週末で空いてしまいましたが、「伯爵家の秘密キャラ人気投票」へのお礼のための特別企画第六弾です。
ここからは下位ということもあって、数人ずつ登場します、
今日は第7位のテレーズ王妃と、第8位の娼館の女将イサドラ。
王妃さまのほうがミストレスより上位というのも驚きでした。やはり、フレデリク王とのラブラブへの期待票でしょうか。
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エドゥアール「今日は、テレーズ王妃さまと、ミストレス・イサドラのふたりにお越しいただきました。というのは、王宮の決まりによって、王妃さまは王以外の男性と同席できないことになってるらしい。そこで、ミストレスとの対談をと思ったんだけど…。このふたりのド迫力、とてもそばに近寄れない」
イサドラ「あはは。バツイチ女と家庭内別居妻の対談は、あんたみたいな小僧っ子にゃ仕切れないよ。あたしがやっとくから安心しな。…ということで、王妃さま。よろしく頼みます。生まれつき口が悪いので、いろいろ無作法しちまうけど、お赦しくださいね」
テレーズ「ええ、もちろんですわ。メイヨー伯爵夫人だったあなたのことは、侍女たちから聞いています。離婚のときはいろいろ辛い思いをなさったのでしょうのね」
イ「しかたないんです。若気のいたりって奴で、身分の壁を甘く見てたんですよ。あたしは自業自得ってもんだけど、息子には可哀そうなことをしました」
テ「息子さんは、立派な騎士になられたとうかがいましたわ。どうぞ、ご自分を責めないで」
イ「ありがとうございます」
テ「それにしても、伯爵夫人から娼館の女将になられたのは、きっと理由がおありだと思うのですけれど」
イ「はい、いずれ本編で語るときが来ると思うのですが、もともとあたしには、母方に放浪民族の血が流れてるんですよ」
テ「まあ、放浪民族?」
イ「はい。母がそれでひどい差別を受けているところを、子ども心に見ていたんです。それで、身分による差別に対する怒りが、魂の底にでんと根づいてるっていうか」
テ「身分の壁を打ち破りたいというのが、あなたの生きる理由なのですね」
イ「話せばいろいろ長くなりますが、伯爵と結婚したり、娼館の女将になったりと両極端に走るのは、その怒りの衝動のせいなのでしょうね」
テ「わかりますわ。わたくしの生国アルバキアは、放浪民族の文化や異民族の文化を受け入れて独自の文化を造り出してきました。そのせいなのでしょうか。クラインに来て、民族による差別が存在していることに大きな憤りを感じます」
イ「やっぱり、王妃さまは気風のいいお人だね。話がわかる。
応援コメントが多いのも、わかりますよ。
「王妃様の人柄が好きです。今後も活躍して欲しいです」
「王様を支えて」
「基点たる人」
確かに、王妃さまがこの物語のターニングポイントを握っているような気がしますよ。
「 早く子供を作ってね。(^^;」
あはは、こりゃまたストレートなリクエストだね」
テ「この時代では、34歳は超高齢出産ですのよ。ご期待に添いたいのですが、まずは陛下のお心次第ですわ」
イ「だんだん、いい感じになってきたと思うんだけどね」
テ「では私も、あなた宛てのコメントを読ませてくださいね。
「暗躍となればこの方しかおりますまい」
「やっぱりこの人が活躍してくれねば!」
「この方が出てくると、いいぞいいぞー!と思わず拍手をしてしまいます♪」
やはり、お話全体をけん引していくパワーを、みなさん期待されているようですわ。
「だれかさんの分身」
まあ、これはどういうことでしょう?」
イ「作者のことだと思うけどねえ。まあ、この人に網タイツだけは絶対に履かせないほうがいいね。間違いなくホラーになるよ」
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