
スタジオジブリが、アーシュラ・K.ル・グウィンの「ゲド戦記」のアニメ映画制作を発表した二週間前、思わず小躍りしたのは私だけではないでしょう。
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ファンタジーの中で何が好きかと聞かれれば、もちろん「ナルニア国物語」は絶対に外せないし、「指輪物語」も「ハリーポッター」もすばらしいのですが、私は今まで知名度のやや低かった、この「ゲド戦記」を一押ししたいと思います。
強大な魔力を持つゆえに禁断の呪文を使ってしまう少年ゲドの冒険に満ちた一生と、アースシー世界の光と影の戦いを描く壮大なドラマです。
今年最後のおススメとなるのは、全6巻(外伝含む)の「ゲド戦記」シリーズの中でも、私が一番鮮烈な印象を得た
「ゲド戦記?・こわれた腕環」。
墓所の地下迷宮の暗闇の、既視感さえともなうリアルさ。その中を自分の世界として生きるひとりの少女巫女の、自由を求める心の成長の軌跡は、まさにファンタジーの王道の醍醐味を味わえます。
アニメ化決定をチャンスにぜひ、「ゲド戦記」のすばらしい作品世界に触れてみてください。
私もこのお正月、久しぶりにもう一度読み直してみたいと思っています。