「あんたの書いてる小説、さっぱりわからない。
このあいだ出たのも、ナニ? 魔王とかなんとか。
よく、あんなものを読んでくれる人がいるね」
身内の批評は、やっぱ厳しい。
おん齢、78歳。そりゃあ、うちの話はむずかしかろうて。
けれど、なるほど、ごもっとも。
確かに、こんなドシロウトの書いたものを、よく読んでくれる人がおられる。
サイトを開設した頃は、来てくださる方のほうに足を向けて寝ませんでした。いつのまにか初心を忘れて、「がんばって執筆してますわ」なんて、高飛車な態度になっていないよね。
あらためて、いつも来てくださる方。こんなものを読んでくださって、ありがとうございます。
それにしても、高齢者向けのコンテンツ、本気で作らねばならんかなあ。
どんな小説なら読んでくれるだろう。