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蒼空の扉(2)








 朝焼けが窓をうっすらとバラ色に染めている。
 暖かい布団にぬくぬくとくるまりながら、また若かった頃の夢を見ていたユーラスは、目を開けた。
(いったい、なぜ余はこんなところに寝ているのだ)
 記憶を取り戻すまで、しばらくかかった。
 確か昨日は、魔王城に突入し、勧められるままに食事をしたのだった。
 あの白い三角形の食物は、たいそう美味だった。
 お腹が満たされたあとは、雪羽という魔王の娘に付き合って、積み木やカルタで延々と遊ばされた。
 そのあいだに魔王の妻だという女、佐和は彼のぼろぼろに破れたマントを丁寧につくろい、短く仕立て直してくれた。
 そして、夕食を平らげたあとは、魔王の帰りを待つうちに、睡魔に勝てずにそのまま寝てしまったのだった。
(結局、昨夜はやつは居城に戻らなかったのか)
 魔王の邪悪な気配がそばに近づけば、たちまち目が覚めるはず。とてもこんなにぐっすりとは寝ていられなかっただろう。
 顔を横に向けると、狭い部屋に四つの布団が敷き詰められているのが見える。
 佐和はもう早くから起きているらしく、紙張りの引き戸で隔てた向こうからは、軽やかな足音や水音が聞こえてきた。
 雪羽の隣には、見たことのないひとりの人間が寝ていた。
 優しそうな男だ。漆黒の髪は寝ぐせがついて先が丸まっている。身なりは貧しいが、気品を備えた風貌をしていた。
(誰だろう。こやつも魔王の従者なのか)
 突然、魔王の娘がむくりと起き上がり、男に向かって寝ぼけたような声をあげた。
「父上、おしっこぉ」
「な、な、なんだと!」
 ユーラスは、布団から跳ね起きると、枕元に置いてあった剣を鞘ごとつかんだ。
「おのれ、きさまが魔王か!」
 ゼファーは身体を起こして大きな欠伸をすると、ちらりとユーラスを見た。
「朝っぱらから、うるさい。少しは時間をわきまえろ」
「なんだと」
「だいたい俺のパジャマを着ているくせに、威張れた立場か」
「……」
 ユーラスは自分の着ているものを見た。確かにゆうべ風呂に入った後に、だぶだぶの服を借り受けて着ていたのだった。
「おまけに昨日一日で、おにぎりを15個も食ったそうだな」
 と、すこぶる不機嫌そうな声で言う。「そのせいで、俺の夕食のおにぎりには、鮭が入ってなかった」
「父上ぇ、おしっこ、もれちゃうぅ」
「雪羽はもう、ひとりでトイレに行けるだろう」
「でも、父上といっしょがいいの!」
 「やれやれ」と、魔王は娘の両脇に手を差し入れて抱きあげると、行ってしまった。
 布団の上に残されたユーラスは、自分の目が見たことが信じられなかった。
 幼い娘を抱っこして厠に連れていくなど。おにぎりに鮭とやらが入ってないと文句を言うなど。これが、最強の魔王軍の頂点に立ち、無慈悲にも人間を殺戮し続けた、あの魔王なのか?
 佐和が、ひょいと部屋の仕切りから顔をのぞかせた。
「ユーリさん、私パートに行って来ます。朝ごはんは用意しておきましたから、おなかがすいたら食べてくださいね」
「う、うむ」
「でも……大丈夫かしら。敵同士のふたりを残して行って」
 佐和の目は心配そうに、ユーラスの顔と、トイレから戻ってきた夫の顔の間を往復する。
 ゼファーは肩をすくめて、答えた。
「大丈夫だろう。万が一戦うことになれば、雪羽を隣の田中さんに預けて外へ出る」
「それじゃあ、くれぐれも、ふたりとも怪我のないようにお願いしますね」
(……何だ、この緊張感のない会話は)
 佐和が出て行ったあとゼファーは、剣を手に立ち尽くしているユーラスに背中を向けて、さっさと布団をたたんで、押入れにしまい始めた。
 ユーラスは、無視されたことへの屈辱に震えた。
「魔王よ、外に出ろ。きさまの望みどおり、戦ってやる」
「この時間はまだ、暗くて寒いぞ」
「黙れ。今日こそ、おまえの心臓をこの剣で串刺しにしてやる」
「いいから、先にそのパジャマを着替えて、顔を洗って、飯を食べろ」
「ふざけるな!」
 怒りが頂点に達し、ユーラスは剣を抜いて斬りかかった。
 ゼファーは軽く身をかわすと、勇者の腕をうしろにねじりあげた。
「こんなものを、狭い部屋で振り回すな」
「うっ」
 命の次に大切な剣は、あえなく床に落ちた。
「ふすまを破ってみろ、張替え代2100円を弁償してもらうぞ」
 ユーラスは腰砕けになって畳に座り込み、深くうなだれた。
 悔し涙が目ににじむ。
 やはり、この幼い身体ではダメなのだ。七十年前、魔王を倒したときに持っていた力も技も、何もかも失ってしまった。
 ゼファーは、そんな彼をじっと見下ろした。
「ナブラの王よ。見てのとおり、俺はすでに魔王ではない。普通の人間だ」
「……だが、この世界を征服して、アラメキアに攻め込むことを企んでいる。――アマギがそう言っていた」
「昔の話だ。佐和と結婚して以来、そんな気はとうに失せた」
「嘘をつくな。今もなお、コージョーという国を侵略しているくせに」
「コージョー?」
「毎日、朝早くから夜遅くまで出陣していると聞いた」
 魔王は顔をそむけ、驚いたことに、くつくつと笑い出した。
「……おまえもいっしょに来てみるか?」
「え?」
「自分の目で確かめてみろ。俺がこの世界で、何と戦っているのか」


