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  今回の予告は……

  ほんの些細な事がきっかけで、新しい恋人が出来た。
  今日はそうなってから、初めてのデート。
  以前付き合っていた人とは違う、自由奔放な恋人の振る舞いに振り回されっぱなしの主人公。
  心のどこかで前の恋人と比較しているが、けれども新しい恋人の良さを噛み締めていた。
  そんなデートの最中、恋人のとんでもない秘密を知ってしまい、うろたえる主人公。
  果たして、この恋はうまくいくのだろうか……!?



Side BISCUIT   第1話 「ビスキー・アンド・リスキー・クッキー」




 ビスケットみたいに、僕の心は砕けてしまった。脆くも崩れ落ちた。未明にかけての追跡劇は最悪の結末で、終焉を迎えようとしていた。真逆の大団円。バッド・エンドの鑑。畜生叫んで僕は只管ひたすら、溶接と暗がりの螺旋階段を駆け上がる。その回転はあたかも走馬灯の様で、実際、滴る汗のブラウン管に僕はこれまでの事を照り返すようにして思い返していたのだった。
「好きです」
 突然そんな風に切り出されて、僕は少し面食らった。脈絡がなさ過ぎる。会話というのは本来、前後の流れで言葉が変わる。でも、確かに沈黙があったとはいえ、僕たちはそれまでジャック・ラッセルテリアという犬種は馬にも追いつく瞬発力と持久力がある、という話をしていたはずだ。だのに、何故どうしての急展開。突然の告白タイムのタイミングに動揺を隠せない僕は、けれどもしかし、告白なんてものは結局自己都合だから、もしやこういったタイミングこそが正解なのではないだろうか、などと間抜けな事を考えている。
「そ、そうなのか」
「そうです」
「ありがとう」
 なんという切り返し。ありがとうなんて言葉、言ってはいけない。ほらみろ彼女は困惑の面持ちで、
「それって、お断りですか?」
「いや違うよ。君の気持ちが嬉しくて、それで、ついの『ダンケシューン』」
「それじゃあ」
「僕からも言うよ」
 これはよくある文士の口説き文句。
「死ぬ気で恋愛してみないか」
 ジャック・ラッセルテリアの体力が馬並なら、精力も強いのかしら、後から聞いた話、彼女はそんな事を連想し、僕に告白したらしい。道理で、次の瞬間の口づけの、歯と歯がぶつかりそうになるくらいの激しさ。ラブホに直行。そのまま続行。二人は一つになって、上下左右空中遊泳、ディーゼル蒸気のしゅっぽしゅっぽ、沸騰する薬缶からあふるる情熱。とろけそうになって何度も何度も、やがては明け方満足して、僕は彼女の片乳を優しく撫でながら、深い深い眠りについた。
 就寝、やがて。
 寝起きは悪い。だからその状況を、把握できない。
穂汰流ほたる
 呼んでも見渡しても、人の気配はない。あるのは、昨夜から付けっぱなしのTVがエンドレスで延々垂れ流しているアダルト・ビデオの熟女のヨガリ声だけ。ハッとして自分の持ち物検査。大丈夫だ。財布も中身を抜き取られていないし、ケータイもある。貴重品も、服も全部ある。ただ、彼女=穂汰流と、その一切合財が忽然として消え失せていた。
「何だよ。何か予定でもあったのか」
 ベッドの上を調べてみてもメモ一つ残されていない。無論全裸でぷらぷら彷徨って、トイレや浴室を覗いたが存在しない。ただ、薄いブルーのブラジャーだけが、ぽつんとひとつ、テーブルの灰皿脇に鎮座ましましていた。それは間違いなく昨晩僕が服を脱がせる極意である『ホック真拳』を駆使して脱がせた穂汰流のものだ。何故これだけ。ブラジャーをする暇もないほど急いでいたのだろうか。
