つい最近、「ツンデレ」ということばを聞き、何のことかわかりませんでした。
ロシアやカナダ、アラスカに広がる凍原? それは「ツンドラ」だって。
というわけで、遅ればせながら検索して調べてみました。
たとえば、フリー百科事典「ウィキペディア」を引用すると、こういうことが書いてありました。
「普段はツンツンとした態度を取るが、一定の条件下では態度が急変してデレデレといちゃつく」という状態・光景が語源である
どうも恋愛アドベンチャーゲームの女性キャラの性格をあらわすのに使われた言葉が最初だそうです。
「ツン」状態のときのキャラは、相手を嫌ったり見下したり、すべての人との関わりを拒絶しています。ところが何らかの事件により、相手に好意を持ち、ツン状態を維持しようとしても気持ちを隠し切れなくなり、あるときから一変して、相手に甘えるようになる。これがツンデレなのです。
一方、ツンとデレが同居する場合もあって、他人の前では照れのあまり、そっけないツン状態だが、根底には、そこはかとなく相手への愛情が感じられる。あるいは、ツンとデレのあいだを振り子のように揺れ動いている状態のこともあるようです。
今は「ツンデレ」の意味するところがかなり広範囲になってきて、女性キャラのみならず、男性キャラの性格にも使われるとか。
同じウィキペディアによると、「不器用な好意・障壁のある愛を表す」ことが、要するにどの定義にも共通しているようです。
完全に理解できたとは言えませんが、なるほど、というものがあります。
かなりの恋愛小説、ロマンス小説の主人公が、この「ツンデレ」パターンかもしれません。特に私たち女性は、こういう「最初は冷たいが、実は…」的な性格を持った男性キャラに萌えてしまう傾向を持っているようです。
うちのサイトで言えば、「夜叉往来」の統馬が間違いなくこれに当てはまりそう。あとは「セフィロト」の樹とか。「ティトス戦記」のルギドといったところでしょうか。
うちの相互リンクサイト様の、あのキャラも、このキャラもツンデレだなあと、ひそかに分類しています。