 佐和がパートから帰ってきたあと、ゼファーとユーラスは連れ立って外へ出た。
 アパートの軒下で、ローブにくるまって寒さに震えていたアマギは、ふたりが並んで階段を降りてくるのを見て、目を丸くした。
「ゼ、ゼファーさま」
 数年ぶりに再会した老科学者に、ゼファーは皮肉げに笑いかけた。
「変わらんな、天城博士。アラメキアでは不思議なことに、この世界の人間はまったく齢を取らないと見える」
「わ、わたしを裏切り者だと思っているだろう」
 闇組織の非情なボスだった頃のゼファーしか知らないアマギは、あたふたとユーラスの後ろに隠れた。
「だがわたしは、どんな手段を使ってでも地球に帰りたかった。【転移装置】の成功を、わたしの並行宇宙理論の正しさを、わたしをバカにした科学者どもに突きつけてやりたかったんだ」
「大賢者。おまえは【装置】のところに戻っていろ」
 ユーラスはアマギに低く命じると、そのままゼファーの後に従った。
 連れて行かれたのは、コージョーと呼ばれる、何の装飾もない大きな建物だった。
 そろいの服を着た大勢の人間が、集まってきた。魔王とともに攻撃を受けるかと一瞬身構えたユーラスは、満面の笑顔が彼に向けられていることに戸惑った。
「かわいいーっ」
「おっ。坊主、不登校か。俺の仲間だな」
「主任、この子、ご親戚ですか? どことなく似てますよ」
 彼らのあけっぴろげな様子から察するに、ゼファーは、ここで厚い信頼を受けているに違いなかった。
(アラメキアでは人間の敵だった魔王が、この世界では人間から慕われている?)
 とてもではないが、認めたくない光景だった。
 ユーラスはその日一日、工場の隅にぼんやり座って、魔王が彼らとともに、ほとんど休みも取らずに働くのを見つめていた。
 とっぷりと日が暮れたころ、ようやく彼はユーラスのもとに戻ってきた。
「待たせたな」
「……いや」
「ナブラ王。これが、俺の戦場だ」
「これが、戦場――」
「そうだ。この世界はアラメキアとは違う。生きて家族を養うためには、朝から晩まで額に汗して働かねばならぬ」
 かつての魔王は、工場のうす汚れた天井を見上げて笑んだ。
「ここで俺は機械油にまみれ、朝から晩まで、単価数十円や数百円にしかならぬパーツを作っている。だがこれは、破壊のための戦いではなく、生み出すための戦いだ」
「……」
「今のところ、負け戦のようだがな。それでも俺は最後まであきらめない」
 と言いながら、その笑顔には誇りさえにじむ。
 ユーラスは目眩を感じた。それほどに激しく動揺している。
「さあ、帰るぞ」
 工場を出て、夜の道を先立って歩き出した魔王に、とぼとぼとついていく。
 奴の背中が大きく見える。それとも余が小さくなっただけなのか。
 突如、得体のしれない悲しみと怒りが、腹の中を駆け上がってきた。
「余は、きさまを赦さん!」
 ユーラスは立ち止まり、小さな全身がきしむほどの大声で叫んだ。
「アラメキアは、魔族との戦争で大きな荒廃を喫したままだ。その爪あとは、四王国で今も消えておらん。民はいまだに食糧不足に苦しみ続けている」
 魔王は背中を向けたまま、何も答えない。
「たくさんの命が失われた。きさまのせいで! そのアラメキアを逃げ出して、知らぬふりをして生きようというのか。新しい戦いを始めようというのか。余は赦さん! きさまには、あの戦いを忘れる資格などない!」
 ユーラスは、ゼファーを残して駆け出した。月明かりの中をめちゃめちゃに走った。
 どうして自分のことを負け犬のように感じるのか、わからなかった。