 わけわかんな。
 ずっとその場にいるわけにもいかないので、帰る事にする。身支度を整えると、メールの着信音が鳴った。穂汰流からだった。
『件名:デートしよう(^‐^)
私を探して
夜までに見つけられなかったら
私、死ぬ事にするね
死ぬ気で恋愛してみないかって言ったでしょ
私、本気にしたからね』
 画像も添付されていた。穂汰流はにっこり笑って自画撮り、ピースしている。からかっているのだろうか。試しているのだろうか。いずれにしろ、僕はどうする。つきあうか。
 ふと過ぎるのは、昔の思い出。
「約束しよう。来週の日曜日、海を観に行こうね二人で」
「ああ。約束だ」
 次の日、当時付き合っていたクッキーこと久喜藍子は不慮の事故で死んでしまった。
 あれ以来、僕は海を観ていない。
「しょうがない。つきあうか」
 僕はラヴ・ホテルを独り後にした。
 これがデートの方法だっていうんなら、僕は付き合おうじゃないか。後になってからじゃできない事がこの世にはたくさんあるんだ。
「もしもし、あーオレオレ!」
 これが最近、仲間内で流行っている電話の仕方だ。元『オレオレ』詐欺のパロディである。やりすぎて最近、もうほとんど受けないのだけれども。
『おう。どうしたOG(LIVE)』
 僕が電話した相手は友人の緑川で、OGというのは僕自身の仇名だ。僕は本名、赤尾青磁というのだけれど、その名前から「赤」「青」を抜くと(そもそも抜く意味がわからないのだが)オジが残る。それで当初、危うく「オジさん」というニック・ネームになりかけたのだが、それに対して猛烈に反抗した為、緑川の鶴の一声「それじゃあOGにしちゃえばいいじゃん。JBみたいに」。かくして僕はイニシャルでもないアルファベット二文字で呼ばれる事と相成ったのだ。ま、それはそうとして。
「いやさ。黄田川に電話しても出なかったから」
『何だよォう。俺は黄田川の代わりぃ?(LIVE)』
「そういうんじゃないけど」
『だって黄田川はどうせ今頃熟女と就寝中でしょぉう?(LIVE)』
 黄田川とは僕たちの共通する友人で、出張ホストをしている。その為、午前中はほとんど眠っている事が多い。免許の書き換えぐらいでしか早起きしないのではないかと思われる。
「いや。あのさ、黄田川の事はいいんだけど、聞きたいのは、緑川、お前、白鳥穂汰流って知ってる?」
『嗚呼、知ってるよ。あれれ、その子ってさ黄田川が言ってたけど、OGに紹介してくれたんじゃないのぅ?(LIVE)』
「あー、知ってたか。うん。そうなんだ。あの子って、どんな子か、知ってる?」
『まぁ知ってるよぉ。実はさ、黄田川が最初、俺に紹介して来たんだよ。でもね、俺、子分たちに彼女のこと調べてもらったの。そしたら良くない事聞いちゃってさー。丁重にお断りしたんだよぉ(LIVE)』
 緑川はヤクザの息子だった。なよなよっとした喋り方で、それでもどこか威風堂々なので最初会った時は「どこかのお坊ちゃまなのかな?」と思ったのだけど、付き合っていくうちに少しずつ明かされていくヤのつく自由業を身内にもつ人のエピソードからそうと知れたのだが、時折怖いと思う以外は、割かしいい奴なので今では親友みたいになっている。
「良くない事って、何さ?」
『あーん。なんつーか、その子、自殺願望みたいなのがあるって(LIVE)』
「自殺願望?」
『うーん。なんか結構よくない家庭に生れ落ちちゃったみたいでねぇー。高校在学中から風俗嬢やってたみたいだし(LIVE)』
「ふ、風俗嬢!?」
