またまたすっかりご無沙汰してしまいました。
人生まだ思いがけないどんでんがえしがあるもんですねー。孫まみれの毎日から抜け出し、二年ぶりに老夫婦ふたりの生活に戻りました。
え? 毎日ひまだろうって? 時間あるなら小説書けって?
はい、自分で自分にそうツっこんでます。
この1か月は、ウクライナの戦況に臓腑がねじられるような思いをしておりました。みなさんもそうだったと思います。もちろん、ウクライナ以外にもアフガニスタン、シリア、ミャンマーと心を痛めるような状況の国々はたくさんあります。ただ、ついこのあいだまで送っていた生活がとつぜん踏みにじられる、日常の景色がひとつずつむしりとられるように破壊されていく、しかも、プロのカメラマンではなく、そこにまだ住んでいる人たちの現状が彼ら自身の手で刻一刻と送られてくる。このような戦争は他にはなかったのではないかと思います。
何かをしたいのですが、何もできません。支援している団体にウクライナ指定で緊急募金を送ること。そして、祈ること。
クリスチャンは祈ることができます。よく「祈ることしかできない」と言われますが、誰がなんと言おうと、これほど強いことはありません。ウクライナのため、ロシアのため、日本のため、何よりも自分自身の心の平和のためにも祈りたいと思います。
この戦争で、遠く離れた私たちの心さえもが、そうとう痛めつけられていると思うからです。みなさん、どうか自分をいたわってあげてください。
それと、こどもたちの心にも気を配ってあげたいと思います。毎日、戦場の様子をテレビから見ていて、「これはなに?」とたずねられたとき、きちんと答えてあげるのは、とてもむずかしい。自分の住んでいるところは安全であることを、わかりやすく教えてあげることが一番大切だといわれています。「いただきます」のときに、「ウクライナのこどもたちが元気でいられますように」と、短く唱えるのもよいのかもしれません。
あああ。本題に入る前に、こんなに字数を使ってしまった。いったんここで閉じます。
こんな状態だと、つかみが大切な小説に戻るには、まだまだかかりそうですね……ふーう。
「初めまして」なのか、「こんにちはお久しぶりです」なのか、すっかり忘れやすくなったFranと申します。こちらはお気に入りに入れているので、時々覘いては、更新が無くてもお元気にされているのか確認しておりました。お元気なご様子、大変嬉しく思います。
さて、懐かしい画面に出会えて、こちらも嬉しくなると同時に、月日の流れの速さを痛切に感じます。「楽園」は読みたいものを探すのに、私もお世話になりました。アーカイブも見られるとのこと。いくつか再度読みたいものもあるのですが、今は探す余裕がありません。
BUTAPENN様にはこのように活動を続け、残してくださることに感謝です。
ところで「魔王ゼファー」の続きが待ち遠しいのですが、今の世の中を反映させると、なかなか苦しいものがありますね。あれから世の中が良くなったように在りませんし…。物語の中で幸せを見つけられたら良いなと思います。
ウクライナ戦争がどうなるかもわからない状態の上、まだまだ新型コロナも落ち着きません。祈る事、大事ですね。どうぞ穏やかな日々をお過ごしになられます様に。
Franさん、お久しぶりです。なつかしい……!
2か月ぶりに更新したのに、こうしてすぐに見つけてくださって、本当にありがとうございます。
Franさんも「楽園」世代でしたか。私は読むより書くほうが先だったので、小説を「楽園」に登録して、はじめてそこから感想をいただいたときの驚きは忘れられません。素人の書いた小説をこれほど熱心にさがして、読んでくださる方たちがいらっしゃるのだと。
「楽園」のアーカイブ、またお暇な時間に探してみてください。
Wayback Machineのサイトに入って、「楽園」もしくは、http://novel.pekori.to/ で検索すると出てきます。
ただ、ちょっとクセがあって、リンクが堂々巡りになってしまうことも。目当ての個人サイトまでたどり着くのはなかなかむずかしいと思います。
「魔王ゼファー」思わせぶりなところでちょん切ってしまい、申し訳ありません。このエピソードを掘っていくと、まっしぐらに最終回になってしまうので、続きが書けなくなってしまいました。
それと、「魔王ゼファー」はずっと、そのときの季節や時代と連動させて書いていたのですが、2022年の今は、雪羽は高三、ユーラスは23才の大学院生。さすがにここまで放置すると、一度現実と切り離さないと続きを書くのは無理ですね……。
今のコロナと戦争の時代、どんどん悪くなる一方で、小説はいったい何を書けばよいのかわからなくなります。悪い時代だからこそ、書かねばならないのですけどね。
祈ることと、小説を書くことは似ているような気がします。