仁淀川カヤック体験
アラカン(アラ還暦)夫婦のカヤック体験を引き受けてくださったのは、「仁淀川アウトドアセンター」さんです。仁淀川の支流、土居川がS字型に蛇行する静かな流れを利用して、カヤックとSUP(スタンドアップパドルボート)体験をさせてくれます。
夏はジャバジャバ水の中にサンダルで入ったり、水着でびしょぬれということもできますが、3月なので、ごく普通の服装と靴でOK。よほどのことがないかぎり、水にぬれることはありません。
体験は2時間。15名ほどの参加者がチームを作って行動しました。最初にカヤックの操り方をしっかり学んでから、川に入ります。スマホは濡れても良い人は持っていけますが(スマホ用の防水袋に入れてきた方もおられました)、スタッフさんが写真とドローンを無料で撮ってくれ、あとでダウンロードできるサービスがあるので、特に必要ないと思います。
スタッフさんはとても良い人ばかり。雑談しながら自然とチーム全員が仲良くなれます。漕いでいるときは必死で、回りの景色を見る余裕があまりなかったのですが、あとで送られてきた写真と動画を見ると、どれほど美しい景色の中にいたか改めてわかります。
大満足で体験を終え、スタッフさんに別れを告げ車に乗り込みました。すぐ川向うのカフェ「池川茶園工房」の割引券をいただいたので、さっそく利用。テラスで茶畑を眺めながら抹茶プリンやソフトを食べていると、本降りの雨が降ってきました。
今の今まで雨がとどめられていたことを知り、神さまに感謝。
オレンジフェリー
実はスマホを忘れて引き返すというハプニングがあり、激しい雨もあいまって、行程は遅れていました。結局、にこ淵にも寄れず。
あたりはどんどん薄暗くなり、おなかも空き、口数も少なくなります。
オレンジフェリーの乗船開始時間は午後8時。どこか寄り道をして食べるより、オレンジフェリーのレストランで食べようということになり、そのまま東予港に向かいました。
薄暗い夜道をカーナビにまかせて走っていたのですが、なんだか変です。海は右側のはずなのに、左折の指示を出してくる。
従っていくと、なんと田んぼのあぜ道を「左折、左折」とくるくると回り始めた!
カーナビの誤作動でした。知らない土地でカーナビがあてにならないドライブ旅行は大変です。逆に、ここまでの旅がどれだけスムーズだったかを思い知るできごとでした。
幸い、誤作動はすぐに治り、無事東予港に着きました。
検温と簡単な質問のあと、係員の誘導にしたがって車を所定の位置に駐車し、受付の建物に入って、発券してもらいます。
時間になると、誘導に従って乗船。大型トラックの隙間にぴっちりと停めさせてもらいました。
オレンジフェリーは全室個室です。私たちが取ったのは、一番安いシングルルームでベッドとデスクがついていますが、内側からしか鍵がかからないので、荷物は最低限の着替えと洗面道具のみ持ち込みました。トイレと洗面台は共同。
シングルデラックスだと鍵がかけられ、部屋に洗面台があり、浴衣がついてきます。
船内はホテル並みに豪華で、大浴場やレストランもあります。夕食は「宇和島鯛めし」を注文しました。鯛のおさしみと卵と御出汁をご飯にかけて食すという、宇和島の郷土料理です。
レストランも大浴場も含めて、船内の施設は乗船から出航までの間も利用できるので、出航時間の10時にはすでにベッドインしておりました。
翌朝は、6時出発を選んだので、5時半に朝食をいただき、6時ぴったりには車に乗り込みました。(ゆっくりしたい人は8時までいられるそうです)
家に到着して3日分の洗濯をしてから、日曜礼拝へ行きました。フェリーは夜寝ているあいだに運んでもらえるので、時間を得したような気分です。
あまりにも詰め込みすぎて、予定どおりに行かないことも多かったのですが、せめてもう一泊できれば、この旅行は絶対に楽しいと思います。ぜひぜひ参考になさってください。
盛りだくさんの旅でいらっしゃいましたね!
ご一緒させていただいた気分、楽しませていただいてありがとうございます!
AYAさん
コメントありがとうございます!
一か月以上経った今でも、なつかしく思い出します。思えば外国にはあちこち行きましたが、国内旅行は手付かずだったんですよね。
関西に住む者にとって、四国は比較的近くて、どこを切り取っても見どころがいっぱいです。特に、朝ドラで仁淀川が有名になったのがうれしいですね。
いつも覗いてくださってありがとうございます(動きのないサイトですみません)。