昔は他愛なく、アニメや小説、マンガの主人公に萌えて、一日彼らのことばかり考えたものですが、さすがに今はそういうことも少なくなりました。
けれど、何歳になっても、何かステキなものに心奪われる気持は持ち続けていたいものです。
というわけで、今日は久々に萌えた、美しい画像をご紹介します。
SD(スーパードルフィー)と呼ばれるドールをカスタムして公開しておられるAkiraさんのブログです。
→ Akiraさんのブログ「diary」
知識がないので説明が間違っているかもしれませんが、カスタムとは、購入したドールをパテを塗ったり削ったり、パーツをチェンジしたり化粧したりすることのようです。そして、さまざまな衣装やアクセサリをまとわせる。Akiraさんは、アクセサリの制作も手がけておられます。こうした努力の末、かわいらしく、あるいは妖艶に変身したドールを、美しい写真に仕上げるのです。
同じドールが少年にも少女にもなり、英国貴族にも白拍子にも変化します。化粧や写真を撮る角度によって、まるで生きているのかと思うくらい、いろいろな表情を見せてくれます。
もうどの写真も、ほれぼれするくらい素晴らしいものばかりです。
もともと私がこのブログを知るきっかけは、ある読者さまが「ラディクにそっくりな画像があります」と紹介してくださったことでした。Gさん、その節はありがとうございました。
本当にGさんのおっしゃるとおり、ラディクそっくりでした。吟遊詩人のラディクは、じゃらじゃらしたアクセサリをつけているという設定なのですが、なるほど蒸気機関文明の時代、中世っぽいアクセよりもむしろ、こういうものを身につけていたのかもしれませんね。
説明を連ねるより、実際にご覧ください。(Akiraさんには、「自分の小説のキャラに似ている」という紹介のしかたをすることについて、快くご承諾いただきました。ありがとうございました)
「新ティトス戦記」のラディクのそっくりさん(と私が勝手に思っている画像)
もうひとつ、「ディーターと赤ちゃんの聖だ」と私が叫んでしまった画像があります。
「EWEN」のディーターと聖(と私が勝手に思っている画像)
こちらもすてき
ついでにAkiraさんのウェブサイトにも、リンクを張っておきますね。現在はこちらの活動がメインだそうです。
Robin’s Egg
こちらのサイトでのお気に入りは、一番男っぽいウィリアムズくんです。もちろん他の少年少女ドールたちもみんな美しくて、見ていると時間の経つのを忘れます。
私が書いた小説が、読んでくださる読者さまのイメージを掻き立て、紹介していただいた画像が、また私のイメージを掻き立てる。本当に創作する者のハシクレとして、こういう広がりは幸せなことです。
今年は、幸先のよいスタートとなりました。
本日二度目まして。
いやー、無視できない記事をアップなさっておられたので、ちょこっとコメントをば。
SD、ワタシも大好きなんですよ。結構値が張るのでなかなか手は出せませんが、一時は自分で粘土を使って作ろうと、球体関節人形サイトを見て回って図面まで引きました。
今となってはそんな余裕も無くなって、アイ(目)とかウィッグとか衣装用のハギレなどの小物が空しく残るのみ…。しくしく。
具体的なビジュアルがあると、創作する上で勢いが出ますよね。
いやー、それにしても姉御も耽美なものがお好きだとは!
ふふふ、ワタクシの脳内で同士認定です。
反応早っ。二度目のお越しありがとうございます。
そう言えば、nyansukeさんのところで、「球体関節人形」なる言葉を拝見したことありましたね。
あのときは、あまり関心なかったのですが、実際画像を見てみると、ハマりましたよ。耽美仲間決定ですね、私も(笑)。
でも、絶対に自分で作ろうなんて思いません。見て楽しむだけで十分。だって不器用なんだもん。
nyanさんは、これと思ったら自分で納得するまで創るもんなあ。着メロしかり、レザークラフトしかり。尊敬です。
Akiraさんて、メインのサイトが別にあったのですね。新年早々から萌え死にそうです。
このサイトを見つけたきっかけも面白いもので、「新ティトス戦記」のキャラを想像していたところ、エリアルの描写で
「エリアルは騎士装束に身を包み、腰には銀の象眼模様の剣。幅の広いサファイア色のサークレットで長い髪をまとめて、女性であることを隠している。」と言うのがあったのです。
「男装に使えるサークレットってどんな物?」と、サークレット画像を漁りまくったところ、Akiraさん手製のサークレットを着けたドールの画像を目にし、サイトを拝見した次第でした。
何もかもがbutapennさんの小説につながっているようで、楽しいくも不思議な感じです。
ところで、一体エリアルのサークレットってどんな物でしょう?
Gさん、もといGranatusさん、こちらにもようこそ。あらためて、いろいろと教えてくださってありがとうございました。
Akiraさんのあのサイトは、本当に眼福ものです。拝見するだけで、もだえます(笑)。
エリアルにそんな描写がありましたか(おい)。
「サファイア色の幅広のサークレット」に関しては、そんなにしっかりとイメージがあるわけではありません。ヘルムのような頭頂はありませんが、側頭と後頭部をすっぽり覆う形であることは確かです。エリアルはセミロングの髪をくるりと無造作に結い上げて、そのサークレットに押し込めるので、いつも乳母を嘆かせています。
あえて挙げれば、「ヴァルキリー・プロファイル」みたいな感じでしょうか。
http://www.cf-network.com/cfan/article_retro.php3?id_article=2311