 風俗刑事の浜ちゃんみたいに、思わず僕は声高になってしまう。我に返り周囲の人々の白い目が気になって、僕は少し身を屈め、小声になる。顔が赤い、多分。でも、道理で納得の床上手。
『うーん。風俗嬢って、言ってた。泡姫か、デリヘルかどっちだったか忘れたけど。今は辞めてるんだけど、付き合ってる人の影響で辞めたみたい。その男もひどいやつでねぇ。男運がないんだろうね。奴隷みたいに扱われたみたい。それ以降ちょっと精神的におかしくなっちゃったのかな。ま、その男はムカツイタから黒河にちょっとお仕置きしてもらったけどさぁー(LIVE)』
「そうだったのか……」
『なぁに、OG。その子と何かあったの? まさか、ヤっちゃったとか?(LIVE)』
「昨晩……」
『あらららら。もぉー、OGちゃんそういうところあるからなぁ。淋しそうな女の子見ると、ほっておけないんでしょ? で、何かトラブってんの? 黒河そっちによこそうか?(LIVE)』
「いや大丈夫。うん。ありがとね。わかったわ。ばーい」
 電話を切ると、もう目的地に着いていた。錆びれかけたマンションの一室、『紫村探偵事務所』の表札が落ちそうになりながらも、辛うじて個性を主張している。そこは友人の紫村が先日亡くなった父親の後を継いで始めた探偵事務所だった。
「いらっしゃいませ! あら。なんだ。赤尾さん」
「あらなんだ、って事はないでしょう。今日はお客だよ」
 ドアの向こうで迎えてくれたのは、紫村の秘書、チャーミーこと茶畑薫だった。確かまだ中学校2年生ぐらいだったと思うのだけど、平日の午前中、一体こんな所で何をしているのだろう。
「先生。お客さんよ。赤尾さん」
 衝立一つで仕切ってあるだけなので僕と彼女の会話は紫村に丸聞こえのはずである。だけれども、ちゃんと報告するのはここのルールなのだろう。
「いやぁ。久しぶりだね、青磁」
 よれよれしたスーツ姿の紫村は立ち上がって、僕を出迎えた。満面の笑顔。
「チャーミー、こちらに珈琲を」
「はぁーい」
「で、今日は仕事だって?」
 明らかに暇なのだ。紫村は手で着席を促して、自身も対面に座った。もともとややぽっちゃりした体型だったが、一回り増量しているようにも見える。
「意見を聞きたくてね、その、探偵として」
「むひょっ」
 紫村が「むひょっ」と言った時は喜んでいる証拠である。彼は「探偵である」ことを言われたり、誉められたりするのが無性に好きらしかった。今日はおだてる必要がある。できる限り、喜ばせてあげよう。
「僕は君を尊敬するよ(むひょっ)。お父様の探偵という崇高な職業を(むひょっ)しっかり受け継いで、こんな事務所まで持って立派にやってる(むひょっ)。それで今回は探偵としての君に、頭脳と知識を(むひょむひょっ)拝借しに来たって訳さ」
「なんだー、今日は随分言ってくれるじゃないか。さてはお金がないのだな」
 さすがは探偵と言うべきか。図星である。
「まぁいいや。とりあえず話だけは聞くよ。聞かせてみて」
「恩にきる」
 僕は自分のケータイを取り出して、例の穂汰流から送られてきた画像を見せた。
「これ、どこだか判る?」
「むひょっ。かわいい子だなぁ」
「こんな子、どこがかわいいのよ」
 珈琲と、探偵用の紅茶を持って来たチャーミーが中学生にしては大きな胸(E)を探偵の肩に押し当てて嫉妬したようになじる。慌てた探偵は、むごむご言って僕に「助けてくれぇ」という顔をした。だから、その流れから穂汰流のことと、メールのことと、その総てを順路立てて探偵に説明した。
「むひょひょ。成る程なーっ。こういうのを待っていたよ。俺は」
