メイキング・オブ・フラッシュノベル(2)
back | top | home 背景作成 | |
![]() |
わたしの名前の「草薙」は、もともと「天叢雲」の別名なのじゃ。 日本創世神話によると、須佐之男命(スサノオノミコト)が倒したヤマタノオロチの尾から出てきた太刀が「天叢雲剣」で、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)がそれを拝受し、草を薙いで、野火の難を払ったことから「草薙剣」とも呼ばれるようになった。 刀身の部分が「天叢雲」で、刀鍔が「草薙」というのは、作者の真っ赤なウソじゃから、よい子は覚えてはいかん。 |
さて、本題に入ることにしよう。 なぜ、背景作成が最初かと言えば、実は背景をそろえられなければ、お話を作れないのじゃ。 フラッシュノベル、サウンドノベルと言われるものを見てみると、キャラ絵もBGMも大事じゃが、背景とテキストがまず大事だということがわかるじゃろう。 背景を自作できない限り、どこかの配布サイトに行って調達してくるしかない。特に、「桜舞ふ頃」のような時代ものや、SF・ファンタジーにとって、背景を調達できるかどうかは重大な問題なのじゃ。調達できた画像に合わせて、お話を作るということになりかねん場合もある。 たとえば、このサイトのフラッシュノベル第一作「霞恋湖畔の怪」は、空き倉庫の画像を探すのにかなり苦労した。これがなければ、キモのシーンである雨宿りの場面は、もっと違ったものになっていたかもしれん。 今回は、明治時代風の画像を豊富に配布してくださるサイトを見つけたからこそ、できたお話と言えよう。 それでは、背景作成の方法を順を追ってみていくこととしよう。 ことわっておくが、ここのサイトオーナーは、ド素人じゃ。あまり巧くやっとるとは言えんぞ。真似する場合は、くれぐれも自己責任でお願いする。 1. 背景CGや写真のダウンロード 背景CGを自作して配布しておられるサイトがたくさんあるのじゃ。このサイトに行くと、その一覧表があるぞ。同人ゲーム製作研究所 ここから好みの背景をダウンロードしてくれば簡単じゃ。使用に関してはサイトの規約にしたがうこと。絶対に直リンクなどしてはならん。 背景CGにぴったりしたものが探せない場合は、写真を自分で加工して作るしかない。 「桜舞ふ頃」は、「明治 洋館 写真素材」なとのキーワードで検索して、見つけた。この場合も、加工禁止、要報告・要リンクなど、それぞれのサイトの規約をきちんと守って、ダウンロードしてくること。 そのうちの一枚を例に挙げる。明治村画像庫さまからいただいてきたものじゃ。ここでは、少し縮小して掲載する。 ![]() 2. 背景写真の成型・加工 ここで、レタッチソフトが必要になるのじゃ。 まず、写真を背景用の大きさにサイズ変更しておく。ShaFlaの場合だと、700×300ピクセルが背景の大きさになる。 しかしこのままでは、背景としてまずいものが写っている。――そう、人物じゃ。 これを「にじみツール(指先ツール)」で、きれいにそぎとっていく。「にじみツール」とは、周辺にある色を使って、ぼかしながら修正を加えていくことじゃ。これを使って、人物を全部消してしまったものが、次にある。 ![]() これに桜の木を加えて、春の景色にしようと企んだのじゃ。そこで、写真の中にある木を、レタッチソフトのエアブラシというツールを使って、ピンク色のスプレーを吹きかける。 ![]() 最後に仕上げとして加工を加えたのが、下の完成品じゃ。 ![]() この加工には、PaintShopPro7に付属していた、「バーチャルペインター」の「色鉛筆」というツールを使っている。買えば数千円するものじゃ。 しかし前回に言ったとおり、PCやスキャナー・デジカメを買うと、写真加工用のレタッチソフトが付いている場合がある。たとえば、「Adobe PhotoDeluxe」などというソフトがそうじゃ。それの「アート効果」を使えば、似たような効果が出せる。 それ以外にも、コントラストを強くしたりぼかしを入れたり、写真をただモノクロにしたり反転させるだけで、おもいがけない効果が現れるので、いろいろ工夫してほしい。 | |
次のメニュー 3. キャラCG作成 4. 効果音・BGM 5. テキストのフラッシュノベル化 | |
next | top | home |