 若き紅顔の勇者は大胆にも、真正面から斬りかかってくる。その気迫は、ゼファーの紫の目が放つ魔力さえ跳ね返している。
 注意を奪われた一瞬をついて、両側面から【テュールの七重の鎖】がゼファーの身体に巻きつき、ぶざまにも膝をついた。
 その足元には、魔族と人間の死骸が、じゅうたんのように敷き詰められている。
 髪をふり乱してもがき、牙で鎖を噛み切ろうとしたが、縛めはびくともしない。
 ゼファーは憤怒に我を見失った。
 ただ憎い。何もかもが憎い。
 人間が、人間に加担する精霊の女王が、そして女王の愛するアラメキアそのものが憎い。
 右手に鋭い痛みを感じる。
 ナブラ王ユーラスの剣先が、彼の手首を刺し貫いたのだ。
 ゼファーは野獣のように吼えた。魔力が噴水のように、傷口から失われていく。精霊の女王が、人間の四人の王に与えたという聖なる封印の剣。
 ついで、左手。左足。右足。
「魔王ゼファー。きさまに殺された幾万の民の恨みを思い知れ!」
「おの……れ。ユーラス」
 ひゅーひゅーと互いの息が感じ取れるほど間近で、ふたりは命を懸けた憎悪をこめて睨み合った。


 ゆっくりと起き上がると、ゼファーは吐息をついた。
「ゼファーさん」
 佐和が布団の中から、そっと夫の名を呼んだ。
「眠れないのですか?」
「……ああ」
 彼は大きな手で、妻の髪を撫でた。
「おまえは、何も心配する必要はない」
「ええ。わかっています。けれど……」
 佐和は今までの結婚生活で、夫がときどき、ひどく辛そうに見えることに気づいていた。
 そういうときのゼファーは決まって、何も見ていない目をしている。
 この世界にあるものすべてを突き抜けて、過去の記憶を見ているのだ。そして、絶対そのことを語ろうとしない。
 ほんとうは、教えてほしいのに。いっしょにその辛さを分け合いたいのに。
 夜明け前の薄明の中に夫がそのまま消えていってしまいそうな不安に駆られて、佐和は思わず彼の手を握りしめた。


