Skip to content

BUTAPENN DIARY

オンラインものかき・クリスチャン・兵庫県人のBUTAPENNのブログです

Menu
  • エッセイ
  • トップ
  • ABOUNDING GRACE
Menu

「第3回恋愛小説大賞」読書ノート

Posted on 2010-02-08 by BUTAPENN

アルファポリスの「第3回恋愛小説大賞」が開催中ですが、わが「インビジブル・ラブ」は、1ページと2ページの間を目まぐるしく動いております。
ただいま6978票。ざっくり言って、13人の方が投票してくださったということになります。本当にありがとうございました。
さて今回は、できる限りの参加作品を読んでみようと決意したのですが、なにせ300以上のエントリーがあり、どこから手をつけていいかわからないというのが正直なところ。
頼るのは紹介文のみ。とりあえず、紹介文が面白そうなものから読み始めて、数分読んで、興味を惹かれなければバックということを繰り返してみました。
残念ながら、アルファポリスさんの大賞ページは、最終ページにたどりつくまでとても時間がかかります。どうしても最初から第3ページ目までくらいに注目が偏ってしまいます。
面白い小説をたくさん見つけましたので、少しだけご紹介したいと思います。完読したものは他にもありますが、あまりに18禁度が高いもの、私の嗜好に合わなかったものは省きました。一読者の覚書だと思ってご容赦ください。
順番は読んだ当時の順位に従って並んでいます。
また、相互リンクサイトさまの作品は、ひとつ前の記事で紹介していますので、そちらをご覧下さい。


会期が終了し、会場がなくなってしまったので、それぞれのサイトさまのトップページにリンクしてあります。
恋愛教室 南 潔 連載中
【紹介文】学校という閉鎖的な楽園で繰り広げられる恋の駆け引き。生徒会・教師生徒・兄妹など。
セレブの牛耳る生徒会と、孤立した図書部委員長。ありがちな設定なのですが、ひとりひとりのキャラが立っているというか、文句なく面白いです。イラストも文章も両方がお上手ってうらやましい。
有言実行の男 JUN シリーズ
【紹介文】銀行特有の略語から有望株の倉木にとんでもない事を言ってしまったミチル。有言実行の男、倉木 総一郎はどうする?!
この方も、イラストも超お上手な作者さま。かっこいいバナーと、「銀行特有の略語」という紹介文に惹きつけられました。わが旦那が元銀行員なので訊いてみたところ、苦笑していました。やったことあるのか?
生徒は対象外です 錨晋太朗 R15 連載中
【紹介文】生徒と教師の禁断の恋――を目撃した渡辺涼。渋々黙認したが事態は思わぬ方向に……。
女性音楽教師とエセ優等生。それぞれ隠し持つ心の傷がふたりを否応なしに結びつけていく。主人公たちがいい味出してます。テンポのいいユーモラスな文体と、音楽やオペラの話が多いのも私にはポイント高し。
恋の見出し方 ユキノト 完結
【紹介文】野望は農園付き一戸建でトマトの育種と自給自足生活。美貌の性悪王太子に悩む王太子付執務補佐官アンリエッタの恋愛?マニュアル
幼いとき優しかった王太子が性悪になった理由とは。王道ファンタジーですが、王子の天使のような過去と腹黒の現在を対比する構成が巧いです。政治の駆け引きや陰謀が楽しい。
あなたが望んでくれるなら nogu R18 連載中
【紹介文】特別会員だけが男を買うことのできる店【Love forest】を紹介された雪羽。行く気などなかったが・・・。
私的に「雪羽」という名前に惹かれまして(笑)。オフィスラブものですが、飽きさせずにぐんぐんと引き込まれました。ただいま、いいところでじれじれ展開中。
樹下の天使 どり R18 完結
【紹介文】謎めいた転校生に惹かれていく美誉子。しかし近づくにつれ互いの秘密に触れてしまう…高校生の切ない恋愛から始まるシリーズ
天使のような美貌の男子転校生に魅かれていく、男っぽい言動ながら心に深い傷を持つヒロインに思わず感情移入。元気で前向きなヒロインがやはり私は好きなようです。回りを取り巻く登場人物たちが皆あたたかい。その後の人生を描いた膨大な続編あり。
怪物とお姫様 石田累 完結
【紹介文】幼い初恋は恐ろしくも悲しい伝説に引き裂かれて―。美しい魔性の執事と、彼を一途に恋するお嬢様の純愛物語。
「美しい魔性の執事」という一語の恐ろしい吸引力よ(笑)。きゅうっと心臓を締めつけられるような緊迫感に、夜中の二時半までかかって完読するまで目が離せませんでした。ミステリの要素もあり、面白かったです。
星落つる刻 迫屋紗代 完結
【紹介文】遠く諸国にまで名の聞こえた美しい城で、愚君と呼ばれる男が病に倒れる。「正室」であるはずの女の胸に去来する秘められた想い―
何年か前に拝読済み。和風時代もので、主人公たちの壮絶な愛憎に心奪われます。名作です。別作品に喩えることは失礼だと重々承知ながら、大河ドラマの「篤姫」にハマった人ならハマりこむこと間違いなしです。

8 thoughts on “「第3回恋愛小説大賞」読書ノート”

