二日目の朝は、感謝なことに、曇りながら雨とは無縁。
朝食にと楽しみにしていた「パン屋航路」さんは、改築工事中でお休みでした。しかし、ホテルと同じ海岸通りに「パンのなる木」さんが朝から開いているのを発見。しかも、パンといっしょに揚げ立てサクサクのコロッケも売っていて、ホテルのデロンギコーヒーとともにいただきました。
いよいよ、しまなみ海道サイクリング
「しまなみレンタサイクル」尾道ターミナルで、クロスバイクを2台予約していました。一台につき2000円、保証金が1100円で、10か所のターミナルのどこででも返却することができます(ただし、返却地が同じでないと保証金は返ってきません)。
ママチャリしか乗ったことがない私。乗りこなせるかどうか不安でしたが、係の方がサドルの調整をしてくださり、意外と簡単に乗ることができました(ただ、乗り降りの足さばきはなかなかむずかしかったです)。
全部で70キロのしまなみ海道ルートのちょうど半分しか乗らないので、たいしたことはないのですが、それでもいろいろ準備はしていました。
知り合いの方からサイクルインナーを借りたり(写真は私じゃありません)
ボトルホルダーはバイクに備え付けてありました。ヘルメットも無料で貸し出しされます。あとは、雨や陽射しに備えて、ヘルメットの内側にひさしのついたサイクルキャップを準備しておくとよいと思います。
向島は比較的短い距離です。海沿いの道に出て、白い橋のたもとをくぐって少し行くと、左手に橋への登り道がありますが、気がつかずに通り過ぎてしまう人もいるようです(←うちの夫)
橋を渡るたびに、約3度の勾配の登り坂が1キロ続きます。反対に降りるときは、同じだけ下り坂があるというわけ。橋の前後さえがんばれば、ほぼ問題ありません。
クロスバイクは変速ギアがついているので、ママチャリよりずっと楽。レンタルサイクルの係員さんによれば、初心者はフロントギアは触らず、リアギアを変えながら走るだけでよいそう。実際、橋の登りと下りで、こまめにリアギアを変えると、とても楽でした。
因島へ渡る因島大橋は、2階部分が車道、1階部分が歩行者・自転車・バイク専用道になっています。その日は、バイクも自転車もすれ違いませんでしたが、けっこう歩行者の方がいらっしゃいました。
因島で何が楽しみかと言ったら、はっさく大福です。
有名なお店は3つありますが、私は生口橋のたもと、「はっさく工房 まつうらや」さんへ行きました。
いちご大福とはっさく大福を買いましたが、このジューシーな酸味としつこくない甘さが、サイクリストの必要とするすべてを満たしてくれるのだなと思います。
(ところで、もうひとつのはっさく大福の店「因島 はっさく屋」さんのはっさく大福は、月に一度、西宮のエビスタの阪神百貨店で買えるのですよ。)
生口橋は、因島大橋と違って、車道と並行に自転車道が走っています。だから、とっても安全だし、景色がよくて、風がさわやか。
つづく