タイに四年住んでいたせいか、東南アジア的なファブリックやインテリアに惹かれます。
南国特有のゆったりとしたスローライフが人を癒すからでしょうか。そういえば、エステサロンはエスニックな雰囲気のところが多いですよね。
で、先日行った美容院でかかっていた音楽が、バリのガムランを使ったヒーリングミュージックでした。聞きながら、そのあまりの心地よさに、すっかりはまってしまいました。
今日ご紹介するのは、「Jalan Jalan」のアルバム二枚。
ガムランの楽器の奏でる音、ピアノ、フルート、シンセ、そして自然音とを掛け合わせた癒し系サウンドです。
ガムランは主に青銅製の打楽器、それから木琴や竹笛や人間の声を中心に構成された合奏音楽です。
ぽよよーんと聞こえるサウンドを聞いていると、すーっと頭が軽くなって広い空間へ入っていくような錯覚を起こさせます。そして、絶対に眠くなる(笑)。
まさに、ナチュラル・アンビエントというジャンル名がぴったりです。
ふたつのアルバムのうち、「Bali」が1999年、「Bali Dua」が2000年に制作されました。どちらかというと、現地の演奏を採取してアレンジしたという趣の後者のほうが完成度は高いですが、静かな安らぎの音楽を求めるなら、「Bali」のほうがいいかもしれません。
どちらも、このリンクでは輸入版を紹介していますが、JalanJalanは日本のグループだそうです。
これはアマゾンリンクですが、実は私自身はiTunesでダウンロードして買いました(こら)。だって、それだと一枚1200円なんですもの。
でも、CDには美しいバリの風景写真とお香が入っているそうですので、買って損はしないかもしれません。
それに、アマゾンには試聴があるので、一度聞いてみて好みをチェックしてみるとよいでしょう。
この音楽をかけて、東南アジア風の抱き枕で寝れば、これから襲ってくる夏の寝苦しい夜も、ばっちり眠れるはずです。