しょーもないことですが、ひそかに悩んでおるのです。
自分のダンナさまを、これから何と呼ぶか。
小学生のときから同じ教会に通っていた彼のことを、私はずっと「○○くん」(○○は、彼の姓)と呼んでいました。
結婚して自分も同じ姓になると、さすがにこれはマズイということで、「△△さん」(△△は彼のファーストネーム)、または、「あなた」と呼んでおりました。
しかし、これがいかにも照れくさい。呼びにくい。
結婚後わりとすぐに子どもが授かったので、これ幸いと、「パパ」「ママ」と互いに呼び合う習慣に移行しました。だいたい、子どもがいると、互いを名前では呼びにくいものです。子どもにすぐにマネされる。
そして25年を経て、現在に至るわけです。
さすがに、24歳と23歳の息子がいる五十代夫婦が、互いを「パパ」「ママ」と呼ぶのに、違和感を感じ始めています。
夫から「ママ」と呼ばれるたびに感じるのが、今日のタイトル「私はあんたのママじゃない」というわけ(コラボ企画「ビスケット・アンド・ドーナツ」の第二話のネタです)。
私の友人が、家では互いを名前で呼び合っていると聞いて、うらやむことしきり。果てさて、今から25年間続けた「パパ」「ママ」をやめて、互いの名前を呼ぶ習慣はつけられるでしょうか。
ちなみに、私の実家の両親は、いまだに互いのことを「パパ」「ママ」と言っておりますな。さすがにこの年齢まで来ると、むしろ微笑ましいという境地です。
初めまして、美桜といいます。
人それぞれ感じ方がありますね。
30年続けて、父は私を、ねえちゃんと呼ぶけれど、呼ばれるのが好きです。
家族の歴史の詰まった愛着ある呼び方が愛しいから、ずっとこのまま呼び続けて欲しい。逆に変えたくないです。
30年後も父にあやかって、旦那をあなたと呼び続けられる努力したいなと呼ばれながらそう思います。
はじめまして、美桜さん。コメントをありがとうございます。
お父様が「ねえちゃん」とお呼びになること、興味深く拝見しました。
この記事のタイトルだと、「わたしはお父さんのねえちゃんじゃない!」となりますが、きっとお父様の口調、表情、仕草などがあいまって、誰にもマネできないステキな呼び方になるのでしょうね。
まさに家族の歴史が詰まっています。
私たち夫婦は、将来結婚するなんて思いもしなかった子どもの頃から今に至るまで、いろいろな呼び名で互いを呼んできたんですよ。
むしろ、その互いの関係の変遷を楽しんでいるのかもしれません。
子どもという「かすがい」がなくなってからの、これからの人生。どんな関係を深めていけるかな、と楽しみでもあります。
「あなた」という呼び方は、やっぱりいいですね。