くりすさんのブログから、フェチ・バトンが回ってきました。いやあ、世の中いろんなバトンがあるのね。
ちなみに心理学愛好者としましては、フェチ、いわゆるフェティシズム(fetishizm)についても、ひとことウンチクを垂れておかなければなりますまい。
フェティシズムとは、
「1.呪物崇拝。
2.性的倒錯の一種。異性の衣類・装身具などに対して、異常に愛着を示すこと。
」(広辞苑)
だそうです。
もともとの意味はかなり怖いものなのですね。私の若い頃はまだ、この異常性癖としての意味が色濃く残っていて、「靴下フェチ」なんてのがあるんだよ、ということを聞いて、「へえ」と思った覚えがあります。「ブルセラショップ」なんてのも、その方面の愛好者が支えていたのでしょうね。
そのうちに、特に異性のからだの一部を性的対象とすることもフェチと呼ばれるようになったそうです。作家の谷崎潤一郎の作品には、足に対する偏愛が見られるらしく、いわゆる「足フェチ」だそうですね。
(参考サイト: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia))
最近は、だんだんとそういう性的な意味も薄れ、「フェチ」は「萌える」に近い使われ方をしているようにも思います。
さて、ではさっそく、「夫フェチ」のくりすさんからのバトン、しっかり受けて答えていきますね。
しかし、えっちなことを口走りそうで、恐い。
1. あなたは何フェチ?
多分これだろうなと思い当たる症状があります。
ひとつは、「声フェチ」。バリトン系の男性の甘くささやく声を聞くと、腰が砕けてしまうんですね(笑)。とにかく声のすてきな人、ラブです!
旦那とつきあっていたとき、毎晩電話をかけてきてくれて、その声にノックアウトされてしまった次第は、拙作短編「セカンド・キス」に出てきますよん。
もうひとつは、それに比べるとやや落ちますが、「指フェチ」ですね。男の人の細くて長い手の指を見ると、フラフラきます。自分にないものを求める、という心理でしょうか。
もうひとつ「肩甲骨フェチ」というのもあります。天使の翼の格納庫みたいな、痩せた背中のとがった肩甲骨。これも、自分の肩甲骨が脂肪に埋没して見えないもので(笑)。
2. 好きな人を見て、まずドコを見る?
まずといわれれば、鼻、かな。それから頭髪の育毛チェック(笑)。
3. 最近プッシュできる部位
これって自分のことですか? ひええ。
……今年になってからダイエットで10キロ痩せたので、やっとウェストにくびれらしきものが見えてきました。それまではズドーンの寸胴だったからねえ。
4. よく見る、特別な思い入れのある人物のお気に入り部位5つ
「特別な思い入れ」があるかどうかはわかりませんが、最近思わず目を奪われたもののベスト5行きます。
1. 旦那の足首 (私より細いんです)
2・ 義父の主治医の手 (外科医の方たちって、どうしてあんなに指が長くて綺麗なのでしょう)
3. 長男(22歳)の無精ヒゲ (意外と似合ってた)
4. 次男(20歳)の寝姿 (腹をだして寝るな!)
5. 琴欧州のマユゲ (なんか、ツボでした)
5. バトンを渡す5人
以前の「ミュージックバトン」のときと同様、私から回すことはしません。もし興味のあるブロガーがいらっしゃったら、引き継いでくださいね。