  1. 第48代我輩 より:
    2010-02-09 03:20

    うっかりしているうちに針供養が終わってしまった、、。
    もちろん折れた言葉の針。感謝の気持を込めて。
    ってそんな恋愛小説は無いもんですかねえ。
    僕の一番古い定義は水滸伝で王婆は西門慶と金蓮をくっつける奴です。如何にして第3者が2人を騙して、それで恋愛気分を高めるか、ってのですよ。平安時代の恋だって、噂で恋する訳で、光源氏なんか、殿方が玉鬘に興味を持つように情報操作してるでしょ?
    えっと、参加宣言してない奴では、『ぼくらは前期高齢少年団』
    http://ncode.syosetu.com/n5791j/
    http://ncode.syosetu.com/n6886i/
    が女将さんのテイストに合うかも。

    返信
  2. butapenn より:
    2010-02-09 17:50

    うーん、今回紹介した中で、第48代さんが読めそうなのは、「星落つる刻」あたりでしょうか。
    お見合いなどは時代遅れのように言われていますが、第三者が本人たちを焚きつけるという意味では、かなり有効な手段のような気がします。ある意味、恋に飛び込むのはムードですからね。回りの応援がないと。
    紹介していただいた二作、読んでみました。面白かったです。私はヴェルサイユのママ役がいい。でも恋愛小説かと言えば、違うのかな。
    そもそも恋愛小説の定義があいまいなんですよ。

    返信
  3. 第48代我輩 より:
    2010-02-11 23:17

    >第48代さんが読めそうなのは、「星落つる刻」あたりでしょうか。
    確かにこれなら甘みが無くていいですね(食べるのは甘党なんですけどね)。恋愛小説って、その糖尿病的甘さとどう克服するかが勝負所だと思うんですよ。そうなrとサドはまあ重要な要素だけど、多くの恋愛小説は恋愛模様のサドで済ませてしまって、女将さんみたいに他の事件的要素でサドにする例はそこまで多くないんですよね。まあ、ここの恋愛は普通の意味で異類婚姻みたいだから、そうなるのか。
    そうそう、紹介した奴は恋愛がらみだけど、この人(かなりの年配みたい)の作品は非恋愛の話の方が面白いかも

    返信
  4. butapenn より:
    2010-02-13 00:53

    甘党は甘党でも好みは和菓子でしょう?
    >恋愛模様のサド
    うー。実は私はこれが死ぬほど苦手なんですよね。他の方の小説を読んでいても、こういうのがあるとハラハラして、ある程度解決に向かうまでは読めなくなるのです。
    恋愛以外のサドが平気だっていうのは、不思議ですけど。
    異類婚と言われれば、なるほどねえ。相手は魔王や夜叉や幽霊や変な経歴の持ち主ばっかりですもんね。

    返信
  5. 第48代我輩 より:
    2010-02-13 22:13

    >異類婚
    ロボットと妖怪猫も追加で
    恋愛模様のサドって女の人には受けるだろうけど、そういうセセコマッしい世界って男には受けないですから、男性読者を確保したかったら手を出さない方が良いでしょうね。まあ、たわいないコミカルなサドならともかく、、、。
    そうそう、若い男女が別れるのを多数見ておりますが、遠距離恋愛を除けば不倫ってケースは2割程度ですよ。他は夢が覚めたって奴ばっかり。
    えっと書き込み機能がおかしくなったのはtwitterを導入してからかも知れません(覚えていない)。テスト的に外してみません?

    返信
  6. butapenn より:
    2010-02-15 00:11

    え、書き込みがまだおかしいですか。CAPCHAを外した時点で治ったと思ったんですが。
    テストと言われてもTwitterを外すつもりはないんだけど、弱ったなあ。
    確かに恋愛模様のサドが大好きな男性って、そうはいないですよね。「男性が読みたい(読める)恋愛小説」の条件て何でしょう。
    恋愛要素が控えめでメインテーマが別にあるものか。もしくは美少女ハーレム、別名光源氏もの(そんなもの、男性はわざわざ小説で読まないか。ゲームでやってますね)

    返信
  7. 第48代我輩 より:
    2010-02-15 03:10

    コミカル恋愛(ラブコメ)
    冒険のついでの恋愛(吊り橋効果恋愛)
    試練の恋愛(魔笛)
    うん、前回の書き込みはすんなりいったけど、前々回が問題でした

    返信
  8. butapenn より:
    2010-02-17 00:15

    天然女性と俺様男の噛み合わない会話(ラブコメ)
    義理兄弟、職場の上司と部下、もしくは学校の教師と生徒の密会(吊り橋効果)
    御曹司との身分差恋愛(試練)
    …という感じでしょうね。女性の好むイマドキ恋愛小説は。
    では、次に書き込みできないときは、必ず対処しますので。

    返信

コメントを残す コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です

←前の記事へ | 次の記事へ→

オンラインものかき・クリスチャン・兵庫県人のBUTAPENNのブログです

  • 500文字の心臓
  • おすすめ
  • クリスチャン
  • サイト情報
  • ダイエット
  • ペンギンフェスタ
  • メディア
  • 掌編
  • 旅行
  • 未分類
  • 海外
  • 観劇
  • 認知症
  • 読書
  • 身辺雑記
  • 震災復興

アーカイブ

  • 2024: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2023: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2022: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2021: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2019: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2014: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2013: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2012: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2011: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2010: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2009: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2008: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2007: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2006: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2005: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
  • 2004: 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
© 2025 BUTAPENN DIARY | Powered by Superbs Personal Blog theme