ダイエット歴ちょうど1年です。
今で12?、体脂肪にして約6%、順調に落ちていますが、その極意は「体重計に毎日乗ること」であることは、以前にも述べました。
ところが、この1年とても不思議だったことがあるのです。体重の減り方が一様ではない。同じようにダイエットしていても、すうっと数百グラム減るときもあれば、何日経っても全然減らないときもあるのです。
ここから先は男性の読者にはまったく関係のない話になります。
どうも、体重の減り方は月経のサイクルと連動しているようだと思い当たりました。月経の前に心なしか体重が増えて、月経が終わるとまた減りだすのです。
私は単純に、「月経前は、からだに血液を溜めこんでいるから太るにちがいない」と思い込んでいましたが、月経血の量は諸説あるのですが、だいたい20?300ccだそうで、いずれにしても、それほど体重に影響を及ぼすとは考えにくいのです。
と思っていたら、謎がとけました。
これはホルモンの影響だったのです。女性の身体は二種類の女性ホルモンを周期的に出しています。
月経後から排卵期までは、卵胞ホルモン(エストロゲン)の分泌が増え、この時期は骨盤が締まり、代謝や水分の排出が増えます。気力も充実し、エクササイズなどを行うと効果的に痩せることができる時期だそうです。
ところが、排卵期から徐々に黄体ホルモン(プロゲステロン)の分泌が増えてきます。この時期はストレスが溜まりやすく、身体に負担がかかりやすいので、ダイエットには不向きな時期だそうです。
私が月経前は痩せないと感じていたのは、このホルモンの作用だったとわかりました。
ということは、効果的なダイエットをするには、月経後の半月間に集中的にダイエットやエクササイズに励み、その後の半月はゆっくりするというパターンを作ればよいことになります。
今日のおすすめ品は、そういうわけでダイエット必須の体重計。
TANITA インナースキャン 体組成計
体重・体脂肪率・内臓脂肪率のほかに、基礎代謝・筋量・骨量まで人間の体組成がいっぺんに測れるというすぐれものです。また、測定したデータに基づき、体脂肪が燃えやすい体かどうかも判定してくれます。一台で4人分のデータを登録できます。
また、ちょっと高額になりますが、女性ダイエットモードがついている高精度のものもあります。上記の理論に基づき、月経日を入力することで、「痩せやすい日」をランプで教えてくれるそうです。
もっとシンプルで安価なのがよいという人は、私の持っているのと同じタイプで、体重と体脂肪・内臓脂肪率だけが測れる体脂肪計もあります。
つまりは、自分の身体のことをよくチェックして、無理をしないで根気よく、というのが、近道のないダイエットの極意のようです。