山仙さんと共同で、「ぶた仙」というPNで「500文字の心臓」に投稿していることは、以前にも書きましたが、このたび「ノイズレス」というお題にエントリーした作品で、ついに「逆選王」をいただきました。
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「500文字の心臓」の「タイトル競作」のシステムを少しご紹介しますと、参加者(読みセンの人もOK)が参加作品を読んで感想を書き、なおかつ与えられた持ち点を投票します。
もっとも良いと思う作品に与えられるのが「正選点」2ポイント。これはふたつの作品に1ポイントずつ投票しても、ひとつの作品に2ポイント投票してもかまいません。
そして、「逆選点」1ポイント。参加作品中、最も悪かった作品に投票します。
(それ以外に、ポイントには加算されないが、同票のときに加味されるという、次点2ポイントがあります)
そして今回、ぶた仙は逆選点を最も多く獲得したということで、「逆選王」に選ばれました。
こう書くと、なんだか不名誉なことのように聞こえますが、「逆選王」を得られるのは、「正選王」に引き続いて名誉なことなのです。
逆選を入れてもらえるというのは、良くも悪くもインパクトがある作品であるという証。決して良くはないが、なぜか無視できない、宝石の原石のような値打ちを秘めているということです。
今まで何回か投稿して、なかなか票をいただくことがなかっただけに、今回の受賞には、電波の向こうの山仙さんと、しみじみ喜び合いました。
実はもうひとつ、逆選王は次回のお題を3つ候補として出し、その中からひとつを正選王に決めてもらうという特権が与えられます。
そうやって選ばれた次回のタイトルは、「ジャングルの夜」。
これを読んでおられる方、もしアイディアが浮かんだら、ぜひ参加を考えてみてください。〆切は8月24日です。
500文字でひとつの作品を書き上げるというのは、至難の技。無駄なことばを省き、別の語に言い換え、制限文字数内に収めるために、幾度となく推敲を重ねます。これは文章修行にかなり効果アリだと思います。
なおかつ私たちの場合は、その作業をふたりでやるのですから、すったもんだの嵐(笑)。
加えて、感想と票をいただけるうれしさがあります。感想を書き合う短編投稿サイトは、ほかにもありますが、このような投票システムは、かなりユニークだと思います。
もちろん、感想は辛口。自分の貴重な持ち点を投票する以上、容赦はありません。しかし、辛口感想でもいい、まったく感想をいただかないよりマシだということは、参加してみると身にしみてわかります。
参加を考えている方もそうでない方も、感想掲示板などを覗いて、雰囲気を味わってみてください。
良かったのか、悪かったのか知らないが、ともかくおめでとう。!
どうもです。まあ、良かったということなんでしょう。
そんな曖昧な言い方じゃあ、悪友が悲しみますよ(ってなんで悪友が直接書き込まないんだ???)。
悪友の傾向は『ひねくれ』であって、そういうひねくれ者に相応しいのは正選より逆選ではないでしょうか? いや、本人は『いつも正選を狙っている』などとぬかしておりますがね。んな訳で、逆選は少なくとも悪友に取っては考え得る最高の名誉だと思いますよ。そうそう、緑の博士は始めから『逆選狙い』を宣言していましたね。
蛇足ながら、1ヶ月程前というと、ダビンチ コードを読んでおりましたなあ。筋も何も知らなかったんで、びっくりでしたよ。 え、関係無い? そう仰らないで、、、、。
いやいや、昨日実家に帰ったおり、junnさんにはちゃんと逆選王の栄誉について話しておきましたので、だいじょうぶです。
確かに山仙さんにとっては逆選が最大の誉れでしょうね。しかしこうなると、正選王も取りたい気になってきました。それとも二期連続の逆選王とか?
ん? そう言えば、緑博士は今回参加していなかったな。
ダビンチコードは私もまだ読んでませんでした。なんか、老眼がひどくなると読書が億劫になりますなあ。