先月末、手術を受け入院中だった家族(ぶっちゃけ夫の父なんですけど)が、今日無事に退院しました。
本当はあと一週間入院しているはずだったんですけど、今朝になって突然本人が退院したいと言い出して、てんやわんやの末の退院劇。うーん、この猪突猛進さが、義父の本来の性格。すっかり元気になったんだなあと、しみじみ感じます。
思えば、検査の結果「大腸に悪性腫瘍の恐れあり」という宣告を受けて2ヶ月あまりは、家族全員生きた心地がしませんでした。覚悟の温泉旅行、そして入院。
三時間余の手術は、「悪いところは全て取りきった」と主治医の先生が太鼓判を押すほどの成功でした。
それからも術後の痛みに「死んだほうがマシや」と弱音を吐いたり、看護師さんとけんかしたり、同室の患者とけんかしたり、見舞いに来てくれた親戚とけんかになったり(笑)。
本人にとっても家族にとっても、目の前の一日ずつを生きるのが必死というときもありました。
それでも、たくさんの医師と看護師さんに良くしていただいて、退院のときは、後ろ髪を引くような気持ちでお別れの挨拶をしていたみたいです。
県立N病院のスタッフのみなさん、ありがとうございました&ご迷惑をかけました。
そして、義父のために祈ってくださった方、気にかけてくださった方、本当にありがとうございました。再発の恐れは完全に消えてはいませんが、ひとまずは大丈夫ということでご安心ください。
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