キャラバトンも今日でいよいよ最終回です。
自分のキャラを語り始めると、聞いてる人はまことに馬鹿馬鹿しいでしょうが(笑)、作者自身は非常に楽しいです。
それに、これを書くことで、頭の中をかなり整理できることがわかりました。きっとあちらこちら読み返したり、書いた当時の心境を思い起こすからでしょうね。
書く意欲をなくしかけたときは、「キャラバトン」をやってみると特効薬になるかも、です。
さて、四回の最後をしめくくるのは、「ティトス戦記」のルギドです。
ティエン・ルギド
★ このキャラのこと好きですか?
はい。
うちのサイトには珍しく、男くさいキャラです。うちにいるヒーローは、たいてい痩せてひょろひょろしていたり、まだ成長途上のキャラが多いのですが、胸板広く筋肉質というのは、このルギドと「ギャラクシーシリーズ」のキャプテン・三神くらい。なんだかんだ言っても、たくましい男が好きなのは、女性の持つ種族保存の本能なんでしょうかね。
★ このキャラの事をなんと呼んでいますか?
ルギド。
思い切り余談ですが、この名前は適当につけた名のつもりだったのですが、こないだローズマリー・サトクリフの「炎の戦士クーフリン」を読んでいたら、敵方のマンスターの王が、「ルギド」という名前で登場してました。アイルランドには歴代この名の王がたくさんいるみたいですね。
★ このキャラのイメージカラーは?
髪の色の、「銀色」。
★ このキャラのイメージソングは?
おもにクラシックです。アルビノーニの「アダージョ」やマーラーの「アダージェット」。
最終章の海底のシーンを執筆中、バーバーの「弦楽のためのアダージョ」という非常にベタな曲をかけて、涙を流しながら書いていたという大バカ者です。
★ このキャラの血液型何だと思いますか?
O型ぽいですね。参考にしたサイトによれば、O型は、「親分肌で、気が付いたら場を仕切っている事が多い」。また、「プライドが高く、見栄っ張りだが、淋しがりなところもある」そうです。
★ このキャラの出てくる作品の中で、「こいつとならくっついても許す!」ってキャラは居ますか?
えーと、アローテ以外の女性で対象になりそうなのはトカゲ女のラミルくらいですか。
★ このキャラに言われてみたいセリフはありますか?
今回もやはり、作品の中に出てきた「決めゼリフ集」で。
『俺は……人間の女に心を食われた』(第4章より)
「俺は魔族だ。人を愛する心など持っていない。あるのは、支配するかされるかの関係だけだ」(第6章より)
「俺を信じているのか。今だっておまえのことをこの爪で掻き裂くかもしれないのに」(第17章より)
「いつまでそんな隅っこで震えてるつもりだ。出てきやがれ! おまえは俺が守るってのが、まだ信じられねえのか?」(第25章より)
この人の場合は、恋人であるアローテに対するよりも、むしろ主であるアシュレイに対するほうが決めゼリフが多いです。たとえば、
「覚えておけ。俺はおまえを主として誓った。魔族の忠誠は絶対だ。時が来れば、必ずおまえのもとに戻る」(22章)
恋愛よりも主従関係を重んじている証拠でしょうね。
★ このキャラと手を繋ぐ、抱きしめられる、キスするの内どれか一つできるとしたらどれを選びますか?
手を握ると長い爪で怪我しそうだし、キスをすれば鋭い牙で怪我しそう。抱きしめられるのが無難そうです。
どうせなら異世界ファンタジーらしく、彼が手綱を取る馬に乗って、いっしょに草原をかけめぐりたい。
★ 次にバトンを回す人を5人、キャラ指定でどうぞ。
いよいよ最終回なので、最後の項目です。
私のほうから指定はしませんが、どなたでも受け取っていただいて、みなさんのキャラについて熱く語ってくださればと思います。
お付き合いくださってありがとうございました。