「喜んでる場合じゃないんだ」
「悪い悪い。ひょっとするとこの子、自殺しちゃうかも知れないんだものね。わかってるわかってるよ。むひょ」
 探偵は僕のケータイを取り上げて、棚からコードを取り出すとそれを使ってケータイとパソコンをつなぎ、何事かをカタカタと、キーボードを巧みに操って調べ始めた。高校の時から矢鱈パソコンに詳しかったので、よもや探偵になるとは思っていなかったのだが、パソコンも調査に貢献しているらしい。IT探偵とでも呼ぶべきか。
「むひょ。出た出た。ふーん。これはビルの上だな、どこかの。青磁。彼女がいなくなった正確な時間ってわかるかい?」
「さあな。4時半過ぎ頃僕は寝たから、その時に彼女が眠っていなかったら、それから、僕の目覚めた8時半くらいまでの間って事になるけど、正確にはちょっと」
「ふーむ。4時半で、彼女が身支度をしてだな、5時に出たとして、うむ。このメールの着信は9時を少し超えた時間だから、正味4時間。もしタクシーを使ったとしても移動できる範囲は、このホテルからも、このくらい。で、画像の奥に海みたいなのが見えてる。海が見えてるってのはもう夜明け過ぎてるな。夜明けは今日、6時15分か。さらに絞れそうだな。海が見えるこっちの方面に、移動できる距離を想定すると、大体こんな感じか。あ。これ何だろう。うーん」
 探偵がぶつくさ言いながら考えていた時、突然ジリリリと目覚し時計が鳴った。
「先生! お昼の時間です!!」
「むひょっ」
 それを聞くと探偵はすっくと立ち上がり、
「休憩だ」
 突然宣言した。
「きゅ休憩って。居場所は?」
「すまん。規定でね、休憩はしっかりとる事にしてるの。ある程度は場所を絞り込んだから、後は判ったら連絡するよ。さあチャーミー、今日はおろしハンバーグを食べに行こう!」
「うん!」
 それだけ言い残して探偵はチャーミーと腕組んで消えていってしまった。唖然とする僕はそうしている訳にも行かないので、とりあえずパソコンをチェックする。モニターには地図が表示されていて、穂汰流がいると思われる場所が範囲として示されていた。
「結構広いな」
 とりあえずそれを記憶して、僕は紫村探偵事務所を後にした。
 お昼にしな蕎麦啜る立ち食い、天下の往来栄養補給。食べ終えた時、穂汰流からメールが届いた。丁度勘定を渡す時だったので、少し粟を食う。落ち着いて、メールを確認。
『探してる? 私、死んじゃうよ』
 画像はない。
「探してるよ」
 探す方法なんて見当もつかない。とりあえず探偵の絞り込んだ地域にある遠くに海の見渡せるようなビルを一件一件当たる事にした。しかし、絞り込んだとはいえ相当な件数。更に、屋上へそうそう簡単に上がらせてもらえるビルも少ない。入っても手詰まり的な展開で、虱潰しともローラー作戦とも言えない当て外れとも思える探し方に、ただただ疲労して行くだけの身体を引き摺る。
 夕方が近づいた。
 咽喉が渇いた。
 穂汰流に電話してみた。
「もしもし?」
『もしもし』
「おい。どこだ?」
『探して。じゃないともうすぐ飛び降りちゃうよ?』
「飛び降りちゃうって、簡単に言うなよ」
『簡単じゃないよ。私と、あなたの関係ぐらい、簡単じゃない』
「でも、なんで?」
『死ぬ気で恋愛してみないかって、あれ、太宰治でしょ?』
「よく知ってる」
『私ね、それ信じてるから。だから、待つことにしたの』
「そうか……」
 緑川から聞いた、穂汰流の過去が少し僕を納得させていた。
「俺、行くから、待ってろよ」
『うん。でも、タイムリミット、日没までね』
 もう、あまり間がない。
