今朝はやく、「ギャラクシー・スクランブル3」をアップしました。夏にアップするはずだったのに、ほんとうにお待たせしました。「書けない?っ」とわめいていたわりには、すんなり書けました。今回は地球編だったので、SF的設定があまり必要なかったおかげでしょうね。次は宇宙編なので大変だ。
ところで、今回奥さんのユナにあれこれ命令しているキャプテン・三神のエピソードを書きながら、ふと思い出していたのが、「船長さんの命令です」というゲーム。
ごぞんじでしょうか。リーダーが、ほかの人たちに「船長さんの命令です」と言いながら、いろんな命令をしていくゲームです。
アメリカに住んでいたとき、このゲームをプレスクールやキンダーでやっているのを見ました。向こうではこのゲームのことを、「Simon Says(サイモン セズ)」と呼んでいました。
頭に「サイモン セズ」ということばをくっつけたときだけ、命令を聞き、そうでないときは、聞いてはいけないのです。
こんな具合。
“Simon says, raise your hand.” (サイモンは言った、片手をあげなさい)
“Simon says, touch your head.”(サイモンは言った、頭をさわりなさい)
“Simon says, keep jumping”(サイモンは言った、ずっとジャンプしなさい)
“Stop!”(止まれ!)
そして、思わずジャンプをやめてしまった人には、
“O-oh.I didn’t say, Simon says.”(あーあ、サイモンは言った、と言わなかったよ)
そして、ひっかかってしまった人は失格になる、という具合です。コツは、テンポよく進めること。姿勢が苦しくなるような動作をさせること。リーダーの演技力。けっこう盛り上がります。
「ダイハード3」という映画で、サイモンと名乗る爆弾犯がニューヨーク市警に脅迫電話をかけてくる場面がありますが、そこでやりとりされている会話は、このゲームにちなんでいるらしいです。
でも、なぜ日本では「船長さんの命令です」と言われているんでしょうか。
そもそも、サイモンて誰なんでしょうね? もしごぞんじの方がいらしたら教えてください。