今日は図書館の本を返却しに行った帰りに、西宮北口の献血センターに寄ってきました。
今、輸血用の血液が足りないという報道を聞いたので、B型の血をちょびっとでも提供したいと思ったのです。
でも、この数年私は献血に成功していません。いつも事前検査で「比重が足りない」と言われます。理由は子宮筋腫があるせいらしいのですが、婦人科で検査をしたところ、特に問題のないレベルの貧血だと言われました。つまり、日常生活に悪影響のあるほどひどくはないものの、人様に差し上げるほどの余裕はないということらしくて。
それ以来、せっせと鉄分のサプリメントを飲んで、関西人には天敵である納豆も毎日食し(「しそ海苔だれ納豆」はおいしいですよ)、万全を期して臨んだはずなのに、結果はまたもお断りされてしまいました。なんだかすごく悔しいです。
これほど科学が発達しても、今のところ、血液は代用品が作り出されていません。
ましてや今は、変異型クロイツフェルト・ヤコブ病の関連で、ある期間ヨーロッパ、特に英国に滞在した経歴のある人は、献血できないことになっています(私もアメリカとタイに在住したことを書いたら、該当地域ではないものの、一応滞在期間を聞かれました)。海外から帰国して4週間以内の人もだめだそうです。
B型・C型肝炎などのキャリア、輸血や臓器移植をしたことのある人も献血できません。70歳以上の高齢者も。
くわしい条件については、こちら
こうしてみると、献血ができる人は、本当にごくごく限られた幸運な人だということになりますね。
自分の幸運と健康に感謝する意味で、ぜひ多くの方が献血に行ってほしいなと思います。
私も今度こそ献血できるように、貧血を治すべく努力します。