ブログの記事をほとんど九割がた書き上げて、何気なしに別のサイトを見たりしているうちに、ブラウザを閉じてしまった大バカものです。
さすがに、凹みました。せめて、閉じるときに、「ブログをセーブしますか?」ぐらい聞いてほしいよ(それより、こまめに保存しましょうね)。
で、まだ立ち直れないので、そのときの記事はいずれ書くことにして、まったく違う話を。
今日のタイトルですが、本当の「名づけ親」のことではありません。小説のキャラにどうやって名前をつけるか、という話題です。
これは、モノカキのみなさん、一様に悩むとおっしゃっておいでですね。
たかが名前、されど名前。
イメージがぴったりで呼びやすく、しかも変換ミスが少ない(←これ重要)名前をつけてあげないと、のちのち執筆で苦労することになります。
登場人物が少ないうちは適当につけていても、どんどん多くなるにつれて、名前を考えるだけでもユーウツになってきます。
「ドラゴンボール」のサイヤ人が野菜の名前をもじっていたように、また「めぞん一刻」が全員、漢数字の名前だったみたいに、一定の法則を決めておけば、作者は楽だと思いますね。
うちのお話で言えば、「セフィロトの樹の下で」は、ほとんどのキャラの姓か名に、必ず「木の名前」が入っています。
それでも考えるのが、めんどくさいという場合、ウェブの人名辞典のお世話になります。
特に外国人の名前を考えるときは、ほぼ100バーセント人名辞典を見ます。
私がお世話になっているサイトさまを挙げてみますね。
まず西洋人名では、
怪しい人名辞典 (←名前の由来や語源まで詳しく解説しておられます)
欧羅巴人名録 (西洋とロシア人名。姓も載っています)
人名目録 (東欧や北欧の名前に特に重点を置いておられます)
めずらしいサイトとしては、
アラブ人の名前(男性名のみ) (大学のアラブ語専攻科のサイトさまです)
インドネシアについて (辞典形式ではありませんが、インドネシア人の名前についてのコラムがあります)
さて、日本人の名前を考えるときに役立つ、ありがたいサイトさまもたくさんあります。
日本の苗字7000傑 (出身地別の分布も検索できるので、便利)
猫の名前 人の名前 (膨大な数の人名を収集されています。どんな漢字を充てようかと迷っているときに便利。猫の名前リストのほうも面白いですよ)
しかし、呼びにくく変換ミスも多い名前といえば、やっぱりBUTAPENNだよなあ。なんでこんなHNつけちゃったんだろ(涙)。
分かります! すっごい苦労しますよね。考えに考えてなかなか決まらないんです?(泣)。私がペンギンフェスタに出した作品の中でも、フルネームが決まってたの一人だけ……しかもその相手役は完全に名無し(汗)。決まらないんですって、本当に。
これまでで私が一番泣きを見たのは「薊(あざみ)」です。名前からどんどんイメージが膨らんで、キャラも固まっていい感じだったのに、人名漢字じゃなかった(涙)。平仮名にすると何かイメージ違うし……で、キャラごと没です。名前から入っていってたもんで。悲劇……
BUTAPENNさまの作品の中では、『夜叉往来』のキャラの名前が特に素敵ですね! 「統馬」とかすごく良い(実は、初めこの名前に惹かれて検索サイトからやってきました)! あと「信野」も漢字のチョイスがツボでした。と言いつつ最初は思いっきり「しなの」と読んでいましたがm(_ _)m
あ、そうそう私事で恐縮ですが、やっとタグ打ちをマスターしました。夏休み中に自分のサイト作れたら……いいなあ……。
悠さんもでしたか。確かに「緑の申し子」は最後まで主人公の名前がなかったですね。「西暦2504年」も、ヒロインの名前が出てくるのは、かなり後半。それでもそれを感じさせないのがすごいです。
キャラの名前って、漢字か平仮名かによっても、イメージの広がりが違うんですね。キャラごと没っていうのは悲しいなあ。「通称」ということにしてもよかったのでは。
悠さんは、「統馬」の名前に惹かれて、うちのサイトに来てくださったんですか! それは初耳でした。「信野」は確かに「しの」とは読めないですよ。変換もできないので私も「しんの」で打ってますから。
いよいよ自サイト開設ですか! ばんざい。しかも私と同じタグ打ち派。
がんばってください。開設したら、ぜひリンクさせてくださいね。