もうすっかりイカロスくんの追っかけと化している当ブログですが、今日も動きがありました。
分離カメラの実験が無事成功したのです。
IKAROSには、二台の分離カメラが搭載されていますが、このうちDCAM2を分離して、IKAROS本体の撮影を試みたのです。
分離されてからわずか15分ほどの時間でしょうか、DCAM2はたくさんの写真を撮り、そして役目を終えて眠りにつきました。そのままイカロスから離れて、宇宙を永遠に飛ぶことになります。昨日からこういう話に涙腺を刺激されっぱなしのBUTAPENNです。
このDCAM2のツイッターができているのをご存知でしょうか。
ikaroskunとのやりとりが、また泣かせます。
DCAM2のツイッター
このDCAM2のアイコンが、またすごいのです。
下の三つは、実験成功直後のアイコン、数十分後と数時間後にそれぞれチェックしたアイコンです。
少しずつIKAROSくんから離れていく様子が、きちんと描かれているのがおわかりでしょうか。
JAXAのツイッター担当さま、ほんとに芸が細かいっ。
カメラの撮った映像は、IKAROS経由で地球に送られ、1日から2日で画像確認されるそうです。楽しみ。
イカロスくんのアイコンのコレクションも、またいっぱい貯まってしまいました。いずれブログで披露したいと思っています。
カメラって科学ミッションでも定番のように入れるんですが、他の装置に比べて重くて科学成果ゼロなんですよね。でも納税者を満足させる為には入れなきゃならないみたいです。
事業仕分けでれんほうさんを納得させるっていうのもありますしね。
デジカメや携帯で、腕を伸ばして自分を写すことがありますが、そういうのはできないんでしょうか。
カメラだけなら今はかなり軽くなったんですが、載せるとそれなりの解像度を要求するでしょう? 事業仕分けの人って。だから無理なんですよ。
一度学生プロジェクトでweb kamera搭載の人工衛星が飛んで、なんとオーロラの画像まで撮ったんですが、一回で壊れたそうです。
一度分離して、何度でも戻ってくるというのができたらいいですよね。
宇宙からオーロラの写真、たしか野口さんが撮っていらしたのをツイッターで見ました。きれいでしたね。