今朝、夫は竹島問題で日本とケンアクになっている韓国に出張で旅立っていきました。
ふって湧いたような、三日間の自由な夜。朝寝坊もOK(ゴミ出しがあるから、しないけど)だと思うと、うれしいですよね。
ここで、少しでも小説を書き溜めておきたいところです。
毎年恒例になった(いや、それほどでもないか)、今年後半のサイト方針ですが、もう7月も半ばを過ぎた今となっては、間が抜けてますね。
つい先ごろ「ギャラクシー・シリーズ」が完結し、「魔王ゼファー」も倒産危機編に一応の目途が着きました。
こうなってみると、二年前「長編で完結作品がないよー」と叫んでいたのが嘘みたいに、連載中作品がぐっと少なくなってきたようで、さびしく感じています。
何か新しい連載を企画して始めるべきか。
それとも、欲張らずに、今ある作品だけに集中すべきか。
はたまた、完結作品の番外編を考えるべきか。
今年の後半は、この見きわめが課題となりそうです。
まず連載作品の今後ですが、「新ティトス」と「魔王ゼファー」は、これからも月一くらいのペースで続けていくつもりです。
「インビジブル・ラブ」も、携帯サイトの連載が章ごとにまとまれば、その都度アップしていきたいと思っています。
「EWEN」に関しては、人気投票でもいつも上位なのに本当に心苦しいのですが、私の頭の中で、今は彼らの動きが物語としてまとまりません。
そろそろ「完結」マークをつける潮時かなあとも思っています。
「EWEN3/エピソード0」と銘打っていた「空の散歩道」は、来年3月で、物語の中の時間に追いつきます。それを区切りとして、ページラストに移動させ、「EWEN」全体を完結とすることを考えています。
だからと言って、もう書かないというのではなく、アイディアが浮かびしだい、他の完結作品と同じように番外編として書き続けていきたいと思っています。
完結作品の番外編で今考えているのは、ひとつは「ギャラクシー・シリーズ」の木星移民団編。ひとつは「夜叉往来」の短編集です。
「夜叉往来短編集」は、もし始めるとすれば、まず携帯サイトでの連載となります。「インビジ」で「夜叉往来」のキャラたちが客演しているため、携帯の読者さまにも入りやすい、軽めの一話完結の短編集、というイメージです。
いずれも、まだ海のものとも山のものともしれません。
新作に関しては、ちらちらと考えてはいるのですが、まだご紹介できるほど熟成しているものは、ひとつもありません。
このところ、どうも、新しいことを始めるのに及び腰になっているみたいです。創作意欲が落ちているのでしょうか。短編もイベント以外では、まったく書いてないし。
ほんとに困ったものです。キリリクでもいただけば、真剣に考えるのかなあ(あ、霧島センセのリクもまだだった…)。
秋には100万ヒットを迎えるので、そのときには新作をご披露したいと、ひそかに望みだけは大きく持っておるのですが。
なんだか、展望のないダメダメの話ばかりで、申し訳ない。
口直しとして、最後に、ちょっと前向きな話を。
夏休み企画として、「EWEN」と「魔王ゼファー」のクロスオーバー、「手編みのマフラー」シリーズの第三弾を集中連載する予定です。タイトルは「約束したから」。
これは実は、かなり前から書きたかった話なのですが、これを出してしまうと長編化への一歩を歩みだしてしまいそうで、怖くて出せませんでした。
このお話は、あくまでお遊び企画として書いてきたので、本編を左右するような長編になることは正直望んでいません。しかし、雪羽と聖のカップルが、私にとってかなり動かしやすい、愛おしい存在になりつつあることも確かでして。
とりあえず、ここは、後先を考えずに出してみようと思います。後はなんとかなるさ。
最後になりましたが、「ギャラクシー」や「魔王ゼファー」に、たくさんのウェブ拍手やコメントをありがとうございました。熱いコメントの数々に、すごいパワーをいただきました。
当サイトでは、ウェブ拍手には原則としてお返事はしないことにしています。
が、どうしても返事がしたいコメントがありました。(ごめんなさい。質問じゃありませんと、ちゃんと書き添えてくださっているのに)。
>、「手編みのマフラー」では息子さんが社長職継いでますよね……借金を断った息子さんと同一人物なのでしょうか??
はい、同一人物です。「手編みのマフラー」の世界では、坂井社長はかなり歳を取ってしまい、商社マンで転勤ばかりだった息子(今は博多勤務)に頼み込んで、社長の座を継いでもらったのです。坂井エレクトロニクスは経営がそれなりにうまく行っているので、最初は批判的だった息子も心が動いたのかもしれません。
でも、これはあくまで、本編とは無関係の話ですから(ここまで説明しておいて、笑)。