暑いです。今日の西日本は最高気温予想が軒並み35度を越えている。もうこの時間からじっとしてても汗が吹き出てきます。
またPCの熱に警戒しなければならない季節がやってきました。みなさんも、くれぐれもバックアップだけはお忘れなく(笑)。
ところで、小説を書いていると、つくづくネットのありがたみを感じます。どんな短編を書くときでも、いくつもの関連情報を検索します。
特に現実にある場所を舞台にしたり、歴史に題材をとるときは、訪れるサイトの数はハンパではありません。たとえば「夜叉往来」を例にとれば、仏教のサイト、密教や陰陽道のサイト、日本刀のサイト、戦国史のサイト、郷土史のサイト、服飾史や結婚史のサイト、京都の旅行記サイト……。
実際に現地に取材に行くわけにも行かず、図書館に調べに行く根性もない私は、インターネットの情報がなければ、一行も小説を書けないだろうと思うのです。
こういうとき迷うのが、少しでも情報をいただいたサイトは、末尾やあとがきでリンクを張るべきなのだろうかということです。あまりにも膨大な数であり、今までも特に掲載したことはなかったのですが、そうすべきではないかと思うようになってきました。
数年前に、他の日記サイトの文章を盗用したオンライン出身作家の本のことが問題になりました。また掲示板の書き込みにも著作権があることも認められたそうです。
もし、他人の書いた文章をまるまる書き写して自分の著作としたのなら、それは言語道断ですが、情報からヒントを得て自分なりの文章を書いた場合でも、きちんと出展を明らかにすべきなのか。迷うところです。
もしご意見をお持ちの方がいらしたら、ご教示いただきたいと思います。