新年になって、体脂肪計を買いました。
理由はテレビで、ダイエットのためには毎日体重を計るのが一番良いと聞いたから。もちろん食事節制や運動と併用しての話ですが、体重の推移を毎日見ることで、ダイエットの励みとなるのだそうです。体重計に乗るのが楽しみになればしめたもの、なのだとか。
そう言えば、昔女性タレントが、「ダイエットのコツは自分の身体についた脂肪を憎むのよ」とおっしゃっていました。私も脂肪を憎む気持ちにかけては、特にお正月以降、非常に激しいものがあります。
そこで、反脂肪同盟の同志わが夫とふたりで、毎日体重と体脂肪を計ることにしました。
私たちの買った体脂肪計は足の裏で計るタイプのもので、年齢・身長・性別などの個人データを登録して、内臓脂肪率なども計算してくれます。この結果、夫は内臓脂肪率が高く、内臓脂肪型肥満、私は内臓脂肪率が低く、皮下脂肪型肥満ということがわかりました。
内臓脂肪型肥満は、別名「リンゴ型肥満」。お腹のまわりに脂肪がつき、外見は太って見えないのに体脂肪率が高い、男性に多いタイプです。皮下脂肪型肥満は女性に多く、下半身に脂肪がつきやすい。別名「洋ナシ型肥満」だとか。
リンゴのほうが、なんだか可愛い……。洋ナシはなんかヤだ。「女房として用なし」と言われているようで。
体脂肪や体重を計っていると、一日のうちでかなり変動があります。
たとえば、朝起きたときは、夜寝る前よりも体重が減り、体脂肪率は1%から2%も上がっていました。
これは、体脂肪が増えたのではなく、寝ている間に水分が吐き出されるなどの要素によるものだそうです。そして、朝は増えた体脂肪率が、日中水分を摂取したり活動していくうちにどんどん下がってくるのです。このため、夜寝る1時間前くらいに計るのが、正しい体脂肪の計り方だそうです。
それにしても、しょっちゅう体重をはかっていると、結構おもしろい発見をします。
「お、トイレに行ったら、300グラム減ったで」とか、
「200ccのコーヒーを飲んだのに、100グラムしか増えてへん。残りはどこへ消えたんやろ?」とか。つくづく、暇な夫婦です。
ちなみにダイエット効果は今のところ、全然現れていません(泣)。