今日の兵庫県南東部は朝から雨です。
これくらいのしっとりした天気はいいですね。外に出かけなくてすむ日は、なおさらいい。マイナスイオンが空気に充満し、軒先を軽く叩く雨音がアルファ波を増幅します。
気がつくと……はっ、パソコンの前に突っ伏して、よだれが。
アルファ波のおかげでしょうか。今朝は〆切のある原稿をふたつ仕上げることができました。もちろんお金にならない原稿ですよ。
ひとつは高橋京希さん主催の「ブログコラムス」のための原稿。もうとっくに〆切が過ぎていたものです。文士さんごめんなさい。もうひとつはオフラインで関わっている教会関係の記事の原稿でした。こちらは〆切にあと2週間あったので、余裕です。
こんな性格ですので、〆切ぎりぎりにならないと取り掛からないことが多いです。そのほうが追い詰められて、いいものが書けるなんて若い頃は思っていたんですよね。今の年齢になると、そういうやり方はやはり疲れます。
アルファ波のせいでしょうか。これからの人生をふと考えてしまいました。
実は夫が、今の職場を変わることになったんです。今のところ次の仕事がはっきり決まっていません。(リストラではありませんので、どうぞご心配なく)
30年近く勤務した会社を出るというのは、どんな気持ちなのでしょうか。本人は気分一新でいいなんて言ってますが。
私たち夫婦は確実に老境に向かって歩んでいるのだなと感じます。
私にしても、120歳までサイト運営するなんて豪語してますが、今の10代、20代、30代のサイトマスターさんたちに比べれば、これから書くことのできる小説の数も、成長のキャパシティも、明らかに私のほうが少ない。
小説を書くときにときどき感じる、何かに急きたてられているような感情は、「焦り」に似ているのかなとも思います。今さら焦る必要もないのですけどね。
でも、守りに入ることはしたくないと思います。
今までの人生で積み重ねてきた経験を大切な宝として、でも時にはそれらを振り捨てて赤子のように貪欲に、残りの人生も歩んでいきたい。
とりあえず、来週からしばらく休暇をもらえるそうなので、夫とふたりで新婚気分を味わいたいと思っていますvv あ、待て。逃げるな。