また刺激的なタイトルで(笑)、どうもすみません。
先日、「500文字の心臓」の投稿作について山仙さんと相談しているとき、彼がこんな発言をしたのです。
「気になるのは、女将さんのサイトを訪れる男女比がちょっといびつになりつつある事です。昔は野郎どもか結構通っていたでしょう?」
おお、そうだったっけか。
びっくりして、さっそくトップにアンケートを設置しました。「あなたは男性? 女性?」というものです。
実は過去にも、同じようなアンケートを実施したことがあるのです。そのときの結果は、アンケートページにも置いてありますが、「女性:男性=4:1」。圧倒的に多いのは女性読者さまですが、確かに管理人が女性の恋愛小説サイトにしては、野郎の比率がやや多いかもしれません。
今はどうでしょう。まだ始めたばかりなのでなんとも言えませんが、男性票はいまだに一票もありません。
サイト開設当初は、そういえば、掲示板の書き込みの半分は男性。そのほとんどは、私と同じ小説サイトマスターさんたちのものでした。
その頃交流のあった男性サイトマスターさんたちは、サイト閉鎖やサイト休業中の方が多いのです。もちろん頑張っている方もたくさんおられるのですが。
だからと言って、まさかオンラインノベル界隈で、男性が減少しているというはずはありません。私が以前のような交流を新しく築いていないということなのでしょう。
もうひとつ思い当たる節があります。それは、小説サーチエンジンの変化。
今アクセスの多い小説検索サイトさまは、ほとんどが、「恋愛」「らぶ」をタイトルに掲げていらっしゃいます。
自然と、そこを利用していらしてくださる読者の方々は、女性が多くなる傾向にあります。
恋愛色、ロマンス色を強めた作品のほうが多くの声をいただけるとなれば、サイトマスターはますます恋愛色の強い作品を書くようになります。そうすると、男性がますます入りづらい状況になっている…のかもしれない。
男性でも女性でも、二十代でも八十代でも楽しめる恋愛小説を書きたいという気持と、来てくださる方にまず楽しんでいただけるものを書きたいという気持。どちらも決して捨てたくない気持ではありますが、両立はむずかしい。
アンケートは、まだしばらく置いておきますので、ぜひおひとり一回のポチをお願いします。
冒頭の枕で出た「500文字の心臓」についてですが、五百文字以内でお題に副った短編を最初は匿名で投稿し、それに対して選評をし合いつつ、これはと思う作品に「正選」「逆選」などのポイントを投票するというシステムです。結果と同時に誰の作品かが発表されます。
私と山仙さんは、少し前から「ぶた仙」というPN(笑)で、合作を書いて投稿しています。他ではめったに見られないような切磋琢磨の雰囲気と、すごい作品が集まっていますので、ぜひ覗いてみてください。
500文字の心臓
すっかり幽霊化していますが、時々遊びに来てますよ?
ご無沙汰しております。
太郎じぃです。
TMRSが停滞したまま気づいたら随分と月日が流れてました。
今回はひとまず存在証明したく(?)書き込ませていただきました。
ではまた…
太郎じぃさん、いらっしゃいませ!
そうですよね。男性のみなさん、来てくださっているのに、シャイというか無口というか(笑。
けれど、去年の今頃のペンフェスは、太郎じぃさんはじめ、たくさんの男性サイトマスターが参加してくださったことを思い出します。
存在証明、がっつり受け取りました。こうやって太郎じぃさんの近況を聞けたのだから、妙な記事を載せた甲斐がありました。
サイトの更新、気長に待っていますので、焦らずにがんばってください。
私も太郎じぃさんと同じく幽霊化してますが、ときどきこっそり訪問しております。
(自ブログに理由は書いておりますが)この約1月いろいろありましてロム専門と化していて、自サイトのほうも亀さん運営状態…orz
でも近日中に更新すべく水面下でちまちま作業中だったりします。
ではまた。
Hopeさん、いらっしゃいませ。私こそ、この数ヶ月幽霊化して、みなさまに不義理をしています。うちのサイトにいつも足を運んでくださってありがとうございます。
ご事情はブログを読んで、だいたいわかっています。お辛いときを過ごされましたね。
サイト運営はときどき孤独な作業だと感じることもありますが、こうしてオフ事情にもかかわらず、がんばっているサイトマスターさんの姿には励まされます。
書き込み、ありがとうございました!
あらま、刺激的なタイトルに引っかかってしまったわ。私とした事が…。
改めまして、BUTAPENNさん、こんにちは。
恋愛を看板に掲げていると、男性は足を踏み入れにくいのでしょうか。
男性の方がロマンチストだと思うんですけどねぇ。
女性の思い描くロマンスと男性の好むロマンスとは、微妙に違うのかも知れませんね。
うーん、暗くて深い溝だわ。どうやって渡ろう。
あらま、引っかかってくださって、おおきに。
「ロマンス」ってもともとの意味は、中世騎士物語だそうな。男性の考えるロマンスとは、壮大な世界での冒険、運命との戦い、かなわぬ恋または行きずりの恋という感じでしょうか。
一方、女性の思い描くロマンスというのは、リッチな雰囲気、夢のようなシチュエーション。男性はりりしく強引で、ひとりの女性を一途に愛し・・・という感じかな。
そう考えるとやっぱ違いますね。暗くて深い溝、ぜひとも埋めてみたいなあ。
男性のうちの一人です。たまにちょくちょく顔出しておりますよー。
男女比率はわかりませんが、うちのサイトの場合書き込み率は女性と思しき方が多いようです。ときにシモネタも飛び交うサロンでありながらなぜこのような状況になっているのかは管理人すらわかりません。
作品傾向は男女比率に結構関係するかもしれませんね。面白い作品は性別関係なく楽しめるはずなので、本来はその水準まで持っていくのが一番なのだろうけれど。
うん。無い物ねだりをしても始まらない。一層精進せねば。
茶林博士、いらっしゃいませ。
こうやって、「来てるよ」コメントを残してくださる皆様の暖かい気持に感激です。
おっしゃるとおり、男性女性と意識するよりも、面白い作品を書いていけばいいのですよね。細かいことにこだわるよりも。
茶林さんのサイトには、その男女を問わぬ懐の深さがちゃんと備わっているような気がします。
それに、ネット界は、誰が男性で誰が女性かなんて、結局自己申告。
茶林さんも、もしかすると本当はチャバ子ちゃん(え)。