「夜叉往来」の第九話「死を紡ぐもの」の連載をスタートしました。
しんどかった……。とにかく書いても書いても全然納得がいかず、「こんなつまらないの、誰が読むんだーっ」状態。推敲するのも、PCに触るのもイヤで、この一週間は悶々としてました。
こういうことは初めてでした。やはりキャラをいじめすぎた怨念かしらん。
やっと第一回だけでも納得のいく形になったので、見切り発車します。
だからといって、特に大々的に書き直したというわけではないんですけどね。直した部分といえば、誠太郎のセリフを数行付け加えただけです。
でも、やっと頭で思い描いていたキャラの心境、兄弟が400年抱いてきた恩讐にかなり近づいたかな、と。おかげで誠太郎が当サイト史上最悪のイヤらしいキャラになりましたけど(笑)。
ストーリーのほうは、ますます登場人物全体が底なし沼に陥ってます。でもちゃんと抜け出します。はい。
この山場を過ぎたら、あとは一気に終息に持って行きます。第十話は短めの予定ですが、お約束どおり今年中に終われるかどうかは、かなり怪しくなってきました。
もしかすると第九話は、最初の三回分だけでなく一気にまとめて連載してしまうかもしれません。そうなると、クロスオーバー企画「手編みのマフラー」は12月にずれこむことになります。