生口島としまなみドライブ
とうとう私たちにとって最後の島、生口島に来ました。
生口島はしまなみ海道の中では、一番観光スポットの多い島です。
中心の市街地に到着したのは、午前11時10分前。尾道を出発してから、ちょうど3時間かかったことになります。
尾道に帰るフェリーの時間も考えて、これからの行動を決めねばなりません。フェリーの瀬戸田港出発の時刻は、11時20分、13時25分、15時です。
13時25分の便に乗ることに決めました。
そして、「平山郁夫美術館」へ行くという渋いチョイスをすることに。
画家の平山郁夫氏は、生口島瀬戸田町の生まれです。中学生のとき勤労動員で広島に行ったときに、原爆に被ばく。その後遺症に苦しみながら、仏教に傾倒し、後に仏教伝来の道であり、東西の文化を結ぶシルクロードへの憧憬をいだくようになります。
美術鑑賞のあとは、タコめしを食べに、平山美術館の南側にある「瀬戸内大将めし ちどり」さんに行きました。生口島はまだ広島県なので、最後の広島割クーポンを使わせていただきました。食後は、近くの「しまなみドルチェ耕三寺店」でジェラートをいただきました。お店のすぐ隣に有名なレモンポストがあります。
そこから商店街を抜け、「瀬戸田サンセットビーチ」目指して自転車を走らせ始めたのですが、フェリーの時間が気になって、途中で引き返しました。瀬戸内クルージング・瀬戸田~尾道航路は、片道1300円(地域住民は1100円)、自転車は500円で載せられます。
ここまでの行程、まだまだ体力に余裕があると思っていたのですが、フェリーに乗ったとたん意識がなくなりました。相当疲れていたのでしょう。一日で尾道~今治を走りきるのは、やはり60歳台夫婦にはハードかもしれません。
でも、後半の大三島、伯方島、大島のほうが面白いという話も聞き、もし次のチャンスがあれば、今治から出発したいなと思っています。
お天気もなんとか持ってくれたし、楽しいサイクリングでした。
ふたたび尾道、しまなみ海道ドライビング
尾道でレンタサイクルとヘルメットを返して、1100円の保証料を受け取りました。フェリーで500円の運賃がかかったので、差し引き600円というところでしょうか。
駐車していた車に乗り込み、今度はしまなみ海道を車でドライブします。今まで自転車で走った橋を、もう一度車で走るのは感慨深いものがありますね。
伯方島で「マリンオアシス伯方」に寄り、今回来れなかった妹へのお土産のみかんやレモンを買い、伯方塩ソフトを食べました。
四国に入り、県道317号線を1時間走って、奥道後温泉に向かいます。ドライバーさん、サイクリングの後でお疲れ様です。
今夜の宿は、「奥道後 壱湯の守」です。
つづく