ケータイサイト「ぽけっとぐれいす」で始めていた「あやかし秘抄 夜叉往来異聞」をPCサイトのほうにアップしました。
こんな感じのオムニバス風の夜話が続きます。軌道に乗れば、ケータイサイトは「インビジブル・ラブ」との二本立てで進めるつもりでいます。
「夜叉往来」については、本格的な続きを望む声もたくさんいただいているのですが、そういう意味での続編はありません。まあ、BUTAPENNの言うことですから、あまり信用はできませんが。
ところで、気づいたのですが、今年は七周年記念ということで、どんどん旧作を掘り起こしているうちに、厳密な意味での完結作品(本編が完結し、かつ続編・外伝や番外編も連載していないもの)と言える中・長編は、全くなくなってしまいました。どれもこれも、連載マークだらけです。
「EWEN」「新ティトス戦記」「セフィロト」「ギャラクシーシリーズ」「魔王ゼファー」「インビジブル・ラブ」「西野高校文芸部」「CLOSE TO YOU」に「あやかし秘抄」……ええと、いくつだ?
更新がすっかり途絶えていた「セフィロトの樹の下で」も、この夏に中篇程度の番外編を企画していたりします。もう少しプロットが固まったら、またお知らせします。
さすがに、これだけたくさんの「連載中」を抱えると、自分の脳みそが心配になります。そのうち、脳に薬箪笥みたいに仕切りができると思います(笑)。
たまに同時期に書いた小説に同じことばを使ってしまい、見つけて冷や汗をかくこともあるのですが、文章自体はなんとか書き分けているみたいです。交互に違う小説を書くことで、いい気分転換になることもあるし、いちいち読み返したりして非効率的だなあと思うときもあるし、一長一短ですね。
しかし、弱った。確か100万ヒットのときだったか、抱負として「そろそろ新作」をと言った覚えがあるんですが、どんどん逆行状態になっていきますね。歳のせいで、新しいことを始めるのが億劫になっているのかなあ。
お久しぶりです。
それだけの連載を抱えるのは本当に並みじゃありませんね!
しかもジャンルも多彩ですし、何よりエネルギーが凄いなあ!と思います。
僕の場合は一作でも混乱してしまいますから、
仕切りどころか「たが」が外れてしまってますね(笑)
イシュさん、お久しぶりです。いらっしゃいませ。
自分でも、そろそろヤバいかもしれないなと思っています。連載を減らして完結作品を増やさなきゃ…と思っていたのに、かえって逆行してるんです。
本来は、イシュさんみたいにひとつの小説をじっくり描くのが、あるべき姿だと思うのですよ。
私はたぶん、浮気性なんでしょう。ひとりの男に満足できないというか。でも、現実にはひとりの夫で満足してますよ。ええ。