 工場に向かおうとして家を出たゼファーは、しばらくすると立ち止まった。そして、来た道へと歩を戻す。
「どこへ行く。魔王よ」
「精霊の女王」
 朝霞の中にたたずむハクモクレンの木のそばに女王は立っていた。早春の日光が差し込み、白いつぼみは、女王の衣の裳裾のように淡く輝いている。
「ユーラスのもとか」
「まあな」
「彼に討たれる覚悟をしたのではあるまいな」
「まさか」
 ゼファーは低く笑った。
「佐和や雪羽を置いて行く選択など、俺にできようはずがない」
「それでは、いったいどうしようと言うのだ」
「……わからぬ」
 途方に暮れたように、ゼファーは首を振った。
「奴が俺を恨む気持、痛いほどわかるのだ。わかるが、どうすることもできない」
「ナブラ王の言うことを、あまり真に受けてはならぬぞ。確かに、アラメキアの大地は今も荒れ、作物も昔のようには豊かに育たぬ。だが、それは、そなたの起こした戦争の爪跡のせいばかりではない。アラメキアの自然そのものが、少しずつ異変をきたしておるのだ」
「異変?」
 ゼファーは顔を上げ、女王の凛とした貌をまっすぐに見つめた。ユスティナの瞳は、今も昔と変わりなく、アラメキアの未来だけに向けられている。
「今はほんのわずかな異変だ。時間はまだあろう。それより」
 精霊の女王は、美しい眉をひそめてゼファーを見た。
「今度のことは、私も責任を感じておる。もっと注意を払うべきだった。ユーラスは幾度となくアケロスの洞窟に侵入し、そなたの肉体にかけられた封印を解こうとしたのだ」
「聖剣の封印を?」
 ゼファーには、初耳の話だった。「いったいなぜ?」
「おそらくユーラスにとって、後の人生は決して幸福なものではなかったのだ」
「どういうことだ」
「彼は何よりも天性の戦士だ。戦いの場においてこそ優れた力を発揮できる。だが平和な世において、ユーラスはどう国を治めればよいかわからなかった。食糧難と、たびたび起こる叛乱。国民たちは彼を疎み、王としての彼は常に孤独だった」
 女王は哀しげに、睫毛を伏せた。
「だからユーラスは、そなたへの憎しみを忘れることができなかった。そなたの封印を解き、アラメキアに呼び戻して、再び倒そうとした。それができないとなれば、異世界まで追いかけてでも倒す。それが、自分の誇りを保つために奴の選んだ、ただひとつの道だったのだろう」
 ゼファーは奥歯をぎりと噛みしめると、ふたたび歩き出した。
「ゼファー、待て。何をする気だ」
「やつを殴る!」


