実家の両親が、テレビでやっていた時代劇をもう一度見たいというので、レンタルビデオ店に借りに行きました。
久々にのぞいたテレビドラマのブース。なんだか棚に並んでいる商品が小さくコンパクトに見えました。DVDがずいぶん増えているんですね。結局、借りに行った時代劇もDVDバージョンしかなく、DVDプレーヤーを持っていない両親はがっかりして、借りるのをあきらめました。
従来のビデオに比べてDVDがここまでの割合で普及しているとは。この1、2年で、ずいぶんビデオ事情は様変わりしてしまったようです。
まだ子どもが小さい頃は、レンタルビデオ店に行くと、VHSとベータ方式の大きさの違うビデオが仲良く並んでいたものですが、それも今はまったく見ることはありません。これからは、あっというまに軽くて場所をとらないDVDが大半を占め、その後そう遠くない未来には、レンタルビデオはすべてオンラインで配信されるようになるのかもしれません。
そのたびに、どんどんと新しい電化製品を買い、新しい操作方法を覚えなければならない。若い世代には便利になっても、時代についていけないシニア世代が生活の幅を狭めていってしまうような気がします。
せめてシニア向けの商品は、変化もローペースであってほしいなと思ったのでした。