年らしい体つき。
声や話し方 落ち着いて、威厳のある話し方。ただし、仲間たちと内輪でいるときは、けっこう砕けたしゃべり方になる。
動作や仕草 リーダーらしく、いつも緊張して周囲に気を配っている。呆れると吐息をつき、顔を手で覆うのが癖。
過去〜現在 小さい頃は、近衛隊長の父と王子の乳母である母とともに王宮で暮らしていたが、7歳までに両親を亡くして、サルデス王立騎士幼年学校から上級学校までは寮生活を送る。14歳のときに勇者の剣を拝領し、勇者として魔王軍との戦いを余儀なくされる。
性に関して おくて。
職業 サルデス王国正騎士。聖剣士。勇者の称号を戴く。
特殊技能 サルデス正統の剣術を極め、初級黒魔法と白魔法を修めている。
恐怖 勇者として人々の期待に応えられないこと。人々が魔王軍のゆえに苦しんでいるのを見ると、自分のせいだと思ってしまう。
魔王軍を撃退し、世界に平和を取り戻すこと。
娯楽 育ちがよいので羽目を外すことがないし、自分の自由になる金銭も持たないため、娯楽をあまり知らない。
将来の計画 家族を持って静かに暮らすことに、あこがれを感じている。
ユーモアのセンス まじめで軽口を叩くほうではないが、そこそこユーモアはある。
政治的信条 軍事王国サルデスを中心に世界がまとまるのが理想だと思っている。
異性に対する態度 超古風。女性を尊敬し、いたわり、ひとりの女性と生涯の愛を誓い合うことが理想。
子供に対する態度 子どもは大好き。兄弟がいないので、弟妹がほしいと思っている。
金銭に対する態度 不自由したことがなく、自分で使った経験もないので、無頓着に近い。
酒・麻薬に対する態度 酒は20歳になるまで嗜むことはない。麻薬など論外。
理想 人間中心の世界観をかたく信じ、魔族を抑えて人間社会を安定させることが理想。
後悔の念 リーダーとしての資格ということをいつも考えている。戦いで敗退すると、自分の考えの足りなさを深く後悔する。
一般的な嗜好 きれい好き。不潔なものを見るとぞっとするらしい。
名前の由来 気品のある名前、短縮形があって呼びやすいということで選んだ。
ギュスターヴ
名前 ギュスターヴ・カレル
性別
年齢 19歳
肉体的特徴 背が高く細身。薄い灰色の目。つやのある長い黒髪をふたつに撚り合わせている。
声や話し方 このときはまだ、皮肉屋で落ち着いた物言いをしているが、本来はリュートに負けないくらい口が悪い。
動作や仕草 身体を動かすことが苦手。体力なし。暇があればゴロゴロしている。
過去〜現在 魔導士のエリートとして、長老のもとで直弟子の訓練を受ける。16歳のとき、勇者を助けるため、アローテといっしょに村を出発。アシュレイとともに旅をする毎日を過ごす。
性に関して こっそり妓館に行って、初体験はすましているらしい。
職業 上級黒魔導士。風系の魔法が得意。
特殊技能 並外れた記憶力、計算力と集中力。
恐怖 体力や腕力にイマイチ自信がなく、リュートのような肉体派にはかなりコンプレックスを感じている。
とりあえずはトレジャーハンターになること。
娯楽 ごろ寝。
将来の計画 自分というものが実はよくわかっておらず、魔王を倒したあとのことはまったく考えていない。世界中をぶらぶら見て回るかな、なんて思っている。
ユーモアのセンス 真面目な場を茶化したり、沈んでいる空気を引き立てるのが得意。
政治的信条 政治や人間社会に関しては、ニヒルで冷めた視点を持っている。
異性に対する態度 子どもの頃は、好きな子をいじめる典型的なガキ大将タイプだった。長じてからも、自分の気持ちを素直に出せない。
子供に対する態度 小さい子を子分にして遊ぶのが好き。だから男の子に好かれる。
金銭に対する態度 計算に細かく、財宝も好きだが、がめついというのとは少し違う。
酒・麻薬に対する態度 13歳の頃から酒は飲んでいた。職業柄、薬の知識も豊富。
理想 「今日は何をして過ごそうか」と毎朝好きなように決められる日々が理想。
後悔の念 リュートだけは、仲間に入れるんじゃなかった。
一般的な嗜好 細かいことは気にしない。少々汚くても、そのほうがくつろげる。
名前の由来 フランス語名から探した。短縮形がある名前ということで。
