ツイッターで大活躍のイカロスくんが、「第8回Webクリエーションアウォード」にノミネートされました。
「Webクリエーションアウォード」のページ
「Web 社会において、目立った人、社会に役立った人、新しい事や楽しい事をした人、便利な物を開発した人」
という基準で、個人またはプロジェクトについて広く一般から推薦を募り、さらに一般投票によって賞を決めようという企画です。
この企画は第八回目ということですが、今まで寡聞にして知りませんでした。
その企画に、そうそうたる企業人の方々とともに肩を並べて、「イカロス君さま」(笑)がノミネートされています。
紹介文は、以下のとおり。
イカロス君様(宇宙航空研究開発機構)
5月21日に種子島宇宙センターから打ち上げられた人口衛星イカロス君。宇宙での最新情報をツイッターとキャラクターの表情によって分かりやすく伝えている。日頃宇宙や科学に接する機会のない人々にもそのユニークさが話題を呼び、6月現在でフォロー数は3万を超えている。今後も世界初のミッションを分かりやすく伝えていくことを目標につぶやきつづけている。
さっそく私も一票を投じてきました。
投票には、名前とメルアド、投票理由を300文字以内で書くことが必要です。
ちなみに、私は投票理由を以下のように書きました。
『WebサイトとTwitterを媒介に宇宙からのメッセージを送り続けている。Twitterの幼い少年の口調がかわいらしく、アイコンもそのときの状況に応じて何度も変わり、感情移入を容易にしている。はやぶさの帰還時や、分離カメラとの別れのときは、アイコンも涙を浮かべ、見ているほうも涙した。サイトにアップされた動画も秀逸だった』
受賞してくれるとうれしいですね。
「もし,なんか賞とかもらったら,ぼく地球に戻らないといけないのかなぁ」と不安げにつぶやいているイカロスくん。どうやら、受賞する気まんまんのようです。
突然のノミネートに驚くイカロスくん。
3万人は凄いよねなあ。まあ、プロジェクトのメンバーにとっても嬉しい誤算でしょう。もっともだからといって今まで以上に忙しくなるかと云うと、そうとも限らなくて、おそらくは運用(大学院生やポスドクやスタッフの2人組(?)と、衛星担当の会社のスタッフの2人組(?)とにチームで衛星のお守りをする)の際の待機時間を使って大学院生が更新しているんじゃないかなあ。最新情報は上から流れて来るにしても。(←無責任な予想)
イカロス君、早速投票してきました。
ところでイカロス君ではなく、そのお兄さん、ハヤブサ君なのですが、こんな動画を見つけました。 泣けます。(音楽が流れます)
⇒今度いつ帰る?はやぶさ探査機
.>第48代さん
イカロスのブログを見ても、大学生たちが出入りしていると書いてありますよ。やはり大学生たち、特に若い女性が関わっているような気がします。
ブログのほうで、DCAMカメラの運用実験のてんまつを中心に、絵本風にして解説しています。
「イカロス君の大航海」
http://www.jspec.jaxa.jp/ikaros_channel/bn008.html
「はやぶさくんの冒険日誌」もすごかったですが、JAXAはこういう発信がうまいですね。
>梅(b^▽^)bさん
さっそく投票してくださったのですね。はやぶさ兄さんをテーマにした動画はYou Tubeにたくさんありますが、これは、さだまさしの替え歌バージョンですね。
もうひとつ、「はやぶさ はじめてのおつかい」というのも泣けますよ。
最後に、女の子バージョンのはやぶさが地球を見るショットが、はやぶさの実際のラストショットに酷似していると話題になってるようです。
もうひとつ、「こんなこともあろうかと」という動画は、往年のヤマトファンなら痺れます。沖田館長のあの名セリフがラストに…。
あ、うん、運用ってのはそっちじゃなくて、地上側の運用室の話。それはそうと、あの絵本の絵は女の人でしょうねえ。工学部には少ないけど宇宙関係ならいるし、理学部はもっと女子大学院生がいるから。
それはそうとですね、光の持つ運動量とエネルギーを衛星に変換する際に、もしかしたら常識で説明出来ない『波』効果が現れるかも知れないって期待している人もいるんですよ。なので、その意味ではこのミッションは予定通りの軌道に向かわない方が科学的には面白いんですよ(その場合、恐らくはノーベル賞級の現象を具現化している事になるから)。もちろん、その場合は機械の故障とか設計ミスとかでない事を証明するのに膨大な努力が必要ですけどね。
>常識で説明出来ない『波』効果
うーん、おもしろそうですが、本来のミッションが完遂できないわけですね。まあ、イカロスくんは金星に行く必要はないんでしたっけ。