「わかった」
 電話を切る。穂汰流はきっと、本気なのだ。本気で飛び降りる。何がそうさせるのかわからないが、それでもそんな確信がある。死ぬ事でしか自分を認めてもらえない、そんな哀しい表現しかできない人間は少なくない。それに、それが穂汰流の愛情表現なのだと言うなら、受けて立とうじゃないか。疲れて動きたくない肉体を奮い立たせるようにして、僕はまた、歩き出した。
「僕だって、もう誰かを失いたくないんだっ」
 電話の着信。穂汰流か。違う。探偵からだ。
「え?! 居場所がわかった?」
『ああ。画像の後に見切れていた看板を分析したんだよ。そしたらすぐわかった。多分、青磁たちがいたラヴ・ホテルの看板だ。「ラ・マン爛漫」ってそうだろ? つまり、彼女は向かいのビルに居たって事さ』
「そ、そうなのか。向かいって言えば」
『うん。漫画喫茶がある』
「あそこかっ。紫村、今日の日没、わかるか?」
『わかるよ。あと、30分ってとこだな』
「くそ。急がなくちゃ」
『つける場所か?』
「タクシー拾えば」
『無理かも知れないぞ。この時間、帰宅の帰る車でその辺はごった返すからな。どうする?』
「走るまでさ。ありがとうな! 探偵さん。恩にきる」
『むひょ』
 珍妙な探偵の笑い声を最後に、僕は全力で走り始めた。間に合うか。ここからだとギリギリかも知れない。しかし四の五の言ってられないのだ。もう残されている選択肢は、たったのひとつ。走る。ただ、それだけだ。
 夕暮れはやがて、夕闇になり、翳りゆく空は夜を呼ぶ。僕は螺旋階段を駆け上がり、屋上を目指していた。
 もう、日が暮れる。
 時間がない。
 DNAに似た螺旋の円周を1度回転するごとに暗黒はどんどん濃くなって行く。
「穂汰流っ!」
 果たして、開け放し駆け込んだドアの先に、穂汰流の姿は、
「穂汰流!」
 ――あった。居た。
「間に合っただろ!」
 彼女はフェンスの向こう側、両腕を翼のように広げて、背を向けている。
「穂汰流」
 彼女は首だけこちらを向いて切なげな、微笑。
「死なせないぞ」
 僕は大股で近づいて、手を握った。
「あなたが私を見つけられないであのラヴ・ホテルから出て行った時、私、多分死ぬんだろうなって思ったよ。そしたらね、ノーブラの飛び降り死体になって、ちょっとセクシーでしょ。あなたにとって、形見のブラジャーだけが残る」
 ふふ、穂汰流は、そうして心からおかしそうに笑った。
 僕はたまらず、彼女にキスをした。
「帰ろう」
 ドラマみたいにかわいく「うん」とうなずいた彼女を連れて、DNAをくだる。二人は手をつないだまま、寄り添っている。
 テンションが上がったのか、穂汰流は歌いだした。
「ポケットの中にはビスケットが一つ♪ ポケットを叩いてビスケットがふたつ♪ 私の心は砕けてばーらばら♪」
「替え歌?」
「私のテーマ曲」
「そっか」
 切なくて、切なくて、それでも手の温もりだけが繋がっていて、切なさも温もりもひとつ。ふたりの心は砕けていても、今はひとつのビスケットみたいに、壊れちゃいない。
 この温もりが続く限り、僕は彼女のそばにいよう。今はただ、それだけを思って、僕も穂汰流と一緒に替え歌を口ずさんだ。
「私の心も砕けてばーらばら♪」
 いつまでもいつまでも、それは止む事がなく、ようやく終わった過激なデートに、僕は少し安堵してようやく久しぶりに笑う事が出来たのである。



  第2話につづく



企画/高橋京希、アンリミテッド・クローバーズ
制作/BUTAPENN



素材: a day in the life   師匠小屋