これだけ暑いと、どこへも行きたくない。
部屋に閉じこもって、エアコンをかけて(地球のために最小限ね)、アイスコーヒーを飲みながら音楽を聴きまくりたくなります。
今日は、BUTAPENNが夏の午後のまったりタイムのために、最近手に入れた癒し系音楽をご紹介。
“Ambient 2: The Plateaux of Mirror” by Brian Eno & Harold Budd
ブライアン・イーノの「アンビエント」シリーズの二作目のアルバム。ハロルド・バッドのピアノとのコラボです。
「アンビエント」、別名「環境音楽」というジャンルは、このイーノによって確立されたそうです。
定義は、「無視することができる音楽」。
空間的な広がりを持った、思考の邪魔にならない静かなサウンド。部屋にいながら、大草原や湖や南極の氷原さえイメージさせてくれそうな、涼しげでさわやかな音です。
iTunesのボタンをクリックすると、無料の試聴ページに飛ぶことができますので、ぜひお試しを。
しかし、これじゃ物足りない、もっと自己主張した音がいいという方には、エレクトリックなサウンドはいかがでしょう。
“Electricity in Your House Wants to Sing” by I Am Robot And Proud
ジャケットを見て、思わず「ペンギンだっ」と叫んでしまいました。
タイトルは、「きみんちの電気は歌いたい」、そしてアーティスト名は、「I Am Robot and Proud」=「わたしはロボットで、誇りを持っている」なんて、ステキじゃありませんか。
エレクトロニック系のピコピコした印象ですが、メロディアスで、どこか中国風にもバリ風にも聞こえる。
お茶目に明るく生活の中に入ってくる、癒し系。まるで掃除ロボのクリンちゃんのような(笑)音楽です。
そして、もうひとつ、ペンギンと言って忘れてはならないのが、「ペンギンカフェオーケストラ」です。
“Penguin Cafe Orchestra” by The Penguin Cafe Orchestra
最初にご紹介したブライアン・イーノのレーベルから発売されているアルバムです。
イギリスの田舎風、もしくはケルティック風な郷愁を感じさせる音楽で、テレビのBGMなどで聞いたことがある曲が多いです。一曲目の「Air a Danser」や、「Paul’s Dance」は、「旅情報番組の車窓シーンで聞いたことがある!」と思いました。
「Walk and Run」という曲は、なんとなつかしい、ベンチャーズのカバー曲。
つい最近(と言っても日付は8/8)坂本龍一や高橋幸宏らによる、ペンカフェのトリビュートアルバムが発売されました。こちらも要チェック。
ところで、前回の「おすすめ」で、コカコーラとiTunesの共同企画をご紹介しましたが、試した方はおられますか?
私は、9本のコークを買って三曲あたりました。ちょうど三分の一の確率です。スーバーで買うと一本98円なので、約300円の投資で150円分が当たる計算で、とても得した気分です。