「ナブラ王、どこだ!」
 【転移装置】の中で寝ていたユーラスは、その声で外へ飛び出した。
 ガラクタの山のふもとに立つ男は、かつて魔王だった頃に持っていた、燃えるような憤怒に包まれている。
 何十年ぶりだろう。これほど激しく全身の血が騒ぐのは。
 ユーラスは剣の柄をかたく握りしめると、髪の毛が逆立つような戦慄の中で山を降りた。
 かつての宿敵同士は、あのときと同じように間近でにらみ合う。
「おまえ、俺の首を取って、どうするつもりだった」
「……なに?」
「俺を殺して、その後どうするつもりだったかと訊いている!」
 あまりの剣幕に、ユーラスはとっさに答えられない。
「おまえは、おのれの治める国を捨ててきたのか。それで、民が喜ぶのか。飢えが満たされるのか。おまえは、ただ俺に対する不毛な復讐の一心だけで、ここへ来たというのか。それならば、おまえには俺を責める資格はない」
 ゼファーは、ぐいと前に出ると、ユーラスの襟を鷲づかみにした。
「アラメキアを逃げ出した卑怯者は、おまえのほうだ!」
 剣が、手を離れて落ちた。
 ゼファーの人間の身体から、あるはずのない暗黒の光輪が立ち昇っているのが見えたのだ。
 圧倒的な王威。
 アマギ博士は、【転移装置】の陰で声もなく震えている。
 ゼファーの手が首から離れたとき、ユーラスはぺたんとゴミの山の上に尻餅をついた。
 敗けた。
 やつの言うとおりだ。余はアラメキアから逃げ出したのだ。
 七十年前の魔王との戦いには、確かに勝ったかもしれぬ。だが、その後の人生では敗けたのだ。コージョーで多くの人間と心をひとつにして働いていた魔王の足元にも、余は及ばぬ。
 膝をかかえて滂沱の涙を流すユーラスを、ゼファーは長い間見つめていた。
「七年、待ってやる」
「……え?」
 泣きはらした目を上げた少年に、魔王は背中を向けた。
「七年すれば昔の強さを取り戻し、俺を倒してアラメキアに凱旋できるだろう。それまで、この世界にとどまれ。おまえが大きくなるのを、待っていてやる」
 答えも聞かずに歩き始めたゼファーの後姿を、ユーラスは茫然と見送っていた。


「まったく、そなたも人使いが荒い」
 精霊の女王は、ほころび始めた公園の桜の枝々の陰から、繰言を言った。
「この世界の書類を書き換えるのは、わたしといえど、並大抵な苦労ではないのだぞ。瀬峰正人の戸籍やヴァルデミールの外国人登録を偽造したときも、どれだけ大変だったか」
「すまん」
 砂場でひとり遊びをしている雪羽のそばのベンチで、ゼファーは苦笑した。
「その類の証明書を作っておかねば、やつは小学校にも通えないからな」
「アマギには、ずっと昔、死に別れた息子がいたそうだ。ユーラスはその息子の子どもで、ずっと外国で暮らしていたことにしておいた。名は、『天城悠里(あまぎゆうり)』。住所はこの近くにある、アマギが昔使っていた研究所だ。――だが、ゼファー」
 精霊の女王は憂いを帯びた目を、かつての想い人に向けた。
「ナブラ王は、おまえを倒すことをあきらめてはおらぬぞ。本当に七年後に討たれるようなことにでもなれば、なんとする」
「そのときは、潔く討たれてやるさ」
「ゼファー!」
「まあ、そうもいかんだろうがな」
 ゼファーは穏やかに微笑みながら、無心に遊ぶ愛娘を見つめた。
「俺にも、逃げてはならぬ理由がある」


 ある夜、疲れて帰ってきたゼファーが家に入ると、いくつもの声が一斉に彼を出迎えた。
「おかえりなさい、ゼファーさん」
「父上ぇ」
「シュニン、おかえりニャさーい」
「勤めご苦労」
 ゼファーの手から、カバンがどさりと落ちた。
 瀬峰家の夕食の席には、佐和と雪羽、ヴァルデミールのほかに、ナブラ王ユーラスまで座っているではないか。
「余は、ここの食事が気に入った。毎日食べてやることにしたのだ」
 すました顔で、少年はおにぎりを頬張っている。
「きさまを待たせぬためにも、早く大人にならねばならぬからな。そのうえ、きさまの糧食も減らすことができる。一石二鳥の戦略だろう」
「ユーリおにいちゃん、ヴァル、早く食べて遊ぼう」
 雪羽はふたりの腕を引っ張って、楽しそうだ。
 ヴァルデミールは、現われたライバルに対抗心を燃やし、すごい勢いで鮭をしゃぶっている。
 そして、ゼファーのおにぎりには――今夜も鮭が入っていないのだった。









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