昨日の続きです。
城崎温泉の楽しみ方で大事なポイントは、旅館内に閉じこもってはいけないということです。各々の旅館にも大浴場がありますが、それよりも「外湯めぐり」を楽しむ観光客が圧倒的に多いのです。
城崎のメインストリートは、前述した柳並木の川沿い(柳通り)から湯の里通りへと東西に長く伸びた道ですが、その道を中心として、七つの名湯が点在しているのです。
女性は、旅館で好みの浴衣を借りられるようになっていて(冬は丹前を着こんでいるので意味が無いですが)夕食後などにぶらぶらと外湯めぐりに出かけます。外湯の入場料はだいたい一軒600円ですが、旅館で無料の入湯券をサービスしてくれます。
それぞれの湯殿は、洞窟風呂、ジェット風呂、展望風呂など工夫がこらされ、お湯も適温でいい気持です。そして何時間もほかほかして、体が内側から温まっているのがわかります。
湯殿から外に出ると、ソフトクリームの看板が目に付きました。やはり暑いときは欲しくなりますね。メインストリートの楽しみは、それだけではありません。土産物屋、喫茶店とともに、遊技場がありました。昔のお祭りを思わせる射的やピンボール。昭和にタイムスリップしたようなレトロな雰囲気がいっぱいでした。
ちなみに、昼の景色はこんな感じです。
最後の日は、市バスに乗って15分ほどの日和山海岸に行ってきました。この二日間は天気予報では完全に雨だったのに、ほとんど雨に会いませんでした。
海岸に着いたときも薄日が射し、海の青さが目を射るよう。白い波しぶきは、さすがに日本海。兵庫県の太平洋側に住んでいる者にとっては、一番旅情を感じる光景です。
ここは、シーワールドもあるのですが、時間の関係で残念ながらパス。
しばし海を見て、城崎温泉駅に戻ってきて、うどんを食べ、土産物屋をぶらぶら覗きながら、夕食用のかに弁と牛弁を買って、無事二日間の旅を終えました。
カニを左手に、ソフトクリームを右手にもって交互に食べると絵になったのに。
それにしても、旅行記には食べ物が絶対に出て来ますよねえ、、、。
そうそう、人工肛門って風呂で感染症にかかる心配はないのですか?
自由の女神みたいっすね。
旅行って結局、景色か食べ物かなんでしょうね。でも、景色は写真やテレビでも見られるから。現地でしか手に入れられないものといえば、味覚と嗅覚です。
さすがに、温泉の大浴場は雑菌がうじゃうじゃしてるだろうから、袋ははずさずに装着したまま入ります。袋の中にお湯が入ることはまずありません。
自宅風呂なら、それほど雑菌のことは考えなくてよいみたいです。ストマをガーゼできちんと押さえてテープで止めればOKだそうです。