アローテ
名前 アローテ・ルヴォア
性別
年齢 18歳
肉体的特徴 長い黒髪と大きく黒い目。小さい頃から体が弱く、やや痩せ気味。清楚な美しさを持っている。
声や話し方 もともと高くて少女っぽい声。でも落ち着いて話そうと努めている。
動作や仕草 ふだんはしとやかだが、実はギュスターヴよりも体力はある。
過去〜現在 両親はとっくに亡くなり、ユツビ村で育った。ギュスターヴと同じく長老の直弟子で、15歳のときから勇者の仲間になって、旅をしている。
性に関して 女性としての成熟の階段をゆっくり登っている。リュートとはすでに結婚の約束も交わしている。
職業 上級白魔導士。回復魔法と聖属性の魔法を得意とする。
特殊技能 食事や掃除、裁縫も得意だが、旅の毎日の中で能力を発揮することは少ない。
恐怖 胸が小さいこと(笑)。
昔から、誰かのお嫁さんになって幸せな家庭を築くことが夢だった。
娯楽 箸が転がってもおかしい年頃なので、なんでも楽しんでしまう。
将来の計画 今は戦いが終わって、リュートと結婚することだけを願っている。
ユーモアのセンス しとやかなようで、けっこうきつい皮肉を言う。
政治的信条 あまり関心がないが、勇者として各国のまとめ役になっているアシュレイが傷つかないことだけを願っている。
異性に対する態度 女性経験が豊富なリュートに嫌われるのではないか、と無理をして背伸びしているところがある。
子供に対する態度 大好き。母性本能をくすぐられると弱い。
金銭に対する態度 パーティのお金を預かることが多いが、正直言って苦手。
酒・麻薬に対する態度 たしなまない。でも、もしいったん飲んだら、大虎になりそう。
理想 困っている人がいなくなり、すべての人間が平等に幸せに過ごせる社会。
後悔の念 子どもの頃はギュスターヴが好きだったのに、リュートと知り合ってからは彼に恋する気持ちをとめられず、後悔していた。
一般的な嗜好 怒りや正義感に駆られると、回りがびっくりするくらい大胆なこともやってのける。かなりおてんば。
名前の由来 フランス語名で良いのが探せず、まったくの造語。
リュート
名前 リュート・リヒター
性別
年齢 21歳
肉体的特徴 長躯。筋肉質でたくましい。長い金の髪と青い目。
声や話し方 低くて大きい声、ひどく下品ななまりがある。おおらかで人を楽しくさせる話し方。
動作や仕草 戦いのときは、しなやかで豪胆。
過去〜現在 気づいたら、両親を殺され天涯孤独。奴隷に売られたり、あちこちを転々として辛酸をなめてきた。16歳のときから、魔物ハンターとなり、剣の腕を磨く。19歳のとき、勇者のパーティに押しかける。
性に関して 14歳の初体験以来、数々の女性と交わって、その世話で生きてきた。男娼となった過去もある。
職業 大剣使いの剣士。
特殊技能 体力・腕力・瞬発力すべてが並外れている。遠くのものが見えたり聞こえたりするなど、ときどき人間とは思えない不思議な力を発揮することがある。
恐怖 頭が悪い、性的に汚れた人間である、戦いの途中に記憶がなくなるなど、コンプレックスの固まり。
世界で一番強い人間になって、魔王を倒すこと。
娯楽 酒を飲みながら大勢でにぎやかに過ごすのが好き。
将来の計画 魔王を倒したら、アローテと結婚する。
ユーモアのセンス 楽天的。話したり笑ったりするのが好き。
政治的信条 貴族社会が嫌い。他人に縛られる生活は絶対にいや。
異性に対する態度 異性体験は豊富だが、実は精神的にはおくて。初恋はアローテだった。
子供に対する態度 他人の子はそんなに好きではないが、自分の子だとめちゃくちゃ可愛がるタイプ。
金銭に対する態度 厳しい人生を送ってきたので、金目のものはしっかり手に握って生きている。ただし、宵越しの銭は持たない。
酒・麻薬に対する態度 並外れた大酒飲み。
理想 コンプレックスをはねとばすような、強い男になること。
後悔の念 両親を目の前で殺されたという記憶を持っていて、自分が弱くて何もできなかったことを悔やんでいる。
一般的な嗜好 気さくでおおらか。人間が大好き。
名前の由来 楽器の名前。ドイツ人ぽい発音の名にしたかった。